蜃気楼

ライリーゲイツ

腹を割って話そうぜ(脚本)

蜃気楼

ライリーゲイツ

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〇一軒家
蜃気楼1「・・・」
蜃気楼2「ほう、中々やな」
蜃気楼2「今日はここか?」
蜃気楼1「(コクッ)」
蜃気楼2「フッ 物好きやね」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)マリン「全くこの子は いつになったら 宿題が終わるんだい?」
飛田 (とびた)マリン「終わったら出掛ける約束が 夜になっちまったじゃないか!」
飛田 (とびた)タケオ「部活が 長引いたんだから しょうがないじゃないか!」
飛田 (とびた)マリン「口答えするんじゃないよ!」
飛田 (とびた)マリン(段々、別れた旦那に 似て来やがって)
飛田 (とびた)タケオ(しょうがねぇ じゃねぇか 畜生め!)

〇シックな玄関
飛田 (とびた)マリン「はーい」
飛田 (とびた)マリン(誰? こんな夜中に)

〇シックな玄関
一徹 (いってつ)トオル「夜分遅くに失礼する」
飛田 (とびた)マリン(誰?)
一徹 (いってつ)トオル「某はこう言ったもので・・・」
一徹 (いってつ)トオル「事態は急を要する故、 失礼する」
飛田 (とびた)マリン「ちょ、ちょっと!」
飛田 (とびた)マリン「何なの 一体」
迅 (じん)ハヤテ「相変わらず、 言葉足りひん奴やな これじゃ不法侵入やん」
飛田 (とびた)マリン「度々だれ?」
迅 (じん)ハヤテ「エライすんません ウチらは」
迅 (じん)ハヤテ「こないな者です」
飛田 (とびた)マリン「何々 警視庁 事前危機管理科」
飛田 (とびた)マリン「蜃気楼?」
飛田 (とびた)マリン「蜃気楼は個々の判断において 家宅侵入 その他諸々を 警視庁の名の下にこれを許可する」
飛田 (とびた)マリン「ってちょっと 何よコレ?」
迅 (じん)ハヤテ「百聞は一見に如かず 奥さんも行ってみよか」
飛田 (とびた)マリン「ちよ、ちょっと」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)タケオ(くそー鬼母め ゲームだったら ぶった斬るところだぜ)
一徹 (いってつ)トオル「失礼する!」
飛田 (とびた)タケオ「だっ、誰だ?」
一徹 (いってつ)トオル「蜃気楼の 一徹トオルだ」
飛田 (とびた)タケオ「いや、知らねーし」
飛田 (とびた)タケオ「露骨に不機嫌になるなよ」
一徹 (いってつ)トオル「そんなことより カームだ」
飛田 (とびた)タケオ「カーム?」
一徹 (いってつ)トオル「人の 心の憎悪の事だ」
一徹 (いってつ)トオル「おい、ハヤテ」
迅 (じん)ハヤテ「任しとき」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)タケオ「おい、何だよこれ」
一徹 (いってつ)トオル「ハヤテ後を頼む」
迅 (じん)ハヤテ「任しとき」
迅 (じん)ハヤテ「ほな 奥さんも見とき」

