勤め先のカフェは悪の組織支部店です

小夜紅テルン

【第6話】 ボーダムの来店です。(脚本)

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小夜紅テルン

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〇シックなカフェ
  前回までのあらすじ
  シャグランとボーダムの関係に関してシャグランから相談を受けた結葉。
  結葉は自分の好きを素直に伝え、楽しさを分かってもらえればいいのではと伝える。

〇洋館の廊下
  早速シャグランはボーダムをカフェに誘う。ボーダムはそれを了承し、カフェに行くことになるのであった

〇シックなカフェ
甘咲 結葉「いらっしゃいませ!!」
シャグラン「やぁ、来たぞ」
甘咲 結葉「シャグランさん!!こんにちは!! と、そちらの方が・・・」
ボーダム「・・・ボーダム」
甘咲 結葉「そうなんですね!!んーと、じゃああそこのテーブル席にどうぞ!!」
シャグラン「ああ、助かる」
ボーダム「・・・・・・」
甘咲 結葉「こちらの席にどうぞ!! 注文が決まったら教えて下さい!!」
シャグラン「ほら、これがメニューだ」
ボーダム「それくらいわかるよ」
シャグラン「どれが飲みたい?あぁ、スイーツも食べていいぞ」
ボーダム「・・・・・・じゃあこれ」
シャグラン「パンケーキか」
ボーダム「・・・別に深い意味はないけど あと飲み物は・・・アンタに任せるよ」
シャグラン「え?」
ボーダム「オレが選んでも同じだし 付き合いの長いアンタならオレの嗜好くらい分かるでしょ」
シャグラン「・・・そうだな じゃあキャラメルマキアートで」
ボーダム「・・・・・・キャラメル・・・?」
シャグラン「すみません、店員さん」
甘咲 結葉「はーい」
シャグラン「キャラメルマキアートとキリマンジャロをそれぞれ一つ。あとホットケーキを」
甘咲 結葉「かしこまりました!!」
甘咲 結葉「修さーん、キャラメルマキアートとキリマンジャロとホットケーキ一つでーす」
四島 修「了解、とっても美味しいもの作るね」

〇広い厨房
四島 修「よーし、とびきり美味しいものを作ってあげようっと」
四島 修「えっと、キリマンジャロがシャグランさんでキャラメルマキアートがボーダムさんかな? ということは甘いものが好きなのかも」
四島 修「いやまてよ、わざわざキャラメルマキアートということはキャラメルが好きなのかもな」
四島 修「ただ甘いものが飲みたいならアイスミルクでもいいからね」
四島 修「少しサービスしてあげようっと」

〇シックなカフェ
甘咲 結葉「お待たせしました〜!!」
シャグラン「ああ、ありがとう」
ボーダム「・・・これがキャラメルマキアート?」
ボーダム「・・・美味しそうじゃん」
甘咲 結葉「わぁ、ありがとうございます!!」
ボーダム「・・・それで、食べればいいの?」
シャグラン「ああ」
ボーダム「・・・それだけ?」
シャグラン「それだけではない。誰かと来たときはお喋りしながら食べるんだ」
ボーダム「お喋りしながら?」
シャグラン「そうだ、お喋りしながら食べるんだ 悩み相談でもいいぞ」
ボーダム「悩み相談、ねぇ」

〇広い公園
ボーダム「・・・ねぇ、一緒に遊ぼうよ」
子供「やだよ、絶対お前が勝つし つまんないよ」
子供「なぁもう行こうぜ 俺の家でゲームしない?」
ボーダム「あっ、待って・・・」
ボーダム「・・・・・・」
ボーダム「・・・つまんない、か・・・」

〇シックなカフェ
ボーダム「・・・・・・」
シャグラン「どうした?」
ボーダム「なんで構ってくれなかったの」
ボーダム「なんで一人にしたの」
ボーダム「なんで一緒にいてくれないの」
ボーダム「一人はつまんないのに!!」
シャグラン「・・・・・・」
シャグラン「落ち着くんだ キャラメルマキアートを飲んで一息つくんだ」
ボーダム「・・・うん」
  ゴクリ
ボーダム「・・・甘い」
シャグラン「少しは落ち着いたか? 私がお前のメンタルを刺激してしまったのもあるがな」
シャグラン「心が荒んできたらカフェでゆっくり一息つく、そうするとなんだか心が落ち着いてくるんだ」
シャグラン「悲しいときも、苦しいときも。こうして心を落ち着けられるんだ」
ボーダム「・・・心を落ち着けられる場所を作ってほしくてここに呼んだの?」
シャグラン「そうだ」
シャグラン「ま、まさかカフェは性に合わないとか、 心を落ち着けられるならもっと他にあるとか言うのか?」
ボーダム「・・・ま、一人で来たら心を落ち着けられるなんてないだろうね」
シャグラン「・・・?」
ボーダム「アンタと一緒に、なら また一緒に来てもいいかな」
ボーダム「このパンケーキ、キャラメルの風味して美味しいし オレ、キャラメル大好きなんだよね」
ボーダム「・・・思ったよりも騒がしくないし、いいね」
シャグラン「本当か・・・!! なら明日も来よう!!明後日も、明明後日も、五明後日も六明後日も!!」
ボーダム「それは飽きそう、やだ」
シャグラン「む・・・」
ボーダム「でもまぁ、ありがと」
シャグラン「ああ、こちらこそ ほら、パンケーキ冷めちゃうぞ」
ボーダム「あっ、そうだ 温かいうちに食べようっと」
ボーダム「・・・一口食べる?」
  続く

次のエピソード:【第7話】コレールの思惑です。

コメント

  • シャグランさんとボーダムさん、2人の雰囲気や会話内容がカフェとマッチしていてイイですね!2人が悪の組織の幹部であることを忘れそうになりましたww

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