読切(脚本)
〇教室の教壇
みんなが帰った教室で1人
暁斗は、数学の補習用プリントを解いていた
秋山 暁斗「だるい...疲れたなぁ〜」
秋山 暁斗(そういえば、今日はハロウィンか〜)
ガラガラガラ
桐谷 明日香「あら、もう問題は解き終えたのですか?」
秋山 暁斗「い、いや〜、ちょっと休憩を...」
秋山 暁斗(びっくりした〜 桐谷先生、足音立てない人だから 気づかないんだよな...)
秋山 暁斗(毎回思うけど、いつ見ても綺麗な人だな... つい目で追ってしまう)
桐谷 明日香「そうですか あら?少し顔が赤いようですが? 大丈夫ですか?」
秋山 暁斗「いえ、なんでもありません!! 多分、夕焼けせいですよ笑笑」
桐谷 明日香「なら、いいのですが もし、具合が悪ければすぐにいって ください!」
桐谷 明日香(私のバカ!! また、素っ気ない態度を〜 嫌われてないよね😭)
桐谷 明日香(やはり、いつ見ても可愛い子なのよね〜 なんというか、世話をしたくなるというか... そばに、置いておきたくなるのよね)
桐谷 明日香(と言うより、本能が抑えられなくなって 襲いそうになってしまう... だめ、なのに〜)
彼女には、また誰にも言えない秘密があった
それは、サキュバスであること。
人間界へ修行として1年間来ているのである。
秋山 暁斗「先生?先生も少し顔赤いようですが、 大丈夫ですか?」
桐谷 明日香「いえ、なんでもないですよ。 暁斗くんと同じように夕焼けのせいだと思います」
秋山 暁斗(びっくりした〜 初めて、名前で呼んでくれたな先生)
桐谷 明日香(わ、わ、私はなんで、 今、秋山くんを下の名前で...)
桐谷 明日香「ごほん!手が止まっていますよ! 早く、補習プリントを終わらせてください!」
秋山 暁斗「すいません!すぐやります!!」
その後、先生と二人で
暁斗は、補習プリントを終わらせた。
〇清潔な廊下
補習を終えた2人は、廊下を歩いていた。
秋山 暁斗「先生、今日はありがとうございました!!」
桐谷 明日香「いえ、今日もお疲れ様さまでした。 秋山くん」
秋山 暁斗(そういえば、先生って ハロウィンなにかするのかな? 聞いてみるか..)
秋山 暁斗「そういえば、 桐谷先生今日は、何の日か知っていますか?」
桐谷 明日香「今日は、10月の31日だから ハロウィンかしら?」
秋山 暁斗「正解です笑」
暁斗は、両手を出しながら
秋山 暁斗「ち、ちなみになんですけど... トリックアトリートって言ったら なにか、くれたりしますか?」
桐谷 明日香「・・・」
秋山 暁斗(さすがに、図々しいかったか)
先生の頭の中では...
桐谷 明日香(えっ?急に!? めっちゃ、可愛いんですけど〜!! 両手を出しながら言ってる感じもまた!)
先生の脳内では
暁斗の可愛さ出埋め尽くされていた
場面は戻って
桐谷 明日香「さすがに、今すぐには... そういえば!」
そういった、先生は
ポケットから、あめを取り出した。
桐谷 明日香「これで良ければ、差し上げますが?」
秋山 暁斗「ありがたくいただきます! でも、ほんとに頂いてもよろしいんですか?」
桐谷 明日香「えぇ、もちろん 秋山君が言ったのですから」
桐谷 明日香(朝お母さんから貰った あめがあってよかった〜 ありがとうお母さん!!)
秋山 暁斗「貰えると思っていなかったので びっくりです笑」
秋山 暁斗「勝手な想像で、先生ってこういうの あまり興味ないと思っていて。 すいません」
桐谷 明日香「大丈夫ですよ。 私はいつもこんな感じですから 無理もありません」
桐谷 明日香「なので、こうして言っていただいて 嬉しい限りです。 ありがとう、秋山くん」
秋山 暁斗「いえ、感謝されることは、 むしろ頂いてるので、こっちこそ感謝です」
桐谷 明日香「そういえば、 もし私がお菓子をあげられてなかったら どんなイタズラを考えていたんですか?」
秋山 暁斗「そうですね〜笑笑 無難に、くすぐるとかですかね笑笑」
秋山 暁斗(普通に先生の笑ってるところ 見たことないから、見たいだけなんだけど笑)
桐谷 明日香「へぇ〜くぐるのですか?」
桐谷 明日香(悪くないかも〜!! むしろ、されてみたいのはある!! それから、あんなことやこんなこと...)
桐谷 明日香(いけない、いけない これ以上妄想してしまっては、 抑えられなくなりそう... バレては、いけないのに!)
秋山 暁斗「す、すいません へんなこと言ってしまって笑笑」
桐谷 明日香「構いませんよ。 私も答えずらい 質問をしてしまってすみません」
桐谷 明日香「では、遅いですし そろそろ、帰りますか」
秋山 暁斗「そうですね、ではほんとにありがとうございました!!」
桐谷 明日香「っと!その前に私からも」
トリックオアトリート
と言いながら
あすか、暁斗同様に手を出した。
秋山 暁斗「そうですよね。 あいにく、僕は今何もお菓子 持ってなくて、すいません」
秋山 暁斗「なにか、なんでも1つイタズラを受けますよ」
桐谷 明日香「今、『なんでも』って言いましたか?」
秋山 暁斗「はい、僕にできる範囲ではありますが...」
桐谷 明日香「なら・・・」
そう言って、先生は暁斗のもとへ近づき
暁斗の耳元で囁いた
私と・・・付き合ってみる?
その瞬間、暁斗はあまりにも突然な出来事で
言葉が出なかった。
そして、先生は暁斗から離れて
少し照れながら笑顔で言った。
桐谷 明日香「じょ〜だんですよ」
桐谷 明日香「からかいました。 これが、私から秋山君へのイタズラです」
桐谷 明日香(なんて、本当は付き合って、 めちゃくちゃにしたいと思ってる私なんですけどね...ふふっ笑)
・・・・・・
???「ふぅ〜人の体はつかれますね〜 あの子もほんと、気づきませんね笑」
???「バレないようにしてるみたいですね... 私も気をつけないと みなさんには、知られては行けない 秘密ですからね」
先生かわいいです!
内心と言ってることのギャップがすごいですね!笑
でも、彼なら内心を見せても大丈夫…な気がします!
読んでてキュンキュンしちゃいました!
先生かわいい〜。サキュバスだからかわいいのかもしれませんが、彼女だからかわいいのだと思うことにします笑
うまくいきそうな二人ですけど、秘密がばれたらどうなってしまうのか、なんだかんだでうまくいくのか…気になりますね。
だいぶ妄想激し目のサキュバス先生ですね笑
こんな大人の女性がいたら…とんでもない学生生活を送っていたかもしれません笑
禁断こそやりたくなってしまう?!笑