エピソード0.5前日準備(脚本)
〇おしゃれな廊下
ミドル「わああ、ここがミュール学園か・・・。遂に来れたんだ、、!」
メルー「ん、、?ミドルじゃない!まさかこんなところでも会うなんてね」
ミドル「え、メルー?まさか、メルーもここに?」
メルー「当たり前よ!なんせここは世界一と言ってもいいほどの学園なのだからね!」
ミドル「そういうものかなぁ・・・ あれ メルー、それの手に持ってるのは何? この間までは持ってなかったよね」
メルー「ふふん、気になる?」
メルー「これはおばあさまからもらった時計なの。 入学祝いだって」
ミドル「へえ、・・・良かったね」
寮母のマリア「あらまあ、二人共。こんなところで何をしているのかしら。 早く明日の準備をするといいわよ」
寮母のマリア「しないと、こうだからね?」
そういい、マリアさんは外にあった木の葉を綺麗に正確に切った。
「ひっ、ひえっ! 今すぐやってきます!!!」
そう言い、2人は各々自分の部屋へと戻っていった。
寮母のマリア「まあ、若いっていいわねぇ」
マリアは手帳を取り出し、何かをメモすると、その場を去っていった。
〇寮の部屋
ツツラ「凄く綺麗でいいわね・・・!! こんな部屋初めて見るわ・・・・・・!」
「わっ、えーーと 失礼します~!」
ツツラ「貴女は、、? そっか、ここは寮だから、 同じ部屋の住民ね! あたしの名前はツツラ! 貴女は、?」
ウララ「あ、わたくし・・・わたしはウララと言います。 ツツラさん、よろしく」
ツツラ「うん!よろしくねウララちゃん!」
ウララ「ところで、その大量の荷物はツツラさんの?」
ツツラ「うん! 全部必要なものだから!! それに比べてウララちゃんは荷物が少ないんだね~」
ウララ「ま、まあ、・・・必要最低限のものを持ってきただけです」
ツツラ「ねーねー♪ 中身見せてよ〜!!」
ウララ「わっ、!?」
そう言いツツラは急にカバンを漁り始めました。
ツツラ「わぁ〜!これ、可愛いねぇ!」
ウララ「まあ、それは団らん会に出席するときに使う服で、、」
ツツラ「あ、そうだ!ウララちゃんもわたしの荷物見ていーよ!」
ウララ「あ、、 まあ、ありがたく・・・・・・・・・ (おそるおそる、、、)」
ウララ「!!?!!???!」
ウララ「(なぜふんどしが、、????) あーー、ツツラさん」
ツツラ「うん?どーしたの?ウララちゃん?」
ウララ「もしよかったら団らん会の時、わたしの持ってきた服を着てもらえないでしょうか?」
ツツラ「んー!いいの!!? 是非っ是非っ!」
ウララ「・・・・・・・・・・・・・・・💦」
ウララ「・・・・・・!」
ツツラ「・・・・・・・・・・・・・・✨✨✨」
ツツラ「・・・・・・・・・・・・・。・・・」
「まあ、色々 あるね! ありますね・・・!」
ツツラ「んじゃ、明日の準備、しよっか!」
ウララ「はい、・・・!!」
〇華やかな裏庭
カタール「や、、やっとついた・・・」
カタール「道に迷ったときはどうしようかと、、・・・」
ハリバード「やあ、カタール。遅かったじゃないか」
カタール「ハリバード! まだ、セーフか、、、?」
ハリバード「入学式は明日だって、何回言えばわかるんだ?」
「こそこそ・・・ごにょごにょ・・・・・・」
カタール「何っ、それは行かなくてはならないなっ!」
ハリバード「どうしたんだいカタール、また風の声でも聞いたか?」
カタール「ああ!先生方が、僕を探してるみたいで、、!!!」
カタール「じっじゃあ、行ってくる!!」
ハリバード「やれやれ、 ろくに話せはしない・・・」
「残念だな、、・・・」
年齢も性別も雰囲気も様々な人たちが一堂に会して、これから何が始まるかワクワクします。特にルームメイトとして初対面したツツラとウララは正反対のタイプっぽくて面白くなりそう。
なんか、ドタバタが始まりそうなオープニングですね!女の子の方は、初対面でもほのぼのとした不思議ちゃんコンビ、男の子の方は、何か意味ありげな形で次回へ。この後、どういった展開になるのか期待してしまいます!