夢が叶った女

どんぐり

結婚式当日の話(脚本)

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〇教会の控室
ヒロイン(私は、今日彼と結婚式を挙げることになったの。こんな幸せはないわ。しかも今日はよく晴れた日。雲一つない日だわ!)
ヒロイン(本当に私は、世界で一番幸せなのかもしれない。 それというのも、今日はあの人との結婚式なのだから♡)
ヒロイン(振り返ればさまざまな思い出がフラッシュバックしてくる。 実は、結婚相手は私の好きだったあの人なのよ♡)
ヒロイン(振り返れば彼との出会いは、高校時代。私と彼は違う中学出身だったけど入学式に隣の席で一緒になったのがきっかけだったの)
ヒロイン(同じクラスで、しかも隣同士だったのはびっくりしたわ。最初に彼を見たときは、横顔もとても素敵だったし、すごく親切だったわ)
ヒロイン(しかも彼は勉強もできてスポーツも万能だったし、生徒会長だったの)
ヒロイン(それから私と彼はいつも一緒で学校行事も一緒にこうどうすることがったわ。しかも一緒にご飯を食べることもあったわ)
ヒロイン(時には喧嘩もしたけど、数日中に和解することが多かった気がするし、これもちょっとしたスパイスかも)
ヒロイン(大学受験の時は2人で一緒に同じあの国立大学に行けるように頑張っていこうって言われたときは、うれしかったわ)
ヒロイン(私と彼は勉強も部活動も一緒に頑張ったわ。神社で合格祈願もしたわ)
ヒロイン(そして私たちは同じ大学に合格!あの日はすごくうれしかった! そして高校の卒業式の日!)
ヒロイン(私たちの大学生活はとても楽しくなりそうねと言ったら、「俺は生きてる限り私を愛する」と彼は言ってた。あの日はうれしかった!)
ヒロイン(それと、「二人とも、いい友達というよりは、恋人同士に見えてたよ」って、みんなに言われたっけ)
ヒロイン(私たちは卒業式の時に、ずっとお互いを大切にしていこうと約束した。同じサークルで活動し、たまに一緒にデートしたりもした)
ヒロイン「このペンダントは、彼からもらった宝物。今日の結婚式につけててよかったわ。サムシングフォーの一つね」
ヒロイン(ちなみに借りたものは母のチーク、青いものは私の新しい下着で新しいものはストッキング)
ヒロインの母親「今あなたが身に着けた4つのアイテムで幸せになってほしいわ」
ヒロイン(一番たまげたのは私の誕生日の時。サプライズでプロジェクションマッピングでお祝いしてくれてたのよ。プロポーズまでされたわ!)
ヒロイン(大学の卒業式のすぐ後に結婚するって約束したのよね)
ヒロイン(そして今私は運命の人と一緒にいることになった)
「失礼します」
ヒロイン「はいどうぞ」
結婚式場のスタッフ「お時間ですよ。そろそろいきましょう」
フィアンセ「そろそろ時間だよ。今日は俺らが主役なんだから」
ヒロイン「そうね! これからもずっと一緒にいるわ!」
ヒロインの父親「どうか娘を頼みますよ」
フィアンセ「はい!」
ヒロイン「行ってきます!」

コメント

  • 実は全部妄想なんじゃ、、、っていう心配も杞憂に終わりただただハッピーエンドでよかった!運命的な出会いからゴールインは素敵すぎますね!

  • 最後に違う男の人が部屋に入ってきたらどうしようかと思ったらそんなことはなくてホッとした。実際に高校から大学までずっと付き合ってそのままゴールインするカップルは、ありそうで難しい夢のような話ですよね。

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