肩を叩いて遊ぶ女

鳥谷綾斗🎩🦉(たまに風花ユク❄️)

肩を叩いて遊ぶ女(脚本)

肩を叩いて遊ぶ女

鳥谷綾斗🎩🦉(たまに風花ユク❄️)

今すぐ読む

肩を叩いて遊ぶ女
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇教室
  誰もいないはずなのに、
  背後から肩を叩かれた。
  振り向く。
  プニッ
  
  女の子の細い指が、俺のほっぺたを押した。
ミサキ「やーい、引っかかったー!」
主人公「ミサキ〜、つまんないイタズラやめろよ!」
ミサキ「えへへっ❤️」
  同じクラスのミサキと付き合って1週間。
  いたずらっ子の彼女は、こんなふうに可愛くふざける。
主人公((まあ、そんなとこも可愛いんだけど!))
主人公「もーやめろよなー」
  甘ったるく塩対応する俺。
  再び、ミサキに背中を向けた。
  ミサキは俺を振り向かせようと、何度も肩を叩く。
主人公((同じ手には乗らないぞ))
主人公「(あーでも、俺にかまってほしくて一生懸命になるミサキ、可愛い・・・)」
主人公「(そろそろ振り向いてやるか!)」
主人公「やめろってば、もう──」
  そこにいたのは首が折れた笑顔の女だった。
  女はすごくすごくすごく楽しそうな声で言った。
  「病ぁ胃、悲っ禍火っ咫ー」
  最後に見たのは、俺の血で遊ぶ女の姿だった

コメント

  • とっても初々しく可愛らしい2人の様子から一転して……この落差、かなり心にキますね。。。その女の正体は、、と想像するとゾワゾワします

ページTOPへ