第6話 まるで学生!?ミクやレイジに会いたいよー泣泣(脚本)
〇皇后の御殿
夢咲 美琴(ミコト)「ここでいいんだよな」
夢咲 美琴(ミコト)「服はラフな感じで、甲冑を持ってこいとな」
ローレンツ・ミラー「やあ!君かい?みことくんと言うのは」
夢咲 美琴(ミコト)「は、初めまして!ゆめさき、みことです」
ローレンツ・ミラー「ローレンツ・ミラーだ!よろしく」
夢咲 美琴(ミコト)「ローレンツさん、よろしくお願いします!」
ローレンツ・ミラー「さあみことくん、こっちだよ」
〇皇后の御殿
マリア・エドワーズ「来た!!みことくん!」
マリア・エドワーズ「改めまして、マリア・エドワーズです!」
マリア・エドワーズ「よろしくね!」
マリア・エドワーズ「んで、横にいるのが」
アッシュ・ベネット「アッシュ・ベネットだ」
マリア・エドワーズ「警戒心がすごいけど良い奴だから許してね」
マリア・エドワーズ「猫みたいでかわいいから〜」
マリア・エドワーズ「じゃあ甲冑に着替えてこっちについて来てくれるかな?」
マリア・エドワーズ「ごめんね、何度も」
夢咲 美琴(ミコト)「いえいえ!」
〇謁見の間
「みて、あの子よ」
「あいつがマリア様直々のスカウトで受かったやつか」
「すげー才能だよなー」
「いーなー俺らみたいな苦労はしてねーんで」
アレックス「おめーすげーんだなー」
夢咲 美琴(ミコト)「え、えと」
アレックス「アレックスだ、よろしくな」
ヘイゼル「キミ、勇者になりたいんだろう」
夢咲 美琴(ミコト)「なんで知ってるんだ」
ヘイゼル「僕は人の心が読めるからね」
ヘイゼル「あ、僕はヘイゼル」
ヘイゼル「こっちが弟の」
リンハルト「リンハルトだ」
ヘイゼル「ちょっと無口でツンとしてるけど良い奴なんだ」
夢咲 美琴(ミコト)「あ、俺は」
アレックス「ユメサキミコトだろ?」
アレックス「もうみんな知ってるぜ」
ヘイゼル「コレからよろしくな!」
ロゼッタ「マリア様のご入場です」
ロゼッタ「それでは7051期生の任命式を行う」
ロゼッタ「今期の生徒数」
ロゼッタ「2598名」
ロゼッタ「そのうち剣士2001名」
ロゼッタ「魔術師497名」
ロゼッタ「その他の技術師100名」
ロゼッタ「以上」
マリア・エドワーズ「今年は魔術師がかなり減ったにゃ...」
ロゼッタ「それではマリア様から星の戦士団に入団した君たちへパワースターをお渡しします」
ロゼッタ「それではファイトル・ナット」
〇謁見の間
マリア・エドワーズ「リンハルトくん、頑張ってね」
ロゼッタ「ゆめさきみこと」
マリア・エドワーズ「大丈夫、あなたならできるよ」
ロゼッタ「1名遅刻で来ていませんが、」
ロゼッタ「次にマリア様のお言葉です」
マリア・エドワーズ「皆さん!長い間お疲れ様でしたー!」
マリア・エドワーズ「試練に比べたら全然マシだろうけど」
マリア・エドワーズ「これからは試練とは比べ物にならないくらい大変なことばかりです」
マリア・エドワーズ「ですが、仲間と共に辛いことも乗り切っていきましょう!」
マリア・エドワーズ「以上です!」
ロゼッタ「以上で、7051期生の任命式を終了する」
すみません!!!遅れちゃいました!
