地獄から這い上がる

マナ

仲間との出会い(脚本)

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〇魔界
  ゴリラと間違えられて地獄に落とされた大樹。
  地獄から抜け出すため、そして自分をこんな目に合わせた天使の上司に報告するため、彼の死闘?が始まる
須郷 大樹「地獄を抜け出すのはいいが、どうすればいいんだ?」
須郷 大樹「地獄ってのはあれだろ。針の山を登ったり血の池に落とされたりとか・・・」
須郷 大樹「絶対嫌だ!!!・・・けどどうすれば!?」
「困っているようだな!!!!」
須郷 大樹「だ、誰だ!!!?」
田島 雅彦「驚かせて悪いな」
須郷 大樹「あんたは?」
田島 雅彦「俺は田島 雅彦(たじま まさひこ)。鉄血の雅彦とでも読んでくれ」
須郷 大樹(鉄血・・・?)
須郷 大樹「俺は須郷 大樹だ」
田島 雅彦「二つ名は?」
須郷 大樹「二つ名?」
田島 雅彦「あったほうがカッコいいだろ?」
須郷 大樹「えっと・・・そういうのは・・・ないかな?」
田島 雅彦「無いのか・・・まぁいい。おい!!お前も来いよ!!」

〇魔界
加藤 学「やぁ、新入りかい?僕は加藤 学(かとう まなぶ)」
須郷 大樹「大樹だ。ここにいるってことはお前たちも地獄に落とされたんだな」
加藤 学「ああ。僕は君が地獄に落とされる3ヶ月前にここに来た。だから地獄のことはある程度は知っているよ!」
田島 雅彦「俺は2ヶ月前だな」
須郷 大樹「本当か!じゃあ教えてくれ!」
加藤 学「いいとも。まずここは四界獄と呼ばれている」
須郷 大樹「四界獄?」
田島 雅彦「四番目の地獄のことだ。地獄は一から十まであるらしい」
加藤 学「一番上が一界獄。一番下が十界獄。罪が重いほど下に落とされる」
須郷 大樹「じゃあ四界獄ってことは・・・」
加藤 学「まぁ、重くもないが軽くもない罪を犯したってことさ」
須郷 大樹「そんな・・・馬鹿な・・・」
加藤 学「ここにいたら僕たちは地獄の住人の仲間入りってことだ。だからなんとしても地獄を抜け出さないといけない」
須郷 大樹「けど一体どうやって?」
田島 雅彦「それについては大丈夫だ!地獄の住人が上に登るための階段がある!」
須郷 大樹「いやおかしいだろ!!ここって地獄だろ!?なんだよ地獄の住人用の階段って!?」
加藤 学「それについては僕も疑問に思っていた!なぜエスカレータじゃないのかと!」
須郷 大樹「そういうことじゃねぇよ!!」
田島 雅彦「まぁ落ち着け。とにかく地獄から出るには上に上がるしかない。そして階段がある。なら登るしかない!細かいことは考えるな!」
須郷 大樹「・・・いろいろと納得はできないが、仕方ない」
須郷 大樹「こうなったらなにがなんでも上に登ってやる!!!!」

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