〇けもの道
ゼロ＝ローズ・グランズドリィー「あぁ〜 マジで上がらねぇよ〜」
　　事の経緯を説明すると・・・
　　先程、旅を開始して１時間後・・・
　　王都から追放された後・・・
　　森林をそのまま真っ直ぐ・・・探索をしていたら・・・
　　モンスターである大熊と会い、戦いました。
　　結果、苦戦することなく簡単（ワンパン）でした。
　　ちなみに、熊のレベルは100だ。
　　おかしいなぁ〜。俺、レベル１なのに
　　なんで、倒せたんだ？
　　まぁ、分からんけどいいか。
　　とりあえず、今は・・・捌いた熊の肉をバラバラにしてリュックに入れている。
　　ちなみに、リュックは・・・持参だ。
　　所謂・・・ポケットリュックと言う新時代みたいな感じだ。

〇洞窟の入口（看板無し）
ゼロ＝ローズ・グランズドリィー「とりあえず、ここで野宿するか・・・」
　　どこで、野宿するかと言うと・・・見ての通り、如何にも何かが怪しい洞窟だ。

〇岩の洞窟
　　俺は、その中に入って結構歩く。
　　だけど、おかしな点があった。
　　それは・・・。
ゼロ＝ローズ・グランズドリィー「おかしい・・・ モンスターが１体も居ない。 ────どうしてだ？」
　　そう。
　　この洞窟に、モンスターが１体も出て来ないのだ。
　　そして、結構進んだ結果・・・

〇牢屋の扉
ゼロ＝ローズ・グランズドリィー「なんだ？ このさぞかし怪しい扉は・・・」
　　いかにも、ダンジョンのボス部屋みたいな古びた扉があった。
ゼロ＝ローズ・グランズドリィー「──まぁ、入るか・・・」
　　俺は、その古びた扉をこじ開けた。

〇鍛冶屋
　　すると、灯りが付いたと同時に・・・
　　奥に剣や銃、盾に、防具や武器などが並べられていた。
　　俺は、近づこうとしたのだが・・・
「トラップ発動!! トラップ発動!!」
　　俺は、トラップに掛かっていた。
　　いや、仕込まれていたらしい。
　　どうやら、相当この武器達は・・・
　　レアリティが高いらしい。
　　そして、先程の熊よりも・・・デカイすぎる
　　レベル 999の龍のモンスターが現れた。
　　そいつをワンパンで蹴散らした。
　　ステータスデバイスの通知が鳴るのだが・・・
　　確認しようとすると・・・消える。
ゼロ＝ローズ・グランズドリィー「そう言えば、ステータス確認してないな。 まぁ、変わってないと思うが・・・見てみるか」
　　名前 ゼロ＝ローズ・グランズドリー
　　
　　Lv.1
　　
　　筋力：Z
　　体力：Z
　　知力：ZZ
　　魔力：Z
　　速力：ZZ
　　運勢：SS
　　スキル
　　【レベリングキャンセル】
　　【擬人化】
　　スキル説明
　　【レベリングキャンセル】
　　レベルが上がる事自体を破棄するスキル。
　　
　　【擬人化】
　　ものを人化させるスキル。
　　うん。めちゃくちゃではないけど・・・変わっていた。特に、スキルが・・・。