第7話 88日目(脚本)
〇おしゃれな大学
くう「あっ!メグじゃない?」
真琴「そうだそうだ!走ろう! メグ~!!」
メグーっと後ろから抱き着く真琴
メグ「やだービックリするでしょ!」
真琴「ごめんごめん もううれしくって・・・」
くう「メグおはよう 落ち着いた?」
メグ「うん、まーねー それにしてもその節はありがとねー 買い物してきてくれたりさー ほんと助かったよ」
真琴「もっと早く言ってくれたらよかったんだよ」
くう「そうそう 一人で何でもできるって思っちゃうのがメグの悪いところだよ」
メグ「そうだねー 二人が来てくれてママも喜んでたよ 二人からパワーもらってた感じだった」
真琴「そうだよー看護人が疲れてたら、お母さんにパワーあげられなかったでしょ」
メグ「そうだね あの頃、ママ「メグごめんねー」って謝ってばっかりだった よっぽど疲れてるように見えたんだろうね」
くう「ほんと誰にも頼らないで いつも一人で解決しようとするんだからさ」
真琴「そうそう!だからかわいげないって思われるんだよ」
メグ「どうせ かわいげないですよ!」
くう「「人という字は互いに支え合って人になる」って金八先生が言ってたって、うちのパパいつも言ってる」
真琴「キンパチ先生!?確かにイチとイチがもたれ合ってるのが人だねー」
メグ「持つべきものは友だねー 今日はお二人に感謝の意を表してA定食おごらせていただきます」
くう「やったーA定食! 持つべきものは友だねーやっぱり」
〇学食
くう「A定食いまや540円 庶民には手が届かないよ 持つべきものはメグ様です。 いっただきまーす」
真琴「いっただきまーす!」
メグ「学食めっちゃ久しぶりだーいただきます」
くう「で、少しは落ち着いたの?」
メグ「まだまだ 学校来ないと単位がやばくなっちゃうから出てきたけど・・・」
真琴「色々大変そうだねー」
メグ「やっとレンタルしてた介護用品の返却が終わったところ・・・手続き関係はあの人がしてるみたいだけど・・・」
くう「お父さんどうなの?」
メグ「よくわかんないけど、急に低姿勢になってる」
くう「いじめてた相手が病気になって死んじゃって反省してるのかな」
メグ「とりついてた何かが出て行ったみたいな感じかなー でも、私は許さないけどね」
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