ちょと不思議でやばい家族

東井タカヒロ

ちょと不思議でやばい家族(脚本)

ちょと不思議でやばい家族

東井タカヒロ

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〇おしゃれなリビングダイニング
浅井 利紀「おはようー」
浅井 国飛騨「おぉ起きて来たか」
浅井 国飛騨「いやー長い事寝てたなーお前」
浅井 利紀「いつもと変わらんと思うけど」
浅井 国飛騨「なーにほんの1ッ月ぐらいだよ」
浅井 利紀「え?」
浅井 利紀「なんて?」
浅井 国飛騨「1ヶ月ぐらい」
浅井 利紀「そんなに??」
浅井 国飛騨「なぁmisa」
misa「ええそうね」
浅井 利紀「ちょ待って父さん」
浅井 国飛騨「どうかしたかい?」
浅井 利紀「その人誰??」
浅井 国飛騨「あぁ拾った」
浅井 利紀「なんだー拾ったのかー」
浅井 利紀「ってなるかー!!」
浅井 利紀「どこで拾ったんだよ」
浅井 国飛騨「公園にいたから」
浅井 利紀「それ、誘拐の間違いでは??」
浅井 国飛騨「いや、拾った!!」
浅井 利紀「分かったよー」
浅井 国飛騨「もう戸籍まで入れたしな」
浅井 利紀「へ?今なんて??」
浅井 国飛騨「ん?いやお前の姉さんってことで戸籍入れといたぞ」
浅井 利紀「そんな簡単に戸籍通る訳ねぇだろ」
浅井 国飛騨「いやー総務省に友人がいてね、ねじ込んでもらったよ」
浅井 国飛騨「これで家族だな」
浅井 利紀「初めて家出したいと思った」
浅井 国飛騨「父さんは仕事あるからな」
浅井 利紀「父さん・・・ガラス割るなよ」

〇おしゃれな大学
浅井 敏和「よお、弟よ」
浅井 利紀「兄さん」
浅井 敏和「どうした?そんな泣きそうな顔して」
浅井 利紀「実は・・・」
浅井 敏和「それは・・・」
浅井 敏和「大丈夫しょ」
浅井 利紀「へ?」
浅井 敏和「家族が増えただけやん」
浅井 利紀「倫理観倫理観」
浅井 敏和「別によくね?」
浅井 敏和「そろそろ時間だわ、次の講義は家族の拾い方だから」
浅井 利紀「・・・」

〇SNSの画面
浅井 利紀「家族拾うの普通かな?」
匿名「最近流行ってるよー」
浅井 利紀「マジで??」
匿名「俺は捨てられた側だけどなw」
浅井 利紀「ふぁ??」
匿名「なんでも今の家族では寂しいから」
匿名「増やすんだって」
浅井 利紀「誘拐とか拉致では??」
匿名「・・・」
浅井 利紀「逃げたな」
浅井 利紀「絶対そうじゃん」
浅井 利紀「やばいやん」

〇カジノ
浅井 美彩「はい50連勝」
浅井 利紀「母さん??」
浅井 美彩「あら、どうしたの??」
浅井 利紀「何してるの?」
浅井 美彩「見てわかない?ポーカーよ」
浅井 利紀「で?いくら買ってるの?」
浅井 美彩「2万円よ」
浅井 利紀「で今いくら??」
浅井 美彩「3000万」
浅井 利紀「まじでうち母さんのカジノが収入なんじゃ」
浅井 美彩「そうよ」
浅井 利紀「え?」
浅井 美彩「今気付いたの?」
浅井 利紀「父さんは?」
浅井 美彩「あの人misaと外食してるわね」
浅井 利紀(知ってるんだ)

〇刑務所の面会室
浅井 国飛騨「捕まってしまったw」
浅井 利紀「いやいや」
浅井 利紀「misaと食事してるんじゃ」
浅井 国飛騨「misaはどっか蒸発したわ」
浅井 利紀「うちの収入は・・・」
浅井 利紀「母さんだからいっか」
浅井 国飛騨「すまないねー」
浅井 利紀「何やったの」
浅井 利紀「盗み?」
浅井 国飛騨「麻薬とか」
浅井 利紀「なんだよ『とか?』って」
浅井 国飛騨「まぁ明日には仕事行くよ」
浅井 利紀「]!?」
浅井 国飛騨「釈放金払ったから」
浅井 利紀「その金は・・・」
浅井 国飛騨「闇金」

〇土手
浅井 利紀「はぁ」
浅井 利紀「辛いよ」
浅井 敏和「どうした兄さん」
浅井 利紀「弟か」
浅井 敏和「お前も気の毒だよな」
浅井 利紀「こっちのセリフ」
浅井 利紀「兄貴と同じ名前つけられて」
浅井 敏和「まぁ兄貴と勘違いしてお金置いてく人もいるし」
浅井 利紀「・・・兄貴は兄貴で」
浅井 利紀「これが平和かな・・・」
浅井 敏和「まぁうちの家族おかしいもんな」
浅井 敏和「父さんは元大手制作会社」
浅井 利紀「へ!?」
浅井 敏和「母さんはポーカー世界大会13連覇中だし」
浅井 利紀「ちょ」
浅井 敏和「その前になんか警察庁長官やってたとか」
浅井 利紀「ちょ待って」
浅井 敏和「兄貴は・・・」
浅井 利紀「うちそんなやばかった?」
浅井 敏和「そうかー?」
浅井 敏和「兄貴はIQが200で」
浅井 敏和「なんか新しいシステム開発してめっさお金もらってたり」
浅井 敏和「利紀兄さんは・・・」
浅井 敏和「兄貴の実験台にされて1ヶ月 寝込んだり」
浅井 利紀「!?」
浅井 利紀「そうだったのか」
浅井 敏和「俺はー映画作ったりしてたけど」
浅井 利紀「いくら?」
浅井 敏和「1000億円くらいかな」
浅井 利紀「・・・」

〇炎
浅井 利紀「全部燃やすとスッキリしたな」

〇一人部屋
浅井 利紀「はっ夢か」
浅井 利紀「よかったー」
浅井 敏和「兄さんおはよう」
浅井 敏和「仕事見つかったよー」
浅井 利紀「どこに就いたの?」
浅井 敏和「FDI本部」
浅井 利紀「そっか海外かいって・・・」
浅井 利紀「FBI??」
浅井 利紀「・・・」
浅井 利紀「父さんは確か日本鉄道会長で 母さんがホテル会長で 兄貴が消防庁長官だよな」
浅井 敏和「そうだよ」
浅井 利紀「おれだけ無職やん」
浅井 敏和「でもお前趣味でNASAハックしたりしてんじゃん」
浅井 利紀「・・・」
浅井 敏和「・・・」
浅井 利紀「そうだった」

コメント

  • ツッコミどころがとっ散らかっててあたふたしているうちに終わっちゃう感じのストーリーでした。当事者である本人たちはあまり不思議ともやばいとも思っていなさそうなところが一番不思議でやばい感じの家族ですね。とりあえずお父さんの逮捕は夢でよかった。

  • あんま大差無いですねwコンテスト入賞すると良いですね!個人的に今一番押してます

  • 夢も現実もあまり大差ないですね笑
    私の家族はごく一般的だと思いますが、日本中、はたまた世界中を探せば、こんな家族がいたり…いないか笑

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