クズ野郎の奴隷ちゃん

Mio_Aikawa

第6話 知らない人格(脚本)

クズ野郎の奴隷ちゃん

Mio_Aikawa

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〇豪華な社長室
眞白 春(はる)「・・・・・・」
眞白 美里(ミサト)「・・・・・・」
眞白 美桜(ミオ)「・・・・・・」
眞白 美桜(ミオ)「お兄ちゃん、次はちゃんと守れるといいね」
眞白 美桜(ミオ)「ちゃんと制御できるよね」
眞白 美桜(ミオ)「お兄ちゃん、『赤井さん』もう居ないよね」
眞白 美桜(ミオ)「『赤井さん』・・・・・・出てこないでね」
「・・・・・・」

〇ホテルの部屋
  あれから数年
  最初は何が何だか分からず怖がっていたが
  あの日から僕は変わった
  僕はご主人様にもっと自分を知ってもらおうと色々話した
  家のこと
  学校のこと
  自分の思い
  全部話した
  だけど
  まだ
  ご主人様のことは
  「すごい家柄のすごい人」
  までしか知らない
  いつご主人様の全てを知れるのだろうか
  もしかしたら一生分からないままなんじゃないだろうか
  でももし聞いてこの関係が壊れたら
  もしご主人様が俺を嫌ったら
  ・・・・・・怖くて何もできない
  でも知らなくていいこともあるかもしれない
  でも
  知りたい
  あなたがすきだから
  だいすきだから
  今日、全てを壊す気であなたに近づく
  化けの皮を剥がす気でいく
  ご主人様、
  教えてください

〇怪しげな部屋
眞白 亜裕(アユ)「・・・・・・」
眞白 亜裕(アユ)「おい」
  ・・・・・・
眞白 亜裕(アユ)「お前まだいたんだろ」
  ・・・・・・
眞白 亜裕(アユ)「お前はここで今日死ぬ」
  ・・・・・・
眞白 亜裕(アユ)「お前が生まれたここでな」
  ・・・・・・
眞白 亜裕(アユ)「今回こそ」
眞白 亜裕(アユ)「お前に会わす子は居ない」
眞白 亜裕(アユ)「赤井さんよぉ」
  ・・・・・・
眞白 亜裕(アユ)「うぅぅぅ・・・・・・」
眞白 亜裕(アユ)「殺す」
眞白 亜裕(アユ)「殺す」
眞白 亜裕(アユ)「殺してやる!!!!!」
  ・・・・・・
  おまえはぁ
『赤井さん』「自我が弱すぎる」
『赤井さん』「ちゃんと愛してやるから」
『赤井さん』「待ってるんだよ」
『赤井さん』「モリサキレイ」
『赤井さん』「くん♡」

〇ホテルの部屋
森崎 麗(レイ)「あ!今日は一緒に寝てくれるの??」
森崎 麗(レイ)「うれしいなぁ」
森崎 麗(レイ)「ご主人様?」
森崎 麗(レイ)「え」
森崎 麗(レイ)「痛いよぉ」
???「嘘だね」
???「これから快感に変わるよ」
森崎 麗(レイ)「?!?!!???!?」

〇黒
  あれ?
  ふあふあするぅ
  なんだかここちいいなあ
  なんかよくわかんない
  ずっとここにいたいなあ

〇露天風呂
森崎 麗(レイ)「ぶはぁっ!!!」
???「あら起きたー?」
森崎 麗(レイ)「??!?!?!!!?!!?!」
森崎 麗(レイ)「ここまでしなかったのにぃ」
森崎 麗(レイ)「なんれぇ」
森崎 麗(レイ)「!?!?」
森崎 麗(レイ)「痛い!!!」
森崎 麗(レイ)「いたいよ!!!!」
森崎 麗(レイ)「・・・・・・だれ?」
森崎 麗(レイ)「だれなの?」
『赤井さん』「僕、赤井さん」
森崎 麗(レイ)「あか・・・・・・いさん?」
『赤井さん』「そうそう」
森崎 麗(レイ)「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
森崎 麗(レイ)「苦しいよぉ」
『赤井さん』「見てご覧」
『赤井さん』「水があかいね」
『赤井さん』「ワインみたいな色だけど」
『赤井さん』「傷口」
森崎 麗(レイ)「うっぐあっっ!!」
『赤井さん』「指紋に血がびあああって通るね」
森崎 麗(レイ)「なんでそんなことするのお」
森崎 麗(レイ)「誰なのお」
『赤井さん』「あかいさ・・・・・・」
森崎 麗(レイ)「ごしゅじんさまあああああ」
森崎 麗(レイ)「助けてよおおおお」
眞白 春(はる)「麗くん!!!!」
眞白 美里(ミサト)「亜裕!!!!!!」
眞白 美桜(ミオ)「2人とも・・・・・・」
森崎 麗(レイ)「みなさァァァんん」
眞白 美里(ミサト)「麗くん、お腹刺されてる!!」
眞白 美里(ミサト)「こっちに!」
『赤井さん』「なんで邪魔するんだ」
『赤井さん』「なぜ・・・・・・」
眞白 美桜(ミオ)「もうやめて!!!!」
眞白 美桜(ミオ)「もう何人こうしてるのよ!!!」
眞白 美桜(ミオ)「大切な人を見つけてはこうやって殺そうとして」
眞白 美桜(ミオ)「もう何回お兄ちゃんは捕まらないといけないのよ」
眞白 美桜(ミオ)「お兄ちゃん、お前なんか出なかったら」
眞白 美桜(ミオ)「私が会長をしたりすることなんか」
眞白 美桜(ミオ)「なかったのに」
眞白 美桜(ミオ)「お兄ちゃんの方がいいとか」
眞白 美桜(ミオ)「言われずに済んだのに」
眞白 美桜(ミオ)「行き過ぎた愛情表現はやめてよ」
『赤井さん』「・・・・・・」
眞白 春(はる)「さあ、行こうか」
眞白 春(はる)「これで最後にしよう」
『赤井さん』「さよならこの身体」
『赤井さん』「楽しませてもらったよ」
『赤井さん』「もう要はない」
眞白 春(はる)「まて!まだ亜裕の人生が!」
眞白 美桜(ミオ)「おにぃちゃぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!」