〇明るいリビング
一徹 (いってつ)トオル「魔粧鈴(ましょうりん)」

〇明るいリビング
迅 (じん)ハヤテ「ほう 鎧武者が出よったで」
飛田 (とびた)タケオ「何だよコイツは」
迅 (じん)ハヤテ「何ってボンのカームや 鎧武者って事は」
迅 (じん)ハヤテ「さしずめ」
迅 (じん)ハヤテ「この鬼母め! 斬り殺したるー」
迅 (じん)ハヤテ「とか 思たんやろ?」
飛田 (とびた)タケオ「ギクー」
飛田 (とびた)マリン「アンタ そんな事を」
飛田 (とびた)タケオ「ご、ごめんなさい」
飛田 (とびた)マリン「フン」
迅 (じん)ハヤテ「まぁまぁ 何でも溜め込むのは ようない」
迅 (じん)ハヤテ「特に憎悪の類いはな」
迅 (じん)ハヤテ「安心しい ボン スカッとさしたる」
迅 (じん)ハヤテ「これからな、あのカームが お前さんの望み 叶えてくれるで」
飛田 (とびた)マリン「ちょっと あたしに何かする気?」
迅 (じん)ハヤテ「奥さんの安心しとき それは無いさかい」
迅 (じん)ハヤテ「これから一徹がママさんの 代わりにズバーっと やられるんや」
迅 (じん)ハヤテ「その感触はボンに伝わり 怨念を全うするまで止まらんのや」
迅 (じん)ハヤテ「楽しみやろ? 人斬りが体験出来るさかい」
飛田 (とびた)タケオ「えっそんなのやだよ 人殺しなんて」
迅 (じん)ハヤテ「ないない、安心しぃ 人殺しはあくまで鎧武者や ボンのせいやない」
迅 (じん)ハヤテ「ボンは怨念晴らせる ウチは保険金貰える WinWinやねん」
迅 (じん)ハヤテ「ほんで何の証拠も残さん だから」
迅 (じん)ハヤテ「蜃気楼 やねん」
迅 (じん)ハヤテ「保険会社用に ビデオだけ置かしてもらうわ」
迅 (じん)ハヤテ「ほんじゃ いってみよかー」
飛田 (とびた)タケオ「やだよ止めてよ そんな感覚味わいたくないよ」
迅 (じん)ハヤテ「せやかて、ボン 心からそうは思って無いな?」
迅 (じん)ハヤテ「ホレ」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)タケオ「うわーん、止めてよー どうすればいいのー?」
迅 (じん)ハヤテ「せっかく おもろなってきたのに」
迅 (じん)ハヤテ「カームが消えるんは怨念を 全うするか それを上回る 反対の気持ちが必要やねん」
迅 (じん)ハヤテ「ボンには ムリやと思うけど 頑張ってみい」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)タケオ(母ちゃん ゴメンよ、 でも、オレだけが悪いんじゃ)
飛田 (とびた)タケオ「ひっ」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)タケオ「う、うわー」
飛田 (とびた)タケオ「だ、大丈夫ですか 一徹さん」
一徹 (いってつ)トオル「この位屁でもねぇ」
一徹 (いってつ)トオル「それよりどうだ 怨念は晴れたか?」
飛田 (とびた)タケオ「ボク、知らなかったんです 人を斬るのが こんなに気持ち悪くて て、手に感覚が残るなんて」
飛田 (とびた)タケオ「こ、こんなの二度と味わいたくない!」
飛田 (とびた)タケオ「ゴメンよ母ちゃん」
一徹 (いってつ)トオル「どうやらこっちは 何とかなったみてえだな」
一徹 (いってつ)トオル「まだ憎悪が残ってンな」

〇明るいリビング
一徹 (いってつ)トオル「迅ちょいと頼む」
迅 (じん)ハヤテ「任しとき、 ほいほいっと」
飛田 (とびた)タケオ「すごい手際」
一徹 (いってつ)トオル「軽いヤツだが コイツは医者だからな」
迅 (じん)ハヤテ「軽いは余計やねん ほい処置終了や」
一徹 (いってつ)トオル「すまねぇ」

〇明るいリビング
一徹 (いってつ)トオル「さて、今度はお前さんか」
飛田 (とびた)マリン「え、私? 私は何も」
一徹 (いってつ)トオル「魔粧鈴(ましょうりん)」

〇明るいリビング
カーム「どうしてあたしを捨てたのー」
迅 (じん)ハヤテ「ちょいと手強そうなのが 出たで 気ィ付けぇ!」
一徹 (いってつ)トオル「おう」

〇明るいリビング
一徹 (いってつ)トオル「早ぇな」
カーム「誰なの 一体わたしを捨てて 誰の所に行ったの」
一徹 (いってつ)トオル「ぐっ コイツぁ」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)マリン「・・・そうよこの感じ」
飛田 (とびた)マリン「私はずっとあの男を 心の中では 殺したいと思ってた」
飛田 (とびた)マリン「いいわ とてもいい」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)マリン「迅とか言ったわね これって殺しちゃった場合 私はどうなるの?」
迅 (じん)ハヤテ「そら、 カームが殺したって事に なるさかい 奥さんは無実潔白や」
飛田 (とびた)マリン「そう」
迅 (じん)ハヤテ(気張るんやでトオル)

