第4話 朱莉と緋奈子の共通点(脚本)
〇ボクシングジムのリング
298...
299...
300...
緋奈子「ようやく300回サンドバックを叩けました!」
朱莉「あたしも300回ようやく叩けた!」
緋奈子「きつかったですね〜」
朱莉「ね〜」
こうして、今日のミッションを終えて帰路についた。
〇通学路
朱莉「すっごく驚いたよ!」
朱莉「緋奈子さんパンチ本当に強くなったね!」
緋奈子「腰を落としてから、しっかり狙う! っていう朱莉さんのアドバイスのお陰ですよ」
緋奈子「あと!サンドバックは、ヤツだと思って叩いています!!」
朱莉「パンチのフォームもカッコよかったよ!」
緋奈子「ありがとうございます!」
朱莉「聖夜決戦楽しみだね!」
緋奈子「はい!絶対に勝ちますよ!」
緋奈子「そのために、もっともっと練習しなきゃですけどね」
朱莉「一緒に頑張ろう!」
緋奈子「はい!」
〇住宅街の道
朱莉「そういえばだけどさ!」
朱莉「あたし達って共通点あるよね!」
緋奈子「えっ何だろう!?」
朱莉「2人の名前に赤色が入っているね!」
緋奈子「ほんとだ!」
緋奈子「朱莉さんの朱色と私の緋色だね!」
朱莉「そうそう!」
緋奈子「朱莉さんは、赤色が似合っていてカッコいいです!」
朱莉「ありがとう!! あたしは、赤色が1番好きなんだ」
朱莉「情熱の色だし、身につけると気持ちが前向きになるよね!」
緋奈子「私も、赤色は好きな方なんですが、、」
緋奈子「身につけるのは、自信がなくて」
緋奈子「その靴も素敵ですね!」
朱莉「これねぇ」
緋奈子「あっ! 今ニヤけました!」
緋奈子「その靴で何かあったんですか?」
朱莉「蹴りまくってしまったなぁって思って」
〇シックな玄関
朱莉「潰れてしまえ!!」
朱莉「てぇぇぇい!!」
ぎぇぇぇぇぇ〜〜
助けてくれぇ〜〜
朱莉「てえぇぇぇぇい!!」
男の大事なところがぁ〜
潰れてしまうぅぅ〜〜〜
〇住宅街の道
緋奈子「徹底的に弱点を潰したんですね!」
朱莉「まぁ、命奪おうとしたからね」
緋奈子「私も自信が欲しいなぁ」
朱莉「色からモチベーションを貰うのもいい方法じゃないかな!」
朱莉「占いで赤色は、勝負運が上がるから」
朱莉「ここぞという時に力を発揮できるかもね」
朱莉「それに、赤は、女子力も上がるよ!」
緋奈子「私も普段赤は身につけないけど、靴辺りから始めてみようかな!」
朱莉「いいじゃん! もしだったらお揃い買おうよ!!」
緋奈子「あっ! それいいかも!!」
緋奈子「練習のモチベーションも上がりますね!」
朱莉「じゃあ、早速駅ビル行こうか!!」
緋奈子「思い立ったら即行動ですね♫」
2人がこの先どうやってやっつけるか、気になりますね。