生まれ変わったら男の子になりたい

Mio_Aikawa

第4話 たしかにこれは運命の相手ですなーー(脚本)

生まれ変わったら男の子になりたい

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〇おしゃれなリビングダイニング
遠野 隼斗(ハヤト)「ごめんな、今日は休みだけど外では遊べないんだ」
「えーーーー」
遠野 隼斗(ハヤト)「そう言うと思ってーー!」
遠野 隼斗(ハヤト)「ついてくるんだ!!」

〇水族館前(看板無し)
遠野 海亜(ミア)「水族館!!!」
遠野 隼斗(ハヤト)「貸切だぞー!いこ!」
遠野 雅(みやび)「わーい!」
遠野 朔馬(サクマ)「え?」
遠野 奏(カナデ)「どうしたの?」
遠野 朔馬(サクマ)「火の車にならんのか...」
遠野 奏(カナデ)「?!!??!」
遠野 奏(カナデ)「どうしたの笑何その話し方ー笑」
遠野 奏(カナデ)「パパは大丈夫よ!行こ!」
遠野 朔馬(サクマ)「まじか...」
藤崎 実莉(ミノリ)(いや流石に一般人が貸切やって言われてビビらん子おるんか?ビビるやろ??)
藤崎 実莉(ミノリ)(いくら社長やったとしても人気水族館貸切は、言葉失うわ)

〇大水槽の前
遠野 海亜(ミア)「きれーー!!」
遠野 雅(みやび)「すごいーー!!」
遠野 隼斗(ハヤト)「だろー!」
遠野 朔馬(サクマ)「うぅ...」
遠野 隼斗(ハヤト)「どうした?魚嫌いなのか?」
遠野 奏(カナデ)「大丈夫?どうしたの??」
遠野 朔馬(サクマ)「怖い」
遠野 奏(カナデ)「魚?」
遠野 朔馬(サクマ)「違う」
遠野 朔馬(サクマ)「海」
遠野 朔馬(サクマ)「水」
遠野 朔馬(サクマ)「ぶくぶく」
遠野 朔馬(サクマ)「魚」
遠野 朔馬(サクマ)「怖い」
遠野 朔馬(サクマ)「こわい!!!」
藤崎 実莉(ミノリ)「こわいよお!!」
藤崎 実莉(ミノリ)「死んじゃうよぉ!!」
藤崎 実莉(ミノリ)「助けてよぉ!!」
遠野 奏(カナデ)「どうしたの?落ち着いて、深呼吸よ」
遠野 隼斗(ハヤト)「なぜだ。どうしたんだ」
遠野 朔馬(サクマ)「お母さん!!お父さん!!こわいよお!!」
遠野 隼斗(ハヤト)「お父さん?お母さん?」
遠野 奏(カナデ)「パパとママがいるわよ?大丈夫」
遠野 奏(カナデ)「あなたは死なないわ」
遠野 奏(カナデ)「私が守るもの」
遠野 朔馬(サクマ)「見れない」
遠野 朔馬(サクマ)「怖い」
遠野 隼斗(ハヤト)「何があったんだ?」
遠野 朔馬(サクマ)「もう死にたくない」
遠野 朔馬(サクマ)「やっと幸せになれたのに」
遠野 朔馬(サクマ)「ママ!」
遠野 奏(カナデ)「どうしたの??」
遠野 朔馬(サクマ)「5年前の大阪の女子中学生連続誘拐事件の犯人は死刑なの??調べて!!」
遠野 奏(カナデ)「え、ええ。わかったわ」
遠野 奏(カナデ)「...」
遠野 奏(カナデ)「し、終身刑よ...」
遠野 朔馬(サクマ)「じゃあもう出てこーへんってことやんな?」
遠野 奏(カナデ)「そうよ...」
遠野 朔馬(サクマ)「よ、よかった...」
遠野 隼斗(ハヤト)「関西弁」
遠野 奏(カナデ)「もしかして...」
遠野 朔馬(サクマ)「なんにもない」
遠野 朔馬(サクマ)「大丈夫」
遠野 朔馬(サクマ)「ごめんなさい」
遠野 朔馬(サクマ)「行こ!貸切でよかった!」
遠野 隼斗(ハヤト)「お、おう」