〇病室のベッド
「・・・・・・」
森崎 麗(レイ)「ん」
森崎 麗(レイ)「ありゃ・・・・・・?ここは?」
眞白 美桜(ミオ)「起きたわ!!!」
眞白 春(はる)「あ!あ!美里!!」
眞白 美里(ミサト)「起きたのね」
森崎 麗(レイ)「あ、美里さ」
森崎 麗(レイ)「うぅぅぅ・・・・・・」
眞白 美里(ミサト)「今はゆっくりしてるといいわ」
眞白 美里(ミサト)「動くと痛いでしょ」
森崎 麗(レイ)「ありがとうございます」
森崎 麗(レイ)「こうして生きていけるのも美里さんや美桜さん、春さんのおかげですもんね」
眞白 美桜(ミオ)「レイー!!!」
森崎 麗(レイ)「うぅぅぅ・・・・・・痛い・・・・・・」
眞白 美里(ミサト)「コラ美桜!安静にって言ってるでしょ!!」
眞白 美桜(ミオ)「てへ」
真希波 海姫(マリン)「いいなぁ、海姫も姫様に抱かれたいにゃ・・・・・・」
眞白 美桜(ミオ)「海姫はちゃーーんと可愛がってあげる♡」
真希波 海姫(マリン)「にゃ、にゃあん♡」
姫野 明日花(アスカ)「旦那様・・・・・・わたくしも・・・・・・」
眞白 春(はる)「我慢だよ・・・明日花」
姫野 明日花(アスカ)「んんん♡」
眞白 美里(ミサト)「あーあー羨ましいわ」
眞白 美里(ミサト)「仕事に集中するために呼んでないのに」
眞白 美里(ミサト)「はー羨ましい」
眞白 春(はる)「ごめんて」
森崎 麗(レイ)「ハワハワ」
森崎 麗(レイ)「あ!!」
森崎 麗(レイ)「ご主人様はどこですか!!!」
森崎 麗(レイ)「早く会わせて下さい!!!」
「・・・・・・」
森崎 麗(レイ)「皆さん??」
眞白 美桜(ミオ)「お兄ちゃん、捕まったのよ」
森崎 麗(レイ)「・・・・・・え?」
眞白 春(はる)「何回もこうして来てるから戻るのも遅いかもしれない」
眞白 美桜(ミオ)「ごめんね・・・・・・詳しいことは言えないまだ」
森崎 麗(レイ)「待ちます」
眞白 美桜(ミオ)「え?ほんとに言ってるの?」
眞白 春(はる)「かなり待たなきゃ行けないぞ」
森崎 麗(レイ)「いいんです。俺、ご主人様が好きだから」
森崎 麗(レイ)「会ってたくさん話したいんです」
眞白 美桜(ミオ)「いいわ」
眞白 美桜(ミオ)「私も待つわ」
眞白 春(はる)「嘘だろ」
眞白 美桜(ミオ)「だって信じてるもの」
眞白 美桜(ミオ)「ね、麗くん」
森崎 麗(レイ)「はい!」
眞白 美里(ミサト)「好きにするといいわ」
眞白 春(はる)「で、でも!」
眞白 美里(ミサト)「いいじゃなーい」
眞白 美里(ミサト)「こんなのも悪くないわよ」
姫野 明日花(アスカ)「旦那様、わたくしもそう思います」
姫野 明日花(アスカ)「待ちましょう、一緒に」
眞白 春(はる)「明日花が言うならな・・・・・・」
眞白 春(はる)「待ってみるか」
森崎 麗(レイ)「皆さん・・・ありがとうございます」
眞白 美桜(ミオ)「海姫も待つわよね」
真希波 海姫(マリン)「ん・・・姫様がおっしゃるなら・・・・」
真希波 海姫(マリン)「んーーーー」
真希波 海姫(マリン)「待ちます♡」
森崎 麗(レイ)「ははっ海姫さん、ありがとうございます!」
真希波 海姫(マリン)「姫様が言ったからよ!あんたのためじゃないんだからにゃん」

次のエピソード:第7話 一緒になるまで

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