〇特別教室
アンナ「オーホッホ・・・ラ！オラオラオラオララッラッラッ！」
ロレッタ「なにその笑い方！」
アンナ「もっと強くなりたい！ オラオラの最強の男の中の男になりたいですわ!!　だぜ!!」
ロレッタ「そうなんだ」
アンナ「で、ロレッタは男の中の男ってどんな奴だと思いますの？」
ロレッタ「そうだなー、人前で鼻くそほじるやつかな」
アンナ「えっ」
ロレッタ「全く人の目を気にしない強強メンタルじゃないとできないよね　鼻くそほじり」
アンナ「・・・」
ロレッタ「あと、パンツ一丁で家の中うろついたり？」
アンナ「ロレッタに聞いたのが間違いでしたわ」
ロレッタ「え？　自分でわかってるなら人に聞かないでよ」
アンナ「ウッ」
ロレッタ「自信持ちな！」
アンナ「ふう・・・ロレッタの方が男の中の男ですわ・・・」
ロレッタ「で、アンナの思う男の中の男って？」
アンナ「シオランさんですわ」
アンナ「オラオラした文体でカッコイイですわ！」
ロレッタ「じゃあアンナも本を出版してみたら？」
アンナ「!!」
アンナ「考えてもみませんでしたわ！」
アンナ「今、最高にオラオラした表紙のイメージが降りてきましたわ！」
ロレッタ「いいね！　応援するよ！」
アンナ「男の中の男って言ったら、なにかアクティブなスポーツタイプじゃないといけないと思いこんでましたわ」
ロレッタ「あ〜ね アンナが思う男の中の男らしさでいいと思うよ！」
アンナ「ですわね！　作りますわ！」
ロレッタ「おお・・・」
　　アンナ手作りの暗黒反出生飛び出す絵本詩集ができた
アンナ「そう・・・これ！　これですわ！　やりましたわー！」
ロレッタ「よかったね！　アンナ！」
アンナ「ロレッタのおかげですわ！ ありがとう！ この詩集、あなたにプレゼントしますわ!!」
ロレッタ「お・・・！　おう・・・」
アンナ「あら、迷惑だったかしら？」
ロレッタ「いや、ちょっとこの本開けるのがこわいよ！　なんか手に黒いのつくし」
アンナ「そう？　じゃあ、今度はロレッタが開けるのがこわくない本を作ってくださいまし」
ロレッタ「え！　私が？」
アンナ「合本にしましょう！ 分厚いほうが強そうでオラオラですわ！ 鈍器にしたい！」
ロレッタ「それは楽しそう 本って見た目や重量感でも男の中の男らしさが出せるね！」
ロレッタ「やってみる！」
アンナ「オーホッホッオラオラオラ!!! テンションマックスですわ！」
アンナ「ロレッタと本を繋げ合わせ続けて 万里の長城のようにしたいですわ！」
ロレッタ「さすが男の中の男！ スケールがでかいね！」
アンナ「うふふ」