エピソード3(脚本)
〇荒廃した市街地
ホーク「本気でかかってきな 40%とかみたいな 出し惜しみしてたら 一瞬でお前死ぬぜ」
ガルスデン「フッ 余裕こいてると 貴様の方が先に死ぬぜ」
ホーク「なら 天空騎士一番のスピードを 見せてやるぜ」
ガルスデン「見えない・・・・・・ぐはっ」
ホーク「どうやら かわすことすら 無理だったみたいだな」
ガルスデン「こんなのかすり傷だ」
ガルスデン「俺の攻撃 受けてみろ」
ガルスデン「ハハハハハ 消し炭かよ 口ほどにもねぇ」
ホーク「残像だ」
ホーク「次で終わらせてやる」
ガルスデン「腕が鈍ってやがる (確実に殺される)」
ガルスデン「悪いが 貴様の相手をしてる暇がなくなった さらばだ」
ガルスデン
逃げる気だな
失望した
死ぬがいい
ガルスデン「シャグナス 待ってくれ 本気を出す 頼む」
ガルスデン「心臓が破裂しそうだ くそっ シャグナス ベルナス 許さ・・・・・・な・・・・・・い」
ホーク「自爆したのか・・・・・・」
ホーク「あと程度の相手なら 苦労はしないんだがな・・・ 魔王たちの部下に どんな奴らがいるのか・・・ 偵察するかな~」
〇暗い廊下
その頃
一真たち
三人は10階層まで
進んでいた
ビクトール「おいおい セシリーちゃん 荷物持たせ過ぎだぜ」
セシリ-「ほとんど 戦ってないんだから エストばっかり 戦わせて」
ビクトール「盗賊と剣士だぜ 比べる必要ないし エストは強すぎだ」
矢吹一真「しかし この宝箱で見つけた この剣は凄いよ」
ビクトール「それ フレイムソードな 🌟3くらいのレア武器だな 俺には扱えないからな」
セシリ-「さっさっさ さくっと 15階層のボスを倒してしまうわよ」
ビクトール「休憩させてくれ 死ぬわ」
セシリ-「荷物のくせにだらしないわね」
ビクトール「俺を荷物持ちにする セシリーちゃん 悪魔だぜ」
セシリ-「私は天使です 優しい優しい天使なの」
矢吹一真「少し休憩しょうよ姉さん」
ビクトール「大いに賛成」
セシリ-「仕方ないわね」
〇炎
ベルナス「まさか・・・・・・ 人間一人も殺せてないとは」
アシュラダシュ「天空騎士がまさか あんな・・・街に現れるなんて」
ラダデリシュ「私の所にも現れました」
ベルナス「それでおめおめ 帰って来たのか・・・」
アシュラダシュ「申し訳ありませんベルナス様」
ラダデリシュ「お許しくださいベルナス様」
ベルナス「シャグナスの部下の一人が 死んだぞ~天空騎士に殺された」
ラダデリシュ「そんな・・・ 天空騎士って 予想以上に強いのでは」
アシュラダシュ「私は 勝てる自信があります 取っておきの召喚獣が居ますし」
ベルナス「俺の顔に泥を塗る気か お前たちは お前たちの代わりなど 居ることを忘れるな」
ラダデリシュ「ははぁ」
ベルナス「アルザード アルザードはいるか?」
ここに居ります!ベルナス様
アルザード「竜魔神アルザード 参上致しました ベルナス様」
ラダデリシュ「アルザード」
ベルナス「アルザード 帝国バルガスト攻略は どうなっているのか~ 報告しろ」
アルザード「あと3日もあれば 滅びます ベルナス様」
ベルナス「フッ 10日って 言ったのに 今・・・2日 5日で壊滅とは 早いな」
アルザード「ありがたき お言葉」
ラダデリシュ(あのバルガストを こうも早く滅ぼすの こいつは・・・・・・ あり得ない さすが・・・・・・ベルナス様の右腕)
アルザード「でわ 失礼します ベルナス様」
ベルナス「あと インドラは居るか?」
インドラ「インドラ ここに推参しました」
ラダデリシュ「インドラ・・・・・・」
ベルナス「お前には ラザニア王国 進行を頼んでいたが・・・ どうだ?状況は」
インドラ「ははぁ ラザニアは あと2日もあれば 滅びます」
ベルナス「東と西を同時に攻略され 南は陽動と知らず 天空騎士団長を 南に足止めさせたからな」
ラダデリシュ「使い魔が来ました」
ベルナス様
ベルナス様
シャグナス様がお越しに
なられました
シャグナス「やはり ここは 暑いよベルナス兄さん」
ボルシャグマ「ベルナス様 お初にお目にかかります ボルシャグマと申します」
シャグマ「私はシャグマと申します シャグナス様の細胞から 生まれたクローンです」
シャグナス「お前たちは 席を外してくれ なんなら 西と東に参加してもいいぞ」
ボルシャグマ「俺は西へ」
シャグマ「私は東へ」
シャグナス「さてと 少し見れたが アルザード インドラは強いね」
ベルナス「誉め言葉と受け取っておく」
シャグナス「そこの女はお前の娘みたいな 魔神かな~」
ラダデリシュ「滅相もございません」
ベルナス「その通りだ 大事な娘だ」
シャグナス「可愛がられているな~お前は」
ラダデリシュ「ありがたき幸せ」
