【第2話】 美味しいメニューを作ります。(脚本)
〇シックなカフェ
ここまでのあらすじ
悪の組織総帥コレールにアジトを案内され
アジトの内部構造というとてつもない重要な情報をゲットした修と結葉。
組織内のお金のやりくりの仕組みも知ったところで、
二人はカフェの準備に着手することに。
甘咲 結葉「コレールさん会議に行きましたね」
四島 修「何を会議しているんだろう・・・」
甘咲 結葉「とにかく、私達はカフェの準備をしましょう!!」
四島 修「カフェといったら何があると思う?」
甘咲 結葉「コーヒーですね、何種か豆を用意したいです!!」
四島 修「苦いものが苦手な人のために砂糖や牛乳も必要だね」
甘咲 結葉「あとスイーツ!!コーヒーと一緒に食べるの大好きです!!」
四島 修「コーヒーの他にも紅茶とかソフトドリンクも用意したいね」
甘咲 結葉「よし、倉庫に取りに行きましょう!!」
〇古い倉庫の中
甘咲 結葉「コーヒー豆見つけました!!」
四島 修「牛乳もあったよ!!」
甘咲 結葉「砂糖もありました!!」
四島 修「あとは紅茶の茶葉だね」
甘咲 結葉「紅茶の茶葉って言っても色々ありますよね」
四島 修「缶に入ってたり紙箱に入ってたりね」
甘咲 結葉「あっ!!」
甘咲 結葉「凄く高そうな紅茶を見つけました!!」
四島 修「でかした!!」
甘咲 結葉「早速美味しい紅茶を淹れてみましょう!!」
〇シックなカフェ
四島 修「さっきの茶葉を使って淹れてみたよ」
甘咲 結葉「早速飲んでみましょう!!」
ゴクゴク・・・
四島 修「これはアールグレイだね」
甘咲 結葉「何だか香り豊かで美味しいです!!」
四島 修「これ、どこで買ったんだろう・・・」
甘咲 結葉「こんな時はコレールさんに聞いてみましょう!!」
四島 修「そうだね、たしか部屋に置いてあったパソコンにメールアプリが入ってたから・・・」
甘咲 結葉「スマホじゃだめなんですか?」
四島 修「スマホは圏外だったよ」
四島 修「えーっと、まずパソコンで写真を取って」
四島 修「これをメールに添付して、」
四島 修「『お疲れ様です。もし差し支えなければ、こちらの紅茶の茶葉をどこで仕入れたのかを教えていただけますか?』、と」
四島 修「送信!!」
甘咲 結葉「返事来るといいですね〜」
ポロンッ
「早っ!?」
『その紅茶は僕がネットストアでお取り寄せした紅茶だよ~
気に入ってくれたならまた買うね』
甘咲 結葉「ネットストアでしたか・・・!!」
四島 修「でもそれならいつでも取り寄せて貰えそうだね」
甘咲 結葉「それじゃあこれで飲み物はOKですね!!」
四島 修「あ、そうだ あと」
四島 修「冷蔵庫に入っていたもので作ってみたよ」
甘咲 結葉「冷蔵庫にも何かあったんですか!?」
四島 修「うん 冷蔵庫には牛乳とバターが入ってたよ」
四島 修「ホットケーキミックスは戸棚に入っていたんだ」
甘咲 結葉「ちょっと一口頂きます・・・」
もぐもぐ・・・
甘咲 結葉「美味しい!!」
甘咲 結葉「これも商品にしましょう!!」
四島 修「あとこれも」
甘咲 結葉「美味しそう!!」
四島 修「これも」
甘咲 結葉「誘惑がすごい・・・!!」
甘咲 結葉「食べたいけど・・・ 全部食べたら太りそうです・・・」
四島 修「じゃあ全部売れそうかな? 結葉はお菓子に関して手厳しいし」
甘咲 結葉「そうしましょう!!」
四島 修「さて、これでメニューは大方出来たかな? それじゃあ明日から営業開始だ!!」
甘咲 結葉「コレールさんに報告しましょう!!」
こうして、無事メニューを決めた二人。
明日からは営業が始まる。
しかし、二人はまだ知らない。
このカフェがこの悪の組織の未来を変えることになるとは・・・。
どんな感じのカフェ(コーヒーのみのストロングスタイル、ファミレスばりの多彩なメニューetc)になるのかと思っていたのですが、大枠が見えてきた感じですね。2人もある程度の目星が付いたようですし、、、いや、含みのあるラストのヒキッ!