〇通学路
リン「あ、戻ってきた！」
ミキト「ええ。勝ったみたいですね」
ナイト「お、ミキト、リン」
リン「お、じゃないわよ。 心配して待っていてあげたんだから」
ハナ「ありがとう、リンちゃん」
ミキト「それで、闇裏 神威は？」
ナイト「説得？したよ。 主にハナが、だけど」
リン「説得!? 大丈夫なの!?」
ハナ「大丈夫よ。あの人はもう」
ナイト「神様も協力してくれたしな」
リン「ふ～ん？ まあ、２人が言うなら大丈夫・・・よね？」
ミキト「そういえばその神様は？」
ナイト「そういえばそうだ。ハナ？」
ハナ「・・・」
ハナ「もう、わたしの中にはいないみたい」
ナイト「えっ？ お礼も言ってないのに」
ハナ「そうだね・・・」
？？？「お礼なら言えますよ」
「えっ？」
神様「表裏 騎士、姫野 花。 よくやってくれました」
ナイト「その声・・・本当に神様？」
神様「そうですよ」
ハナ「でも神様は、 力を失ってわたしの身体に・・・」
神様「闇裏 神威です」
ナイト「え？」
神様「あの後、闇裏 神威は アームドセブンの力を 私に捧げてくれたのです」
ナイト「あの力を・・・」
神様「そのおかげで私は目覚めることができました」
ハナ「じゃあ、改めてお別れなんですか？」
神様「そうなります。 なので私の方からもお礼に来たのです」
ナイト「お礼？」
神様「２人には悪魔たちとの戦いから 無理をさせてきましたからね」
神様「神として礼に来たのです」
「あ、ありがとうございます・・・」
神様「なので・・・」
神様「神として、２人の願いを叶えてあげます！」
ナイト「えっ！」
ハナ「願い・・・？」
神様「はい！ 私に出きる範囲で何でも！」
ミキト「シェ○ロンですね！」
リン「ミキトくん、黙ってて」
ナイト「願い・・・か」
神様「はい」
ナイト「俺の・・・いや」