???「すいませんっ!ちょっと手続きに時間かかっちゃって!」
マリア・エドワーズ「今来ると思ったよ」
ロゼッタ「キミィ!!式中だ!後で来なさい!」
???「ほんとにすいません・・・・・・」
ロゼッタ「一旦退きなさい」
ロゼッタ「礼」
ぺこり
ロゼッタ「マリア様のご退場」
ロゼッタ「それでは各自部屋に戻れ」
〇ヨーロッパの街並み
夢咲 美琴(ミコト)「こんなつもりじゃなかったんだけどなー」
夢咲 美琴(ミコト)(まあ明日から頑張ろ)
夢咲 美琴(ミコト)「ってか遅刻で来た子誰だったんだ?」
〇面接会場
夢咲 美琴(ミコト)「こういう訳なんで!辞めます!」
店長「えぇ?」
新人店員「す!すごいじゃないすかぁぁぁぁ!!!!」
店長「才能だねえ」
夢咲 美琴(ミコト)「えへへーまあねぇ」
夢咲 美琴(ミコト)「んでー今日あけみさんは休みですか?」
店長「あえ、えと」
新人店員「やめました」
夢咲 美琴(ミコト)「え?」
新人店員「ちなみにあけみさんとかんしさんがやめました」
新人店員「あの後も色々あって・・・・・・」
夢咲 美琴(ミコト)「そうだったんですね・・・・・・すいません」
夢咲 美琴(ミコト)「あ、橋本さんは・・・・・・」
店長「大手企業に受かったらしいよ」
店長「だからやめちゃっただけだって〜」
店長「きみは悪くないよーそれよりおめでとう!」
新人店員「コレから頑張ってくださいね!」
夢咲 美琴(ミコト)「どうも・・・・・・」
夢咲 美琴(ミコト)「っていうかどちら様?」
店長「僕の息子だよ」
店長「働きたかったらしいからここでね」
真加波 あくと「あなたぁぁぁーー!!!」
真加波 あくと「入団おめでとうございますわー!!!」
真加波 あくと「はいこれどーぞ!」
夢咲 美琴(ミコト)「え!?薔薇!?」
真加波 あくと「新居に置きましょうね!」
真加波 あくと「子供は何人がいいですか?」
店長「こら、落ち着きなさい」
夢咲 美琴(ミコト)「じゃあ失礼しますー」
真加波 あくと「あーーーん!!あなたぁーーーー!!!!」
〇豪華な部屋
大金 海斗(カイト)「おめでとう!!」
大金 海斗(カイト)「いやー!1ヶ月でマリア様から入団って・・・!」
夢咲 美琴(ミコト)「ありがとうございます!」
大金 海斗(カイト)「来月から寮ぐらしなのかな?」
夢咲 美琴(ミコト)「ぽいですね!」
大金 海斗(カイト)「いいかい」
大金 海斗(カイト)「寮ってのはね、ここと違って誰も襲わないってわけじゃないんだよ」
大金 海斗(カイト)「子宮のない人もそこで暮らすわけだし、襲われる可能性はあるんだ」
大金 海斗(カイト)「きっとそういうフェロモンも出るだろうし・・・・・・」
大金 海斗(カイト)「外に出るってなったら子宮のある人達はみんなこれを付けるんだ」
大金 海斗(カイト)「これを右腕に」
大金 海斗(カイト)「よし、これでいいね」
大金 海斗(カイト)「・・・・・・もしもだけど」
大金 海斗(カイト)「パートナーになる人が出てきたら」
大金 海斗(カイト)「ここの村まで来てね」
大金 海斗(カイト)「パートナー専用のブレスレットをつけるから」
大金 海斗(カイト)「ここから少しでも外に出たらフェロモンを嗅ぎ取ってザコダーリンが襲いにくる」
大金 海斗(カイト)「まあ強い人は基本フェロモンの制御?みたいなのがされてるね」
大金 海斗(カイト)「ザコだけが敏感なんだよ」
夢咲 美琴(ミコト)「そうなんですか・・・・・・」
大金 海斗(カイト)「まあこれ付けてたらだいたい大丈夫!!」
大金 海斗(カイト)「頑張っておいで!」
夢咲 美琴(ミコト)「ありがとうございます!」
大金 海斗(カイト)「あ!」
大金 海斗(カイト)「マリア様の噂話〜」
大金 海斗(カイト)「実はマリア様は年齢が」
大金 海斗(カイト)「・・・・・・5万歳は超えてるんだって」
大金 海斗(カイト)「まあそりゃそーよねー」
大金 海斗(カイト)「あとねー」
大金 海斗(カイト)「実は」
大金 海斗(カイト)「・・・・・・男の子なんだって」
夢咲 美琴(ミコト)「ふぇ?」
大金 海斗(カイト)「で、女みたいに可愛いからマリア様ったら」
大金 海斗(カイト)「女装してんだって〜」
