〇田舎町の通り
　　私が小坊の時この位の田舎に住んでた頃の話です（注、本人は登場しません）
女の子1「××ちゃん、あーそーぼっ❣️」
女の子2「あ、○×ちゃんだ、やほー」
女の子1「ねえ、××ちゃん、後ろに誰隠してるの？」
女の子2「え、誰も隠してないよ！？️」
女の子1「うっそー誰か隠してる あ、分かった、 △ちゃんでしょ！？️」
女の子3「△ちゃんは私ですが💧」
女の子1「えー、じゃ、○○ちゃん!?️ ○○ちゃんでしょ!?️ 隠れてないで出て来てよ！️」
女の子2「誰も居ないよ、 隠してないって💦」
女の子4「皆んな何やってるの？ ○○ちゃんは私ですが‥」

〇田舎町の通り
　　昼下がりの
　　放課後の田舎の通学路がちょっとした騒ぎになりましたw
　　・・・収拾付いたんだろうか💧
　　-完-

〇住宅街の道
　　その２、あれは2010年の秋、
　　巷にまだスマホが無く
　　ケータイの
　　SNSゲームが熱かった頃で
　　当時私はモ○ゲー内にあった
　　コロニーな生活♪peace（コロピ♪）という位置登録ゲームに夢中でした❤️

〇可愛らしい部屋
私「先着400名のアイテムを手に入れようと必死でランクに割り込み、ついでに１位と２位の熾烈な争いを徹夜観戦するのが楽しくて」
　　今だったら絶対やらん‥💧
私「特に１位と２位の人の争いなんて、 ショパン君とリストさんの頂上決戦見てるみたいで‥❤️」
ショパン君「ハクション！️」
　　それと過度な課金が社会問題になり始めた頃でした。（コロピは違いますが💦）
ショパン君「ん〜💧」
　　失礼しました💧話題が横道にそれたw

〇可愛らしい部屋
私「コロピの魅力は全国各地に（バーチャルですが）ワープして、同じコロピで遊んでいる 他県のユーザーと、やり取りしてアイテムを」
私「ゲーム内の仮想通貨で商売したり、無料でギフト出来る点でした」
　　しかし、
　　中には意地の悪いユーザーも居ます
私「そのアイテム500ロピで売って頂けませんか？」
　　と、言ったら‥
ユーザー（シルエット）「そのアイテムはその値段では売れませんね。 私がどれだけ苦労してそのアイテムを入手したか貴方に分かりますか！？️」
私「と、返信が来た」
　　さいならーっと
　　お別れだけして
　　ダッシュでその地をワープして去りました💦
　　更に続く
私「このゲーム、通常自分のバーチャルコロニーは電話番号のようにそれぞれ通し番号が付いていて、画面では番号で表記されます」
私「しかし、自分にしか分からないようにこっそりあだ名を付ける事も出来るのです‥ 親切な方とか、エネルギーくれた人とか‥」
私「私はそのコロニーに」
私「迷わず 『気仙沼登米のドケチ』 とストレートなあだ名を入力しておきました❤️」
　　ところが、
　　その『気仙沼登米のドケチ』に
　　大変な事が起きてしまいました
　　地名を見てピンと来た人も多いと思います。
　　—3.11—
　　東日本大震災です

〇黒
　　慌ててそのコロニーに連絡したところ
　　画面に出たのは
　　『存在しないコロニーです』
　　と言う文字でした
　　やがて配信サービスの終了も決まり私達ユーザーは仙台にバーチャルワープをしてそこで皆でゲームの終焉を迎える事にしたのです
　　この度の大震災で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
私「これを見てる気仙沼登米のドケチさん、 心あたりがあるなら、もし良かったら この作品のコメント欄に連絡を下さい」
私「10年以上経ってますが‥」

〇住宅街の道
　　その３
　　還って来たペット
私「私がまだ15歳、中学３年生だった時の話です」
私（15歳）「私は当時飼ってた犬をジステンパーで失くしたばかりでした・・・」
私（15歳）「若い犬がかかる不治の病で、発作を起こして暴れて苦しむので安楽死させるしか無かったのです」
私（15歳）「奇しくも私の高校受験の日でした」
私（15歳）「実家の女３人で声が枯れる程、大泣きに泣きました」

〇平屋の一戸建て
　　異変はその夜から起きました
私（15歳）「ねえ、今、変な音聞こえ無かった！？️」
妹「そう言えば何か聞こえたような‥」
私（15歳）「犬小屋の方から聞こえたよね‥」
実母「ジョンが居たら怖くて裏に灯油入れに行けない‥」
私（15歳）「お母さん何気の弱い事言ってるのw」
　　物音は、それだけでは収まらず、やがて鎖をズズッ、と引きずって犬小屋に入る音まで聞こえ始め‥
　　注、風は吹いてはいませんでした

〇古い畳部屋
私（15歳）「ジョンバイバイねーっ」
実母「成仏してねーっ」
妹「バイバイねーっ」
私（15歳）「バイバイねーっ」
　　それは３日ほど続き
　　そして止みました‥
　　多分、自分の死を悟ってくれたのでしょう‥

〇田舎町の通り
女の子1「本当にあった 全っ然、怖くない話！️終わりっ！️」
女の子1「な〜んてね❤️またね〜❤️」