〇明るいリビング
飛田 (とびた)マリン「あいつが」
飛田 (とびた)マリン「私を捨てた後」
飛田 (とびた)マリン「タケオが生まれた」
飛田 (とびた)マリン「仕事に」
飛田 (とびた)マリン「育児に」
飛田 (とびた)マリン「私の時間なんて」
飛田 (とびた)マリン「なんにも無かったのよー」
一徹 (いってつ)トオル「ぐっ」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)マリン「あらあら もう死ぬの?」
飛田 (とびた)タケオ「もう、止めてよ 母ちゃん」
飛田 (とびた)マリン「どきなさい」
飛田 (とびた)タケオ「うっ」
飛田 (とびた)マリン「邪魔が入ったわね」
飛田 (とびた)マリン「こんなんじゃ 私は全然満足できないわ」
飛田 (とびた)マリン「もっとアイツの分まで 泣き叫んでちょうだい」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)マリン「いいわ 段々アイツに 見えてきたわ」
飛田 (とびた)マリン「もっと」
飛田 (とびた)マリン「もっともっと」
飛田 (とびた)マリン「私の苦労を 思い知りなさい」
一徹 (いってつ)トオル「そう・・・だ」
一徹 (いってつ)トオル「心を 開ききれ」
一徹 (いってつ)トオル「その為に鍛えてある」
飛田 (とびた)マリン「遠慮は無用って事ね」
飛田 (とびた)マリン「じゃあ お望み通りに」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)マリン「ふん」
飛田 (とびた)マリン「言ったからには そう簡単に くたばらないでよね」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)タケオ「うーん」
飛田 (とびた)タケオ「って うわっ」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)マリン「まだ くたばらないのね」
飛田 (とびた)マリン「いい加減 死になさいよ」
一徹 (いってつ)トオル「ぐっ」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)マリン「やっと鳴き始めたわね」
飛田 (とびた)マリン「さて」
飛田 (とびた)タケオ「止めてくれよ 母ちゃん」
飛田 (とびた)タケオ「一徹さん死んじまうだろ」
飛田 (とびた)マリン「バカねこの子は コイツは死んでもいいの」
飛田 (とびた)マリン「そうよね? 迅さん?」
迅 (じん)ハヤテ「か、かまへんよ うちらそういう部署やし」
飛田 (とびた)マリン「聞いたでしょ?」
飛田 (とびた)マリン「イイコダカラ」
飛田 (とびた)マリン「邪魔しないでちょうだい」
飛田 (とびた)マリン「もうすぐ、コイツを」
飛田 (とびた)マリン「アイツを殺せるのよ」
飛田 (とびた)マリン「うふふ」
飛田 (とびた)マリン「アッハッハ❤️」
飛田 (とびた)タケオ「どうしたんだよ 母ちゃん」
飛田 (とびた)タケオ「いつも 機嫌悪いけどさ」
飛田 (とびた)タケオ「たまには 誉めたりしてくれたじゃねぇか」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)タケオ「母ちゃん母ちゃん」
飛田 (とびた)マリン「何だい うるさいねぇ」
飛田 (とびた)タケオ「じゃーん」
飛田 (とびた)マリン「へぇ100点かい アンタも たまにはやるもんだね」
飛田 (とびた)タケオ「それだけじゃねぇぜ クラスでオレだけなんだぜ」
飛田 (とびた)マリン「え、そりゃスゴいね」
飛田 (とびた)マリン「それじゃお祝いに何か 買ってやるか」
飛田 (とびた)タケオ「そうこなくっちゃ」

〇明るいリビング
飛田 (とびた)マリン「うるさい」
飛田 (とびた)マリン「今を逃せばコイツは・・・ アイツは殺せないんだよ」
飛田 (とびた)タケオ「殺さなくたって 良いじゃないか」
飛田 (とびた)タケオ「オレ 今の母ちゃんでも 充分だぜ」
飛田 (とびた)タケオ「2人で 仲良く暮らして行こうぜ」
飛田 (とびた)マリン「うるさい」

〇明るいリビング

〇明るいリビング
飛田 (とびた)マリン「うるさい」

〇明るいリビング

〇明るいリビング
飛田 (とびた)マリン「ウルサ・・・イ」

〇明るいリビング

〇明るいリビング
飛田 (とびた)マリン「何で・・・」
飛田 (とびた)マリン「あんなに・・・ 邪魔だと思ってたのに」
飛田 (とびた)マリン「あああぁぁぁ」

〇明るいリビング
迅 (じん)ハヤテ「終わりやな」
一徹 (いってつ)トオル「あぁ」
一徹 (いってつ)トオル「ぐっ」
迅 (じん)ハヤテ「おい えぇとこで死ぬんやないで」
迅 (じん)ハヤテ「よっしゃ」
迅 (じん)ハヤテ「迅さん フルスロットルや」

〇明るいリビング
迅 (じん)ハヤテ「ホワーッ」
飛田 (とびた)タケオ「あ、あのぅ」
迅 (じん)ハヤテ「何やボン」
飛田 (とびた)タケオ「ありがとうございました」
飛田 (とびた)マリン「本当に何と言ったら」

〇明るいリビング
迅 (じん)ハヤテ「気にせんとき うちらこういう部署やけん」
迅 (じん)ハヤテ「ちょっと危ない思うたけど 丸く収まったしな」
迅 (じん)ハヤテ「一徹も喜んでるでホレ」
  それは違うんじゃ
飛田 (とびた)タケオ「でも迅さん」
飛田 (とびた)マリン「一徹さんって」
  何者なんですか?