夢咲 美琴(ミコト)「じゃ、じゃあ、」
夢咲 美琴(ミコト)「お、おとこの娘ってこと・・・・・・」
大金 海斗(カイト)「そーいうことー!!」
大金 海斗(カイト)「なんてったってこの目がマリア様のご子息をみたんだから!!!」
大金 海斗(カイト)「可愛いよね〜!!!!」
夢咲 美琴(ミコト)「っす!!」
大金 海斗(カイト)「うん!って言うことでー!」
大金 海斗(カイト)「頑張ってね!応援してるよ!」
夢咲 美琴(ミコト)「ありがとうございます!」
〇華やかな寮
夢咲 美琴(ミコト)「うおー!!!!すげぇー!!!!」
ヘイゼル「やあ!」
夢咲 美琴(ミコト)「あ!あのときの!」
ヘイゼル「そう!あのときぶりだね!」
ヘイゼル「ほら、挨拶」
リンハルト「お前部屋どこなんだよ」
ヘイゼル「挨拶だっての・・・・・・」
夢咲 美琴(ミコト)「お、俺は707号室だけど」
リンハルト「ふん・・・・・・」
ヘイゼル「お!奇遇だね!僕達もだよ!」
ヘイゼル「あ、」
アレックス「よお、久々だな」
夢咲 美琴(ミコト)「え、えとー」
ヘイゼル「アレックスかい?」
ヘイゼル「仮面を外すと誰だか分からないね」
夢咲 美琴(ミコト)「あー!!あの!」
夢咲 美琴(ミコト)「イケメンフェイスなのに」
ヘイゼル「どうして仮面なんかつけるの?でしょ?」
アレックス「ダーリンに攻撃する時の顔を見られんのは恥ずいだろ」
夢咲 美琴(ミコト)「た、たしかに・・・・・・」
ヘイゼル「それもそうだね!」
ヘイゼル「っていうか4人同じ部屋なんだね!」
ヘイゼル「嬉しいよ!」
夢咲 美琴(ミコト)「え!?なんでわかったの?」
ヘイゼル「だぁーかぁーらぁー!」
ヘイゼル「心読めるんだって!」
夢咲 美琴(ミコト)「あ、そういえば言ってたね・・・・・・ごめん」
リンハルト「ってか暑い」
リンハルト「早く中に入るぞ」
ヘイゼル「んもー!リンハルトは暑がりだなー!」
ヘイゼル「リンハルトー!待ってよー!」
ヘイゼル「まあいいや!行こっか!」
〇宿舎の部屋
夢咲 美琴(ミコト)「思ってた以上に」
ヘイゼル「素朴だ・・・・・・」
アレックス「ってかなんもねーじゃん」
アレックス「まあこれからデコりゃええさ!」
夢咲 美琴(ミコト)「そうだなー」
〇おしゃれなキッチン
アレックス「キッチンはデケー!」
夢咲 美琴(ミコト)「さすがだー」
ヘイゼル「明るくていいね!」
〇おしゃれなリビングダイニング
夢咲 美琴(ミコト)「ひろー!!!」
アレックス「何人が住む予定のデカさなんだよ」
ヘイゼル「ベッドルールだけなんであんなしょぼいんだ?」
〇清潔な浴室
ヘイゼル「バスルームも大きめだね!」
アレックス「全員でも入れそうだな」
夢咲 美琴(ミコト)「アレックスでほとんど場所取っちゃうよー笑」
夢咲 美琴(ミコト)「ん?どうした?」
アレックス「え?なんで風呂洗ってんだ?」
リンハルト「うるせえ」
夢咲 美琴(ミコト)「なんでだよヘイゼル」
ヘイゼル「すまない、リンハルトは家に帰るとすぐ風呂に入りたい派なんだ」
ヘイゼル「迷惑かけるよ」
夢咲 美琴(ミコト)「あ、そういう事ね」
アレックス「あーなるほどなあ」
リンハルト「どけ」
夢咲 美琴(ミコト)「おっと」
リンハルト「よし」
リンハルト「お前らも風呂入れ」
「え?」
すっぽんぽんになりました
「ぇぇえええぇぇぇぇえええええ!!!?!!?!!?!!?!」
リンハルト「頭洗え」
夢咲 美琴(ミコト)「みるみるうちに頭が!」
アレックス「あわあわに!」
リンハルト「体触るぞ」
夢咲 美琴(ミコト)「わっ!!」
アレックス「んッ!」
リンハルト「流すぞ」
「わーーーー!!!!!!」
リンハルト「入れ」
夢咲 美琴(ミコト)「え?もしかして全自動だった?」
リンハルト「俺の思いのままになる魔法」
リンハルト「お前は?」
夢咲 美琴(ミコト)「俺はなんにもない・・・・・・」
夢咲 美琴(ミコト)「剣術以外何も出来ないけど・・・・・・」
リンハルト「ふん」
リンハルト「お前は?」
アレックス「俺はまあ剣士でも魔術師でもねーけど」
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