ゲーム×ファミリー

才波津奈

エピソード0:家族×ゲーム実況(脚本)

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〇ダイニング
  相沢家の食卓
  母:カズエ(41)、専業主婦
カズエ「さあ、食事にしましょう♪」
  父:トシノリ(43)、会社員?
トシノリ「食事の前に、お父さんからみんなに、大事な話がある」
カズエ「あら、あなた突然どうしたの?」
  長女:アケミ(17)、高校生
アケミ「なーにー?私、面倒なのごめんよ」
  長男:トオル(14)、中学生、引きこもり中・・・
トオル(なんだろう・・・)
  次女:ユミナ(7)、小学生
ユミナ「ん?」
トシノリ「実は・・・」
トシノリ「今日、お父さん・・・」
トシノリ「会社を辞めてきた!」
「えー!?」
カズエ「あなたどういうことなの?」
トシノリ「このままではいけないと気づいたんだ」
トシノリ「時代は変わりつつあるんだ!」
「と言うと?」
トシノリ「人生100年時代なんだ!」
「・・・?」
トオル(何の説明にもなってない・・・)
カズエ「そんなこと言ってあなたお金はどうするの?」
アケミ「そうよ、私たちまだ学生なのよ」
アケミ「家のローンだってあるんでしょ?」
トシノリ「そのことについてなんだが・・・」
トシノリ「お父さん・・・」
トシノリ「ユーチューバーになろうと思う!」
「えーーーー!?」
アケミ「いやいや、逆よ逆!」
アケミ「それ子供に言われて、親が困るやつだから!」
アケミ「お父さんが困らせてどうすんのよ!!」
カズエ「お母さんも心配だわ。この前も、テレビで見たわよ」
カズエ「最近ユーチューバーが警察に捕まり始めてるって」
トシノリ「わはははは」
トシノリ「かあさん、それは、佐久間さんと言う人のネタだよ!」
トオル(この家、だいぶ情報がとっちらかってるな・・・)
カズエ「あら、そうなの。ならいいけど」
カズエ「それなら、お母さんもユーチューバーやってみたいかも」
アケミ「ちょっとお母さんまで、何言ってるの?」
カズエ「だってユーチューバーってあれでしょ・・・」

〇綺麗な港町
カズエ「旅行に行ったり、」
カズエ「美味しいもの食べたりして、」
カズエ「それを動画にして流せばいいでしょう?」
カズエ「お母さん、思い切って・・・」

〇クルーザーのデッキ
カズエ「クルーズ船世界一周の旅とか行きたいわ!」
トシノリ「おお、かあさん、それいいね!」
アケミ「あんたら、夫婦揃って頭ん中お花畑か!」

〇ダイニング
ユミナ「ユミナもいいと思うな」
ユミナ「お父さん、ゲームの「スーパーマレオ」得意でしょ」
ユミナ「それを動画にすればいいんだよ!」
ユミナ「ユミナのお友達が見てくれるよ♪」
トシノリ「そうか!そうだな、お父さんにはゲームがあったな」
トシノリ「ゲーム実況は人気も高い!」
トシノリ「ユミナ、ナイスアイデアだ、ありがとう!」
アケミ「いやいや、レトロゲー1本で家族が食べていけると思ってるの?」
アケミ「お父さん、ちゃんと現実を見て。家族を路頭に迷わせたいの?」
トシノリ「アケミ、聞きなさい」
アケミ「何よ?」
トシノリ「確かにレトロゲー1本では弱いかもしれない」
トシノリ「しかしだ」
トシノリ「家族みんなが得意なゲームを持ち寄れば」
トシノリ「折れない強さになるのではないか?」
トオル(なんかいい話みたいに聞こえるな・・・)
アケミ「いや、三本の矢みたいに言うな!」
アケミ「そんなの、すぐ折れるから!折れまくりだから!」
トシノリ「でも、アケミはオチゲーの名作「ぷやぺよ」が得意じゃないか」
トシノリ「家族の誰にも負けないだろ」
トシノリ「トオルは、歴史戦略ゲーム、「信長の欲望」だ」
トシノリ「あの暴君ぶり・・・、積極的に領外へ出て攻め込む姿、」
トシノリ「とても引きこもりとは思えない行動力だ」
トオル(なんか、ハズイな・・・)
トオル(いや、ディスられてるのか・・・?)
ユミナ「ユミナは「あつあに」 (集まれアニマルたち)得意だよ!」
カズエ「あら、お母さんだって「超・人生ゲーム」得意よ!」
トシノリ「おお、そうだったな」
トシノリ「久々に、かあさんの必殺技も見てみたいな」
トオル(ボドゲも実況する気なのか・・・)
トオル(てか、あれに技とかあったっけ・・・?)
カズエ「でも、なんだか楽しそうね♪」
カズエ「最近、お母さん、みんなと共通の話題がなくて寂しかったのよ」
アケミ「お母さんやめて」
アケミ「おしゃべりなら私がいくらでもするから」
アケミ「これ以上この話を進めないで・・・」
トシノリ「いや、いける!いける気がしてきたぞ!」
トシノリ(お金も稼げて、家族の絆も深まる。最高じゃないか・・・)
トシノリ「家族でユーチューバーは他にもいるが」
トシノリ「家族で、ゲーム実況は狙い目かもしれんぞ!」
アケミ「私たち家族を巻き込むな~!」
トシノリ「よし、チャンネル名も決めたぞ!」
トシノリ「その名も・・・」
トシノリ「『ゲーム×ファミリー』だ!」
「おーーー!?」
トオル(てか、チャンネル名なんかアレだな・・・)
トオル(大人の事情でBANされないといいけど・・・)
トシノリ「目指せ!金盾!!」
「おぅーーーっ!」
アケミ「夢よ!きっとこれは夢だわ・・・」
アケミ「そう!悪夢だけど、きっと現実じゃない・・・」
アケミ「早く目覚めろー!」


〇ダイニング
トシノリ「え~今、緊急で動画とってるんですけどー」


〇ダイニング
カズエ「始まるの?」
ユミナ「始まるよ!」
アケミ「嘘よ!絶対にやらないから!」
アケミ「てゆうか、お父さん、カメラ止めて!」
トオル「coming soon・・・(小声)」

  ゲーム×ファミリー
  エピソード0
  — 完 —

次のエピソード:エピソード1:家族×ゾンビゲーム

コメント

  • 結構古いゲーム実況って面白いかも!
    懐かしのファミコンとか、まさかのゲームボーイ、いやゲーム&ウォッチとか!!🤣
    懐かしさも相まって結構受けそうな気がしました!
    また ボードゲームもジュマンジ みたいで家族でやって色々面白い展開ありそうですね😄

  • 見ているうちに家族でゲーム実況ってアイデア自体は悪くないんじゃないかと思えてくるから不思議。いろんなゲーム名のパロディが出てきましたが、最後にチャンネル名も堂々とパクっててお父さんなかなかのやり手かも。リビングにカメラを置いているだけで家族漫談のチャンネルができちゃいそうな一家でした。

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