〇明るいリビング
迅 (じん)ハヤテ「コイツか? コイツはな」
迅 (じん)ハヤテ「お宅らと 同じなんですわ」
迅 (じん)ハヤテ「若い頃 コイツはオトンと ケンカして」
迅 (じん)ハヤテ「遂には包丁でオトンを 刺そうとしたねん」
迅 (じん)ハヤテ「そこに母親が割って入って ブサっとこういう訳やねん」
飛田 (とびた)タケオ「そんな」
飛田 (とびた)マリン「母親が?」
迅 (じん)ハヤテ「せやねん 幸い母親は軽傷で済んだけど」
迅 (じん)ハヤテ「コイツはえろう 落ち込んでな」
一徹 (いってつ)トオル「・・・」
迅 (じん)ハヤテ「そん時 コイツは教師、オレは医者に なるゆう決意を固めたんや」
迅 (じん)ハヤテ「せやけど お互いなってみると 制約が厳しうて」
迅 (じん)ハヤテ「思うように行かんねん」
迅 (じん)ハヤテ「ほんでウチはお上にかけあって」
迅 (じん)ハヤテ「コイツは修行して 憎悪を カーム化する力を得たねん」
迅 (じん)ハヤテ「さーってと これで終いや」
一徹 (いってつ)トオル「いつもスマンな」
迅 (じん)ハヤテ「ええがな 殺人防げたけん 上出来や」
飛田 (とびた)タケオ「さ」
飛田 (とびた)マリン「殺人?」
迅 (じん)ハヤテ「せやねん憎悪が ひどなって殺人レベルになると オーラになって視えんねん」
迅 (じん)ハヤテ「そしたらコイツはカーム化して とことんまでやられる」
迅 (じん)ハヤテ「ま、世間でいうトコの ドMやな」
一徹 (いってつ)トオル「その言い方は止めろって 言ってるだろ エセ関西人」
迅 (じん)ハヤテ「だれがエセ関西人やねん」
迅 (じん)ハヤテ「つな ワケでウチらは 失礼さしてもらうねん」
飛田 (とびた)タケオ「あっでも 大量の血が床に」
飛田 (とびた)マリン「そうね それに救急車も」
迅 (じん)ハヤテ「ボン 足元見てみい」
飛田 (とびた)タケオ「ブルーシートに 家具にはビニールが」
飛田 (とびた)タケオ「いつの間に」
迅 (じん)ハヤテ「メインはウチらやけど影で 100人はおんねん」
迅 (じん)ハヤテ「ほれ」
  お呼びで?
迅 (じん)ハヤテ「夜中やろ静かに返事せい 赤ん坊起きるやろ!」
  失礼しました
迅 (じん)ハヤテ「ご覧の通りや」
迅 (じん)ハヤテ「救急車は要らん ウチが治したからな」

〇シックな玄関
迅 (じん)ハヤテ「子は鎹(かすがい) 言うけぇ」
迅 (じん)ハヤテ「あんじょう仲良くな」
一徹 (いってつ)トオル「さて、某も」
飛田 (とびた)タケオ「一徹さん」
一徹 (いってつ)トオル「何だ」
飛田 (とびた)タケオ「オレ今日の事 一生忘れない」
飛田 (とびた)タケオ「母ちゃん守って 仲良く暮らす」
飛田 (とびた)タケオ「だから 安心してくれよな」
一徹 (いってつ)トオル「何よりだ」
飛田 (とびた)マリン「私も今後はもっと 愛情を注いで行きたいと思います」
一徹 (いってつ)トオル「お互い程々にな」
一徹 (いってつ)トオル「たまには お互いケンカしてもいいんだぜ」
一徹 (いってつ)トオル「最後に仲良くなれば・・・な」
一徹 (いってつ)トオル「かっかッか」
飛田 (とびた)タケオ「何か 凄い人達だったね 母ちゃん」
飛田 (とびた)マリン「えぇ 本当に」
  完

コメント

  • 殺人が起こる前に殺意を抹消(カーム化)する部署というアイデアに驚きました。必殺仕事人の予防バージョンというかなんというか。条件が揃ったときに姿を現すけれど実態は幻の「蜃気楼」という名称も洒落てますね。一徹と迅の仕事量と負担のバランスが悪すぎるのがちょっと気になる。

  • 離婚後、片親で子供を育てるのは本当に大変で、親子の間にもたくさんの葛藤があるということが伝わりました。周り道をしながらも、母と子の関係が取り戻せたみたいでよかったです。

  • お母さん、1人でタケオを育てないといけなくて余裕が無いのは仕方ないけど、元夫はタケオのお父さんでもあるのだから、もう少し抑えて抑えて…と思いました。
    心に余裕を持つことは大事だなあと気付かされました。
    タケオは心優しい少年に育っているようで、良かったです!

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