Twitter発 1000回の恋物語❤️

桐野りの

第2恋 恋はいつでもタイミング勝負(脚本)

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〇公園のベンチ
木村「セミの鳴き声 ロックだぜ」
なつみ「もしかしてリフレの木村さんですか?」
木村「ああ そうだけど」
なつみ「この間サマーフェス出てたでしょ 私、最前列で見てたんです」
木村「お、そうか」
木村「ありがとな!」
なつみ「次のライブはいつですか?」
木村「あー あれがラストライブ」
木村「俺、来月からインターンなんだ」
木村「バンドは学生の間だけ、って決めてたから 次はないよ」
なつみ「そうなんだ」
なつみ「残念です」
木村(この反応・・・・・・ まさか!)
木村「君、もしかしてリフレのファンだった?」
なつみ「あ、はい・・・・・・ まあ・・・・・・」
木村(あ、嘘だな)
  「好きなのか?」って聞かれて
  「嫌いです」とは言えないよな
木村(馬鹿だな・・・・・・俺・・・・・・)
木村(つい・・・・・・期待しちまった)

〇ライブハウスのステージ
  音楽は趣味だ
  最初から決めてた
  だけど・・・・・・
  それでも真剣だった
  この子の目があんまりキラキラしてたから
  届いたかと勘違いしちまった
  俺らのロック

〇公園のベンチ
木村(最後の最後に音楽の神様が ご褒美くれたかと思ったんだ)
木村「んなわけ、ねーよな」
木村「ごめん 気を使わせちまったな」
なつみ「あ、いえ そういうわけじゃ・・・・・・」
木村「無理しなくていいって」
なつみ「いいえ、無理だなんて ただ、私」
なつみ「私・・・・・・」
なつみ「リフレより 木村さんが好きなんです!」
木村「なるほど、俺、ねえ」
木村「はあああああああああ???? 俺????????????」
なつみ(あーあ 言っちゃった)
  しかたないなあ
なつみ「懸命なシャウト 無邪気な笑顔 ステージのあなたは輝いてました」
なつみ「一目惚れです」
なつみ「つきあってください!」
木村「え」
木村「ええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!」
  どうする木村
  がんばれ木村!
  
  恋はいつでもタイミング勝負!
  Twitter発 1000回の恋物語
  
  第二恋 おしまい

次のエピソード:第3恋 いつかはきっと

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