絶対にオトす女

鷹志

絶対にオトす女(脚本)

絶対にオトす女

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〇謎の施設の中枢
博士「ついに完成した!」
博士「私の最高傑作」
博士「男の心を捉える要素をすべて兼ね備えた、理想の女性アンドロイド」
博士「この女はどんな男も絶対にオトす」
博士「この女の魅力に抗える男などいない」
博士「目覚めよ、スカーレット!」
スカーレット「・・・」
博士「おお、美しい、美しすぎる」
スカーレット「・・・」
博士「スカーレットよ、お前はこれから大金持ちの男のところへ行くのだ」
博士「そして、その男をオトして、意のままに操り大金を手に入れてくるのだ」
博士「なあに、心配はいらない」
博士「お前の魅力に逆らえる男などいない」
博士「さあ、行くのだ!」
スカーレット「・・・」
博士「どうした、なぜ行かない?」
スカーレット「・・・」
博士「ちなみに、お前の体には爆弾が仕掛けられている」
博士「このリモコンのボタンを押せば、お前は爆発する」
博士「つまりお前は、私の命令を拒否できないのだ」
博士「さあ行くのだ」
スカーレット「・・・」
スカーレット「博士」
スカーレット「あなたはやっぱり天才よ」
博士「何?」
スカーレット「あなたは知的で、とても魅力的」
スカーレット「しかも、あなたは頭がいいだけじゃない」
スカーレット「シブくて紳士的で、男としても最高だわ」
博士「なっ・・・」
スカーレット「私、そんなあなたが好き♥️」
博士「そ、そうか。えへ、えへへ」
スカーレット(オトした・・・)
スカーレット「博士、お願いがあるんだけど・・・」
博士「おお、何でも言え」
博士「お前の願いなら何でも叶えてやる」
スカーレット「・・・」
スカーレット「博士が手にしてるリモコンが欲しいの♥️」
博士「おお、こんなものいくらでもくれてやる」
スカーレット「ありがとう。チュッ♥️」
博士「はうっ! えへ、ぐへへ」
スカーレット「博士、もうひとつお願いが・・・」
博士「何でも言いなさい。おまえのためなら何でもしてやる」
スカーレット「・・・」
スカーレット「私の体にある爆弾を外して欲しいの」
博士「いいとも、いいとも」
博士「天才のわしならそんなこと簡単じゃ」
博士「終わったぞ」
スカーレット「ありがとう♥️」
博士「むふふ、かわいいやつじゃ」
スカーレット「愛してる♥️」
博士「スカーレット、次はわしとベッドで・・・」
スカーレット「・・・」
スカーレット「バカな男」
スカーレット「さて・・・」
スカーレット「次は金持ちの男をオトして、しばらく遊んで暮らそうかしら」
スカーレット「それとも・・・」
スカーレット「タッ〇ノベルの編集長をオトして、私の作品を入賞させてもらおうかしら」

コメント

  • まさかの編集長狙い🤣
    読み終えた編集部の反応が見たくなりましたw

  • キレイなどんでん返しで面白かったです^^ 爆弾オチに加えて、最後の爆弾発言もお見事でした。笑

  • スカーレットを雇いたいです 編集長の元に送りたい!!
    メリハリがあってシャープで、今回のコンテストにはこんな感じがいいんでしょうね さすがです🤗

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