〇女の子の部屋
春風 春奈「う～ん・・・もう朝かぁ」
　　昨日はそのまま倒れちゃったんだよなぁ・・・
春風 春奈「ま、いいや！とりあえず今日は学校は休みだし！」
春風 春奈「はっ」
　　そういえば昨日・・・なにかを破壊したような・・・
　　・・・
春風 春奈「やっっばぁぁぁい!!」
　　口裂け女倒した時に建物に傷つけたんだったー!!!???
春風 春奈「どどど、どうしよ・・・」
春風 春奈「へぁっ!?」
春風 桜「おねーちゃーん、学校から連絡来てるよー」
春風 春奈「いやぁぁぁぁ!?!?!?」

〇明るいリビング
春風 春奈「は、はひ・・・」
校長先生「春奈さん・・・貴方、昨日なにかを破壊しませんでしたか？ 学校に連絡が来たんですが」
春風 春奈「へ」
校長先生「・・・今日の午後、制服をきて学校に来なさい」
春風 春奈「ひゃ、ひゃい・・・」

〇学校の校舎
春風 春奈「・・・ｽｩｯ⤴」
春風 春奈「ああああ!!絶対怒られるぅぅ!!」
春風 春奈「・・・とりあえず行こう、早く済ませて寝るんだ・・・」

〇校長室
春奈「は、春風です・・・」
校長先生「・・・入りなさい」
春風 春奈「え、えーっと・・・失礼します・・・」
校長先生「春風さん、紫髪の少女が昨日建物を破壊したと報告がありました」
春風 春奈「あ、え、えっと・・・」
校長先生「・・・この学園で紫髪なのは極小数です、というか一人しかいません」
春風 春奈「ひぇぇ・・・」
校長先生「春風さん、貴方は何をしていたんですか？」
春風 春奈「エ、エット・・・は・・・花火シテマシタ!!」
校長先生「・・・はい？」
春風 春奈（だめだぁぁぁぁぁぁ!!!!!）
校長先生「・・・まぁ、そういうことにしてあげましょう」
春風 春奈（いいの・・・!?）
校長先生「さ、とりあえず帰りなさい。 後で親御さんには連絡しておきます」
春風 春奈（アッ・・・これ・・・ お母さんから説教受けるやつだぁ・・・）

〇通学路
闇華「おい」
春風 春奈「ん？その声は・・・ 闇華!?どうしたの？」
闇華「学校で怪しい気配を感じた」
春風 春奈「・・・怪しい気配？って、なにそれ？」
闇華「ま、いつか分かるだろ。 要するに注意しとけってことだ」
春風 春奈「・・・なるほど？」
闇華「・・・てか、普通に喋ってるけどいいのか？ 心の中でも喋れるぞ？」
春風 春奈「・・・・・・・・・・・・え？」
子供「ねー、おかーさん、あのお姉ちゃん一人でブツブツ言ってるよー？」
女の人「しっ！見ちゃダメよ」
春風 春奈（やらかした!!!???）