エピソード1(脚本)
〇可愛い部屋
奏、真奈の家に幸希が来た。
奏達の家に幸希が来るのは久しぶりだったので、奏は緊張していたが、真奈は緊張していないようだ。
真奈「久しぶり~!!!」
奏「こ、幸希。久しぶり」
幸希「奏、真奈ちゃん、久しぶり!」
真奈「まぁまぁ、上がってってよ!」
〇おしゃれなリビング
幸希「そういえば俺、ここに引っ越してくるんだ!!」
奏「へ、へぇ~(ウソ!?嬉しいなぁ・・・・・・!)」
真奈「良かったねぇ、おねーちゃんっ!」
幸希「そんなに嬉しい~?w」
奏「う、嬉しくないっ!」
真奈「もぅ!おねーちゃんったらツンデレなんだから!!」
奏「ツンデレじゃないっ!!!」
幸希「本当に面白いね!!奏達お笑い芸人になれるんじゃない?w」
奏「お、お笑い芸人を甘く見るなぁぁっ!」
真奈「wwwwwww」
奏「ていうか、家はどこなの?」
幸希「ん?奏達の家の隣だけど?」
奏「ええええええええ!?!?」
〇おしゃれなリビング
幸希「てかさ、あの公園まだあるの?」
奏「あ、ああ、緑ヶ丘公園?」
幸希「うん!」
真奈「あるよーー!!」
幸希「ええ!本当!?行こう行こう!!!」
〇見晴らしのいい公園
幸希「うわぁ、凄い!久しぶりだなぁ、!」
奏「ふふ、あたし達、良くここでお弁当食べたり、勉強したりするよね!」
真奈「うん!最っ高に楽しいよ!!」
幸希「あ!今何時?」
奏「11:42だけど?」
幸希「ここでご飯食べようよ!」
奏「賛成!」
真奈「サンセー!!」
〇おしゃれなキッチン
奏「ここで3人でお弁当作るなんて、何年かぶりよね」
幸希「うん!」
真奈「たっのしー!!」
幸希「できたー!」
奏「・・・真ん中のハートマーク、何なのよ」
真奈「まあまあ。いいじゃん!」
〇見晴らしのいい公園
凛「あ、あんた」
奏「ふぇっ!?ななな、なんでここに?」
凛「あたしの勝手でしょ」
真奈「もうおねーちゃんをいじめるな!」
凛「あらぁ、真奈ちゃんじゃない!」
〇見晴らしのいい公園
幸希「ど、どういう状況!!??」
奏「な、なんでも、ないの、ヒクッうぇ、グスッ」
真奈「こいつ、前おねーちゃんをいじめてたんだ」
幸希「!?」
幸希「チッ・・・・・・てめぇ・・・・・・!失せろ!今すぐ!」
奏「うぅ、いい、の、グスッおわっ、た、こと、だから、ヒクッふぇ、グスッ」
〇見晴らしのいい公園
幸希「ならもういい、とっとと黙って失せろ」
凛がどっか行った
幸希「はぁぁぁ、早くお弁当食べよっ! ・・・大丈夫だからね。気にしないで」
奏「ありがっ、とうっ、グスッ、ヒクッ」
真奈「もぅ!泣き止んで?」
奏「・・・・・・うんっ!!!ニコッ」
幸希「頂きま~す!パクッ んん!美味しい!」
奏「あ!ずるい!パクッ美味しい!!」
真奈「ええ!!あたしもあたしも!! パクパクッ美味っ!」
食べ終わった。
奏「そういえば今春休みだけど、宿題終わったの?」
幸希「うん!」
真奈「おおっ!さすが!じゃ、あたしまだ終わってないから!二人でたのしんで~」
幸希「うぃー!」
奏「えっ!ちょ!?待って!」
真奈「ばいばい☆」
私も姉がいますが、子供の時こんなに姉のそばであれこれ親切なことしなかったなあーと反省しました。2人の思いが重なればいいですね!
好きな人と隣同士の家って嬉しいような落ち着かないような。それにしても、ラストシーンの真奈ちゃん!なんて気の利く子なんだろう!とっさの状況判断がバッチリできる姉思いの妹を持って奏は幸せ者ですね。