〇水中トンネル
遠野 奏(カナデ)「無理しなくていいのよ?」
遠野 朔馬(サクマ)「大丈夫!」
遠野 朔馬(サクマ)「...」

〇華やかな広場
遠野 朔馬(サクマ)「こんなところもあるんだ」
遠野 海亜(ミア)「お花綺麗!!」
遠野 雅(みやび)「お腹すいたぁーーー」
遠野 奏(カナデ)「いっぱいあるから沢山食べてねー」
遠野 海亜(ミア)「いただきまーーーす!!」
遠野 雅(みやび)「ハムハム!!」
遠野 海亜(ミア)「おいしーーーーー」
遠野 奏(カナデ)「そう!よかったー!」
遠野 朔馬(サクマ)「美味しい!」
遠野 奏(カナデ)「ママもたーべよ!」
遠野 隼斗(ハヤト)「うっまあああい!!!!」
遠野 奏(カナデ)「そんなにー?笑」
遠野 海亜(ミア)「パパおもしろーーーい!!」
遠野 隼斗(ハヤト)「だって美味いんだもん!!」
遠野 雅(みやび)「ふまい!ふまい!!」
遠野 奏(カナデ)「あははっ!入れすぎよー!!」
遠野 雅(みやび)「ごほっ!ごほっ!」
遠野 奏(カナデ)「だから言ったでしょー!」

〇遊園地の広場
遠野 隼斗(ハヤト)「たんと遊んでおいで」
遠野 海亜(ミア)「わーーーい!!」
遠野 雅(みやび)「いえーーい!!」
遠野 隼斗(ハヤト)「さくまはいいのか?」
遠野 朔馬(サクマ)「僕はいいや!」
遠野 朔馬(サクマ)「どうしてママはパパと結婚したの?」
遠野 奏(カナデ)「...」
「!?!!?!!?!!!?!!?!!??!!?!!!!!!?!!!!????????!!!!」
遠野 隼斗(ハヤト)「さくまは面白いなあ!叫んだりそんなこと聞いたり!」
遠野 奏(カナデ)「ほんとねーーー!!」
遠野 奏(カナデ)「パパと結婚した理由ー?」
遠野 奏(カナデ)「ママがバイトしてた時に、パパが一緒に働いてたんだけどね」
遠野 奏(カナデ)「ドジっ子なパパが可愛くて付き合ってー」
遠野 奏(カナデ)「ドジっ子なのに一生懸命で、記念日は絶対に忘れなくて、ちゃんとママのことを考えてくれるちょっとしたことでかなー?」
遠野 朔馬(サクマ)「ちょっとしたことって?」
遠野 奏(カナデ)「えー笑車のクーラーを顔に直接当てないように考えてくれてたり、寒そうだったらブランケットかけてくれたり」
遠野 奏(カナデ)「コンビニのドアを開けてくれたり、脱衣場にパジャマ置いててくれたりする気遣いかなー」
遠野 朔馬(サクマ)「たしかに今もさりげなくやってるね」
遠野 奏(カナデ)「そんなところでこの人となら生きていけると思ったからかなー?」
遠野 朔馬(サクマ)「パパ可愛いね」
遠野 奏(カナデ)「でしょー!!」
遠野 朔馬(サクマ)「パパは?」
遠野 隼斗(ハヤト)「ぱっ、パパは、ママの可愛い顔とか、全部」
遠野 隼斗(ハヤト)「...好き」
「可愛いーーーーー!!!」
遠野 隼斗(ハヤト)「もう!恥ずかしいよ!」
「あははは!!」
遠野 朔馬(サクマ)「僕、パパとママの子供でよかった」
遠野 朔馬(サクマ)「産んでくれてありがとう」
遠野 奏(カナデ)「ママ達もあなたでよかった」
遠野 隼斗(ハヤト)「ありがとうな」

次のエピソード:第5話 やっぱり大阪はちゃうなぁ!最高やで!

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