おまけ-エピローグ0(脚本)
〇女の子の部屋
現実逃避の精霊「もう一緒にいられない」
現実逃避の精霊「ごめんね、あんな酷いこと言って」
現実逃避の精霊「あんな姿の君を見ていられないよ」
現実逃避の精霊「このまま一緒にいたら きっと本当に私たち終わっちゃう」
現実逃避の精霊「でもね、君を信じてるよ」
現実逃避の精霊「私はあのとき、君に救われたんだ」
現実逃避の精霊「君は自分のこと、過小評価してるけど 君は凄いんだよ」
現実逃避の精霊「だから、私も頑張るよ」
現実逃避の精霊「君は現実に立ち向かって 私は過去に立ち向かわなければ いけないんだから」
現実逃避の精霊「きっと、将来の君に 相応しい人になるからね」
〇大学の広場
現実逃避の精霊「この姿でも なるべく会わないようにしないとね 学部が違うのが救いかな」
現実逃避の精霊「とりあえず、卒業できるように頑張ろ」
現実逃避の精霊「それで卒業出来たら お父さんに頼んで 専門学校に行かせてもらおう!」
〇ハイテクな学校
現実逃避の精霊「よし、今日から頑張るぞ!」
現実逃避の精霊「いっぱいイラストとマンガの勉強して あの人の作品を輝かせられるようにしないとね」
現実逃避の精霊「今は私の出来ることをやる!」
現実逃避の精霊「誰かに見られることを 克服できるぐらい自信つけよう!」
〇女の子の一人部屋
現実逃避の精霊「えっと、今回はネット小説でも 読んでみようかな」
現実逃避の精霊「今度の課題の参考にしてみよう 私はストーリー作るのが苦手だから」
現実逃避の精霊「えっと、人気上昇作品かぁ」
現実逃避の精霊「えっ?」
現実逃避の精霊「これって、、」
現実逃避の精霊「イナヤ」
現実逃避の精霊「もしかして、、」
現実逃避の精霊「・・・・・・」
現実逃避の精霊「和泉くん」
現実逃避の精霊「間違いない」
現実逃避の精霊「あの時、見た設定と一緒だ」
現実逃避の精霊「現実逃避しちゃってるじゃん」
現実逃避の精霊「・・・・・・」
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精霊さん、、、よかった、、、
和泉くんの日常に、彼女という非日常感が加わって輝いたこのお話、彼女のエピソードが見られて嬉しいです。虚構の姿でなく、そのまんまの姿で会いに来れた彼女、その精神的な成長もステキですね!