白繭の同居人

彼岸りんね

第一糸「過去は進む。」(脚本)

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〇荒廃した街
  ──2xxx年
  国の意地と意地がぶつかり合った戦争は

〇炎
XXX「──!」
XXX「・・・£{@*{$§‥{[:('#?‘‡‾‥!!」
xxx「──!!!!!!!!!!」
xxx「──!!!!!!!!!!」
  ──突如として現れた地球外生命体
  『xxx』によって
  ハッキリとしない疑問を残して国から国民へと終戦の意を告げられた。
  そしてそれから、何年もの月日が流れた──。

〇渋谷駅前
  ──国と国家の傷は癒えなくとも、人々が次の進化へと足を運ぶ。
  だが、

〇墓石
「いやぁぁッッ・・・敬助ぇ!!!!」
  一部の人間は過去の焼跡に後ろ髪を引かれ、まだ歩み出せずにいる。

〇部屋の扉
「ぁ・・・あ、ぁ・・・・・・・・・」
  仲間の惨状を目の当たりにして心を病んだ者。

〇血まみれの部屋
「は、ははッ・・・・・・アハハハハハハハッッッッ!!!!!!!!!」
  自身の中に眠る禁じられた才能に覚醒め、殺人衝動が抑えられなくなった者。

〇テーブル席
「ごめんなさい、その姿では娘に会わせられないわ・・・・・・」
「は・・・?何でだよっ、俺は無事に帰って来て、やっと・・・・・・!」
「もう会えないっ!ごめんなさい!!!」
  変わり果てた姿の為に家族に拒絶された者。

  その多くが旧軍の退役軍人だ。
  そうした者が急激に増加し、国の平和が犯されているのが表側の新たな問題となっていた。

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