〇女の子の部屋（グッズ無し）
彩音（あやね）「にゃんか～、結局は～、彼氏欲しいって話にゃ～？」
彩音（あやね）「もう、大学二年だよ～？ 彼氏、欲しいにゃ～ん!!」
凛音（りおん）「私は、別に」
彩音（あやね）「強がって～、彼氏いたら人生バラ色にゃ～ん」
凛音（りおん）「彩音、酔い過ぎ・・・」
彩音（あやね）「酔ってない、も～ん♡」
彩音（あやね）「それに～、一軒目の後、部屋に誘ったのはりおんじゃーん!!」
彩音（あやね）「わらしと飲みたいからって～、この～！」
凛音（りおん）「親が今日いないからって、家に誘うんじゃなかった・・・」
彩音（あやね）「あぁ、男が欲しい～！」
凛音（りおん）「すごい色欲まみれ」
凛音（りおん）「男なら誰でもいいの？」
彩音（あやね）「優しくて可愛い人～！」
彩音（あやね）「あと、いけめ～ん!!」
凛音（りおん）「贅沢を言いよる」
彩音（あやね）「らってぇ、あと10年もしたら贅沢言えなくなるれしょうがぁっ!!」
凛音（りおん）「そこは現実的だね」
凛音（りおん）「ちな、年下はいける？」
彩音（あやね）「年下？」
凛音（りおん）「うちの弟とか４つ下だけど、いけるのかなって」
彩音（あやね）「４つ下・・・」
彩音（あやね）「さいっこ～うっ!!」
凛音（りおん）「いいんだ」
彩音（あやね）「海斗君でしょ？ 優しくて可愛くてイケメンじゃーん!!」
彩音（あやね）「あー、キスしたい！」
凛音（りおん）「姉の目の前で言うのやめてもらえる？」
彩音（あやね）「キスした後は二人きりでギュってして、〇〇〇で私が〇〇〇で〇〇〇〇〇〇で～！」
彩音（あやね）「海斗君の〇〇〇が〇〇〇で〇〇〇〇〇〇～っ!!」
彩音（あやね）「〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇!!!!!」
彩音（あやね）「・・・あー、興奮してきた」
凛音（りおん）「姉の前でよくそこまで生々しいこと言えるね」
彩音（あやね）「・・・あと気持ち悪くなってきた」
凛音（りおん）「バカ、早くトイレ行きな」
彩音（あやね）「私がトイレ行ってる間、どこにも行かない・・・？」
凛音（りおん）「行かないよ。ここ、私の部屋だし」
彩音（あやね）「・・・一緒にトイレ行かない？」
凛音（りおん）「行くかい、バカ」
彩音（あやね）「振られた～!! トイレに籠る～!!!!」
凛音（りおん）「・・・・・・」
凛音（りおん）「おーい、聞いてるんでしょ？ 海斗、入ってこーい」
海斗（かいと）「ごめん、姉さん。 盗み聞きしてた・・・」
凛音（りおん）「いや、もともとそういう作戦じゃん」
凛音（りおん）「やったじゃん 彩音、脈ありだよ？」
海斗（かいと）「まぁ、うん。 あそこまでいやらしい人だとは思ってなかったけど・・・」
凛音（りおん）「ごめん、酔った時だけだから」
海斗（かいと）「でも、彩音さんが、本当に・・・」
凛音（りおん）「ずっと好きだったんだろ？ 今、告ってきちゃいなよ」
海斗（かいと）「そ、そんな、いきなり・・・」
凛音（りおん）「あー、彩音、今頃トイレで辛い想いしてるんだろうなぁ～」
凛音（りおん）「誰か介抱してあげないとなぁ～」
海斗（かいと）「ね、姉さん・・・」
凛音（りおん）「ほら、つべこべ言わず、行くっ!!」
海斗（かいと）「は、はいっ!!」
凛音（りおん）「私も独り身のくせに、何やってるんだか」
凛音（りおん）「ま、あいつらが幸せなら、いっか」
彩音（あやね）「凛音、凛音!!」
凛音（りおん）「どした」
彩音（あやね）「私、海斗君と付き合うことになっちゃった!!」
凛音（りおん）「へぇ、良かったじゃん」
彩音（あやね）「あと、勢いでキスしちゃった!!」
凛音（りおん）「・・・は？」
彩音（あやね）「なんか～、海斗君の告白が可愛かったから、ついキスしちゃって～」
彩音（あやね）「で、この後は〇〇〇で」
彩音（あやね）「〇〇〇で」
彩音（あやね）「〇〇〇で」
彩音（あやね）「〇〇〇〇〇したい！！」
彩音（あやね）「だから、部屋、」
彩音（あやね）「出てって？」
凛音（りおん）「お前らが他所行けっ！！」