ベルナス「下がっていいぞ」
ラダデリシュ「ははぁ」
ベルナス「シャグナス とりあえず お前の部下二人 俺の部下二人で四人だな」
シャグナス「もう一人居るんだけどね」
ベルナス「俺にも一人居るがな」
シャグナス「6魔神将軍にするかい?」
ベルナス「将軍か・・・・・・ 古くないか・・・・・・」
シャグナス「6大魔神とか シンプルにするかい?」
ベルナス「それで決まりだな」
シャグナス「ボクの情報だと 天空騎士の手練れは 六人のはずだ 一人殺したらしい ボクの部下が エストリアとか名乗ったらしい」
ベルナス「一番弱かったんじゃないか?」
シャグナス「部下は静養中さ」
ベルナス「ガルスデンは 部下に入らないのかな・・・・・・」
シャグナス「捨てゴマにすぎないよ」
ベルナス「天空城を攻める日も近いな」
シャグナス「そうだね」
ベルナス「天空王ファウストだったかな あれを殺せば 天空騎士たちは ちりじりになるな」
シャグナス「そうだね 西と東を滅ぼし 終わったら 天空城でいいんじやない?」
ベルナス「アルザード一人でも ファウストは殺せると思っている」
シャグナス「信頼してるね」
シャグナス「ボクは新しい二人の城を 北に建設中なので 視察してくるよ」
ベルナス「早いな シャグナスは 助かる」
シャグナス「完成したら 使い魔を送るよ じゃあね👋ベルナス兄さん」
ベルナス「面白くなってきたな この世界も もうすぐ俺のものに ハハハハハハ 笑いが止まらん 二人ともこい」
ラダデリシュ「はい」
ベルナス「二人は 俺の隠し子だ なので 死ぬことは許さん」
ベルナス「言ってなかったが 俺は堕天使だ 俺は人間に子供を生ませた それがお前たちだ」
ラダデリシュ「私たちには人間の血が混ざってる?」
アシュラダシュ「そんな・・・・・・人間を嫌っていたのに」
ベルナス「心配するな 人間の血など ほどんどないに等しい 俺は堕天使と魔族の混血児 なので~心配するな」
ラダデリシュ(だから 私には 黒い羽があるのね)
アシュラダシュ(私は人間に近いのかよ)
ベルナス「お前たちは サラブレッドだ 俺の血筋を絶やさない為のな」
ラダデリシュ「私たちは ベルナス様の子供を生みます」
ベルナス「そう 焦るな シャグナスには 黙っていろ 天空城を落とした あとは・・・あいつを殺す」
アシュラダシュ「弟ですよ ベルナス様」
ベルナス「ふっ あいつは 魔族の血が薄いのだ なので・・・利用しているだけさ」
ラダデリシュ「着いて行きます 一生お側に・・・・・・」
ベルナス「少し休む 2人ともこい 共に寝るぞ」
アシュラダシュ「はい 身体を綺麗にして参ります」
〇謁見の間
ファウスト天空王「南のクルセルドは グランディア騎士団長が 苦戦しているのだな」
ルシム「エストリア様が 戦死なされました」
ファウスト天空王「天空騎士に 任命された ばかりだったのに・・・・・・」
ルシム「あと セシリア様も行方不明です」
ファウスト天空王「なんと・・・・・・ コロンは居るか?」
コロン「居ます」
ファウスト天空王「コロン セシリアの探索を頼む」
コロン「わかりました」
ファウスト天空王「ルシム お前は天空騎士見習い なので・・・戦闘はまだ、早い わかっているな」
ルシム「はい エストリア様の敵を討ちたいです」
ファウスト天空王「コロン すぐに旅立ってくれ」
コロン「行って参ります」
ファウスト天空王「マリンは居るか?」
マリン「ここに居ります」
ファウスト天空王「マリンは グランディスの加勢に向かってくれ」
マリン「西の国 東の国はどうするのですか?」
ファウスト天空王「レオンとカリンが 戻って来たら 向かわせる」
マリン「しかし 今さら向かわせても 手遅れでは・・・・・・」
ファウスト天空王「南に戦力を注ぎ込みすぎた わしのミスじゃ」
マリン「でわ グランディス団長の 手助けに 行きます」
ファウスト天空王「頼んだぞ・・・マリン」
ルシム「私は稽古に戻ります」
リーモット「カリン様 レオン様がお戻りになりました」
ファウスト天空王「呼んで参れ」
ファウスト天空王「レオン カリン ホーク どうするか・・・・・・」
レオン「二人 只今・・・帰還しました ファウスト王」
ファウスト天空王「二人に悲しい知らせがある エストリアが戦死した」
カリン「そんな・・・・・・」
レオン「マジかよ」
ファウスト天空王「そして 西と東の国が そろそろ・・・滅びるそうだ」
レオン「しかし あそこにも 手練れは沢山いるはず」
カリン「今から二人で行けば 間に合うのでは・・・・・・」
ファウスト天空王「いや・・・・・・ 不吉な予感がする ここに攻められる気がするのだ」
レオン「あり得ますね」
