私は貴方の側にいる(脚本)
〇川に架かる橋
「自称独身フリーター女の朝は早い」
〇おしゃれなキッチン
私「あの2人にバレないように物音を立てずにバイト用の弁当を作らないと‥」
母「私子、手伝おうか」
私「うへえ、バレた💧」
過保護‥💧VS
「ちょっと待ったアー!️」
〇ダイニング(食事なし)
妹「家から林檎なんて持って行かせないわよ」
ドケチ‥💧
妹「持って行くなら金払って」
〇ダイニング(食事なし)
母「まーアンタそんな可哀想な」
〇ダイニング(食事なし)
「早朝から妹と母のバトルになりました💧」
〇川に架かる橋
私「ただいま〜(げっそり‥)💧」
〇シックな玄関
私「お腹空いた〜」
〇シックな玄関
妹「私子の足は臭いから 風呂場で洗ってから部屋入って」
私「え、疲れて帰って来たのにその仕打ち!?️」
〇女の子の一人部屋
坂本龍馬(の霊)「酷い目に遭ったな」
霊息子「お母さんお帰りー」
霊は普通、人には見えない
触る事もハグする事も出来ません
(※霊の方から触れる事は出来ますが)
親に紹介する事も出来ないのです
それでも私達は『家族』なのです
〇ダイニング(食事なし)
母はいつもこう言っていました
母「ウチの娘は男作りきらん‥」
〇ダイニング(食事なし)
私「ごめんなさい母さん私もう霊魂の男いるし子供もいるし男の名前坂本龍馬だしアンタには孫もいるしもう霊的にピーッしちゃってるし」
私「ごめんなさい母さん私もう霊魂の男いるし子供もいるし男の名前坂本龍馬だしアンタには孫もいるしもう霊的にピーッしちゃってるし」
私「ごめんなさい母さん私もう霊魂の男いるし子供もいるし男の名前坂本龍馬だしアンタには孫もいるしもう霊的にピーッしちゃってるし」
て、叫びたかったです‥
〇朝日
坂本龍馬(の霊)「美しい面影を探していたらお前がいた」
‥と、彼は言います
坂本龍馬(の霊)「この楽器持ってた人ね」
‥ほんまかいなw
私「私達はよく夢の中で会ってました」
私「彼は親妹を追い越しあっという間に私の夢の最多登場人物になった人です」
坂本龍馬(の霊)「ここで一句」
坂本龍馬(の霊)「「やれうれし、子供が子産み、母になる」」
私「このままこの霊魂さんと生きてゆくつもりでした、でも父親の病死をきっかけに妹との関係が非常に悪化してしまい‥」
〇リサイクルショップ(看板文字無し)
町の写真館で見合い写真を撮る事にしました
ところが
写真館の技師「とてもお出し出来る状態ではないので‥💦 どうしますか、写真見ます!?️それかお金だけ返します!?️」
〇リサイクルショップ(看板文字無し)
想像図
〇リサイクルショップ(看板文字無し)
私「お金だけ返して下さい、写真は見ないで良いです!️」
〇綺麗な一戸建て
そうして見合い写真無しのお見合いに突撃一発合格💮して㊗️結婚したのが今の旦那です
私「でも結婚当初は大泣きしました、これでもう最愛の霊魂の彼には2度と会えないと思ったからです」
私「某堕天使みたいに地上に堕ちた時に部下と共に最初で最後の大泣き、と言うのは大袈裟だけど、一生分の涙を流して」
私「これからは主婦役に徹する事を誓ったのでした」
ところが不思議な事は続くもので
旦那の会社M社は生前の龍馬さんの海援隊の会計係の岩崎弥太郎が起こした会社だったし(某国営放送の『龍馬伝』の時に気づいた)
〇リサイクルショップ(看板文字無し)
「あの心霊写真が撮れた実家の近所の写真館は生前の龍馬さんの写真を撮った幕末の写真家、H・Uさんの子孫の店だった事が判明w」
〇明るいリビング
地元のTV番組で写真館の人が自らカミングアウトしてましたw
私「何で今まで黙ってたんだろね」
旦那「だよねー」
私「今にして思えば、あの心霊写真も龍馬さんが私を手放す為に自ら写り込んでくれたのかも知れないです‥」
〇リサイクルショップ(看板文字無し)
今その写真館のショーウィンドウにはナント!️彼の生前の写真が飾ってあります❤️
ちょっと誇らしいです
もし、近くを訪れる事があるなら、彼の写真をチラ見でも良いので、見てあげて下さい。
坂本龍馬(の霊)「おしまい、ぜよ」
実はまだいたりしてな‥💧
-完-
坂本龍馬の霊とは心の整理がついて無事にお別れできたみたいですが、息子ちゃんとのお別れはちゃんとできたのかな?龍馬と一緒に旅立ったのかな?そこだけが無性に気になってしまいました。
素晴らしすぎるエピソードだと思いました🥹
とってもワクワクしちゃいました💗
それだけ色々な事が重なっているのだから、本当に私子さんは龍馬さんと夫婦だったのでは…と思います!
これからも心の中に龍馬さんは居続けると思います☺️