異世界転移させる女(脚本)
〇仮想空間
(・・・なんだここは?)
(誰かの悲鳴!?)
(声の聞こえる方に行ってみるか!!)
異世界転移させる女「もぉー!」
異世界転移させる女「ちょーっと異空間に召喚されたからって悲鳴上げちゃって〜」
異世界転移させる女「大丈夫ー?」
女子高生インフルエンサー「わ、私っ!」
女子高生インフルエンサー「今の今まで、17歳バースデーの動画配信してたはずなんだけど!?」
女子高生インフルエンサー「何ここ!?どこー!?」
女子高生インフルエンサー「って、電源入らないしっ!!」
女子高生インフルエンサー「あなたっ!誰ー!?」
異世界転移させる女「ここは異世界へ行く前の異空間よ!」
異世界転移させる女「私は、人を異世界へ転移させる担当の女神よー!」
女子高生インフルエンサー「な・・・なるほど?」
異世界転移させる女「あなたはー女子高生のインフルエンサーなんでしょ?」
女子高生インフルエンサー「は、はい・・・」
異世界転移させる女「最近私ー色んな人を異世界転移させるのにハマっちゃって〜」
異世界転移させる女「あなたにもしてもらおーかなって♡」
女子高生インフルエンサー「私が異世界転移!?」
女子高生インフルエンサー「・・・あれ!?元の世界で私の周りはどーなっちゃうの!?」
異世界転移させる女「別世界から異世界行きたーいって言っていた子を補充しておくし〜」
異世界転移させる女「ぜーんぶ上手いことしておくから、安心して♡」
女子高生インフルエンサー「私いつも異世界行きたいって思ってたけど・・・」
女子高生インフルエンサー「まさか本当にこんな機会に恵まれるなんて・・・」
異世界転移させる女「ふふっ!凄いでしょー!!」
女子高生インフルエンサー「ちなみに今までどんな職業の人たちが異世界に転移して、その後はどうなったの?」
異世界転移させる女「えーっとねー最初は若くして亡くなったアイドルの女の子を転生してあげたのよねー」
異世界転移させる女「その後に〜同じく若くして亡くなった駅員の男の子を転生させてみたんだけどー」
異世界転移させる女「アイドルだった子は聖女になって──」
異世界転移させる女「駅員だった子は勇者になって──」
異世界転移させる女「2人で魔王を倒して世界を救ったのよー!!」
異世界転移させる女「私それで、感動しちゃってー」
女子高生インフルエンサー「それは確かに凄い!!」
異世界転移させる女「今後も色んな人が、異世界で生きる姿を見てみたいなーって思ったのよね♡」
異世界転移させる女「そして、転生より転移の方が手っ取り早いでしょ?」
異世界転移させる女「心理カウンセラーに〜」
異世界転移させる女「高級ブランドの社長!」
異世界転移させる女「ウェディングプランナーに〜」
異世界転移させる女「フィギュアスケーター!!」
異世界転移させる女「あ、あと石油王ね!」
女子高生インフルエンサー「せ、石油王まで・・・」
異世界転移させる女「アイドルと駅員以外は、異世界転移させたの最近だから〜」
異世界転移させる女「どうなるかなーって見守ってる最中なの〜」
女子高生インフルエンサー「そうだったんだ・・・」
女子高生インフルエンサー「でも私っ、異世界で上手くやっていけるか自信ない・・・」
異世界転移させる女「大丈夫よ〜」
異世界転移させる女「まず、あなたの心身の不調を全て回復して〜」
異世界転移させる女「さらに!!異世界行ったあと色々と上手くいく祝福かけてあげる♡」
女子高生インフルエンサー「わぁ!なんか上手くいく気がしてきたぁ!」
異世界転移させる女「そうでしょう!?」
女子高生インフルエンサー「私っ!!・・・異世界行く!」
異世界転移させる女「はーい♡行ってらっしゃーい♡」
異世界転移させる女「これも忘れずにね!異世界でも使えるようにしておいたから♡」
女子高生インフルエンサー「ありがとう!!」
異世界転移させる女「今回も楽しみ〜♡」
(・・・なんだか凄い話だったな)
異世界転移させる女「・・・あら?」
異世界転移させる女「そうそう♡あなたのことも召喚してたのよね♡」
異世界転移させる女「あなたも異世界転移──」
異世界転移させる女「するわよね?」
したいかもしれません
わーい、私もついに異世界に🙌
異世界はいい世界。。(すみません
こんなにいろいろと準備整えてくれるなら異世界行きたいです!