ファウスト天空王「カリンだけ ホークとグランディスを 呼び戻す役目を与える」
レオン「ホークは俺が探しますよ」
カリン「私はグランディス団長を ここに呼び戻す為に行きます」
ファウスト天空王「先にマリンを行かせている マリンはそこで グランディスの代わりに 指揮をさせることを伝えてくれ」
カリン「わかりました エストリアの回収もして来ます」
レオン「カリン すぐに戻れよ 天空城は絶対に守らないと」
ファウスト天空王「二人とも頼んだぞ」
レオン「わかりました」
カリン「必ず団長を連れてきます」
ファウスト天空王(私の封印を 解放する時が来たかもしれん)
〇基地の広場(瓦礫あり)
グランディス「エストリアはどこに居るんだ」
ミッドガルド「エストリアの姿を 見た奴は居るか~」
ラシェンドラ「子供を助けに行ったのを 見た騎士が居るらしいと 報告を受けました」
グランディス「エストリアの身に何か あったのではないか?」
ミッドガルド「あっちで エストリアの 剣と子供が居るそうです」
グランディス「俺が事情を聞いてくる モンスターの掃討を任せたぞ」
〇源泉
アイラ「お兄ちゃん お兄ちゃん」
グランディス「大丈夫だったかい?」
アイラ「強いお兄ちゃんが・・・・・・ お兄ちゃんが・・・・・・ 殺られたと思ったら 消えたの・・・・・・」
グランディス「消えた まさか・・・・・・ 魔王の側近クラスがここに・・・」
グランディス(この子供を使って エストリアをおびきだして エストリアと一対一にした 手練れの魔王の側近が居たのか・・・)
マリン「団長 ここに居たんですね」
グランディス「マリンか エストリアが消えた」
マリン「ゴメンね お嬢ちゃん あっちに他の騎士が居るから そっちに行ってくれるかな?」
アイラ「うん わかった」
マリン「エストリアが消えたって どういうことですか?」
グランディス「待て カリンの飛竜だ」
カリン「団長 お迎えに参りました」
グランディス「カリン エストリアが消えたのだ」
カリン「私は戦死したと聞きましたが・・・」
マリン「ウソだろ」
グランディス「いや・・・王は我々の生死がわかる と聞いたことがある・・・・・・」
マリン「エストリアの波長みたいな 生きてる痕跡みたいな ものがないって・・・ことですか?」
カリン「エストリアは 生きてる可能性もあると 私は信じたいの・・・」
グランディス「エストリアが死ぬはずがない」
カリン「マリン ここの指揮を任せるって ファウスト様から 伝言を預かりました 私は団長を天空城に 連れ帰ります」
グランディス「天空城に何かあったのか?」
カリン「いえ ここは魔王の戦略で 陽動だったみたいです 西と東の王国が 滅びを向かえています」
グランディス「モンスターだけ 大量に送り込んで 私を足止めしたのか・・・」
マリン「一杯食らわされましたね」
カリン「ファウスト王の予言では 天空城が攻められると・・・ 予感なされてます」
グランディス「あり得るな マリンは 残りモンスターを 全滅されてくれ」
マリン「任せてください」
グランディス「カリン 今すぐ天空城へ 戻るぞ」
カリン「はい」
グランディス「エストリア 安らかに眠れ」
カリン「エストリアの彼女 セシリアもここに来てたんでは・・・」
グランディス「エストリアに着いて行ったなら おそらく・・・生きてないだろう」
マリン「くそっ エストリアの弔い合戦だ」
グランディス「マリン 任せたぞ」
マリン「大暴れしますよ」
カリン「マリン行くわね エストリアとセシリア 亡骸の探索もお願いするわ」
〇暗い洞窟
ホーク「ここに違和感を感じていたんだが・・・」
ホーク「外から飛竜の鳴き声がしたな・・・」
レオン「ホークの飛竜と俺の飛竜は 呼び寄せられるからな~ すぐ~わかったぜ」
ホーク「帰還命令か?」
レオン「あ~その通りさ」
ホーク「ここを調べておきたい」
レオン「なんか きな臭いな ここは モンスターの血の匂いがしやがる」
ホーク「グランディスたちは どうなってる?」
レオン「団長には天空城帰還命令が出てる あと・・・エストリアが戦死した」
ホーク「そうか・・・ エストリアを殺す輩が 魔王の部下に居るんだな」
レオン「エストリアの敵は必ずとる」
ホーク「魔王の側近が一人 俺の所に来たな 自爆したみたいだが・・・」
レオン「さすがだな ホークは~」
ホーク「ここを調査して 戻るぞ レオン」
レオン「あぁあ わかったぜ」
この先に何があるのか・・・・・・
ホークとレオンは
中へと入っていく
天空城の危機が迫っている
魔王ベルナスたちと決戦は
始まろうとしていた
エピソード3END
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