undoodnu

険(脚本)

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険
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〇城のゴミ捨て場
チドニ「シューゴ!」
チドニ「ケン!」
チドニ(いない。まさか死んでしまったのか!?)
チドニ「シューゴだけは!」
チドニ「せめてシューゴだけは生きていてくれ!」
チドニ「頼む。シューゴだけは!」
チドニ「神様! シューゴだけは!」
チドニ「頼む。シューゴだけは!」
  その時、柱の陰から一人の男が出てきた
チドニ「ケン!」
ケン「おう」
チドニ「よく生きていた! ケン! 良かった・・・・・・!」
ケン「まあな。ところで」
チドニ「ケン・・・・・・! 本当に、本当に良かった・・・・・・!」
ケン「さっきのはどういうことなんだ?」
チドニ「さっきの? それにしても良かった!」
ケン「そういうのはもういいんだ 俺なんかが生きていて悪かったな!」
チドニ「何を言っているんだ! ケン! 君が生きていて本当に・・・・・・!」
ケン「シューゴなんだろう? 本当はシューゴが良かったんだろう?」
チドニ「ケン! 良かった! ケン!」
ケン「ごまかすな!  俺じゃなくて、シューゴが良かったんだろう!?」
シューゴ「仲違いは、その辺にしときな!」
チドニ「シューゴ!」
  現れた彼に、チドニの涙は溢れて止まらなかった

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