〇お嬢様学校
学園長「新入生の諸君──」
学園長「ようこそ、ヒモ学園へ!!」
学園長「私が学園長の、 ナタリー・ナタデ・ココだ!!」
学園長「ここ、ヒモ学園に入学する条件は、 ただひとつ──」
学園長「イケメンであること!!!!」
学園長「君たちは、その条件をクリアした ヒモ男の原石である!!」
学園長「極上のヒモ男となるために、 この学園で学んでもらう」
学園長「なお、この学園は世界各国のセレブの 有志が運営しており──」
学園長「学費はお値打ち、 さらには卒業後の就職率も──」
学園長「99パーセントだッッ!!」
学園長「なぜかって？」
学園長「そこは、試験官であるセレブたちが」
学園長「少なからずとも、 君たちを気に入っているからだ」
学園長「たとえ一般企業に落ちても」
学園長「セレブたちが、正式にヒモ男として 迎えてくれるというわけだッッ!!」
学園長「ただし、そう簡単にこの学園を 卒業できると思わないでほしい」
学園長「一般教養、知識はもちろん」
学園長「女性の扱い方もみっちり 叩き込ませてもらう」
学園長「ただ、中には途中離脱者もいるため──」
学園長「残りの１パーセントは、 そういった離脱者というわけだ」
学園長「その３年間を乗り越えれば──」
学園長「バラ色な人生が待っている というわけだ!!!!」
学園長「ぜひ、周りの人間にも このヒモ学園を紹介してくれたまえ!!」
学園長「このナタリー・ナタデ・ココ」
学園長「いつでもイケメンの入学を お待ちしております!!!!」