ひとつへの恨み(脚本)
〇渋谷のスクランブル交差点
都季「・・・」
都季「朝見た夢・・・怖かった・・・」
都季「何だったんだろう・・・?」
奈希砂「やっ、おまたせ!」
都季「大丈夫だよ!全然待ってないよ!」
咲也「なんか今日の都季、元気無いわね? 大丈夫?」
都季「え?うん大丈夫大丈夫!」
都季(・・・大丈夫じゃないけど)
奈希砂「じゃ、エリアはどこか探そう!」
都季「・・・うん」
〇カラフル
奈希砂「お、ここみたい!」
都季「これまた不思議な空間だなぁ、きらきらしてる」
咲也「独特な空気が漂ってるけど・・・」
都季「・・・あれ?ここ、道が別れてる」
咲也「じゃあ私は右を行くわ」
奈希砂「私は左で!都季ちゃんはどっちにする?」
都季「ひ、左!奈希砂と一緒の道」
都季(心配だから・・・)
奈希砂「おっけ!じゃあ行こう!」
〇遊園地の広場
都季「遊園地だ!すっごい広い!」
奈希砂「あの空間から遊園地になるとは予想出来ないなぁ」
奈希砂「・・・ん?来る!」
自己意識「螟「縺ォ鮖ソ縺檎樟繧後k縺ィ」
都季「鹿!?なんで!?」
自己意識「縺ゅ?縺ょ響菴薙↑縺」
奈希砂「どうして鹿なんだろう?意味があるのかな」
都季「あ、また来るよ!」
自己意識「濶ッ縺?コ九′襍キ縺薙k繧」
奈希砂「白い蛇?縁起良さそう」
都季「そんな事言ってないで早く倒そ!」
自己意識「縺昴?鮖ソ繧?寐繧貞?偵☆縺ィ窶ヲ」
奈希砂「前回ので察したけど自己意識って大量に居るんだ!キリがないから強行突破しよう!」
都季「え、えぇ!?」
奈希砂「ほら行くよ!」
奈希砂「・・・ね?」
都季「ね?じゃなくてさぁ・・・」
〇遊園地のプール
咲也「あら、プール」
咲也「泳ぎたいなー・・・無理だけど」
咲也「ここはやけに自己意識が少ない・・・というか居ないわ。どうしたのかしら?」
咲也「みんな都季達の方に集まってる? そうだとしたら・・・」
咲也「・・・相当危ない」
〇ゆめかわ
都季「よし、これでここの自己意識は大体倒せた」
奈希砂「あとはエゴがどこにいるか・・・」
都季「あーまた出てきた!」
都季「あ、あれってエゴ本体じゃない?」
奈希砂「あーもう、邪魔邪魔!」
都季「よし、いける!」
都季「お...わ、やいエゴ!覚悟しろ!」
夢見るエゴ「縺頑ッ阪&繧」
奈希砂「っく...結構食らったわ」
奈希砂「でも、まだいける!本当にピンチになるまで戦いたい!」
夢見るエゴ「...」
夢見るエゴ「縺頑ッ阪&繧薙↑繧薙〒遘√r蜉ゥ縺代※縺上l縺ェ縺九▲縺溘?縺雁?縺。繧?s縺ー縺」縺九j豌励↓縺励※遘√?隕√i縺ェ縺」
都季「え!?」
都季「待って奈希砂ちゃん、エゴが...」
奈希砂「...っ!?」
奈希砂「ぐっ...」
都季「奈希砂ちゃん!!」
都季「っく...ぁぁ...あ...」
都季「なんで...?どうして?」
都季「別れが急すぎるって...こんな...事で命...無くしちゃだめだよ...」
都季「ぁ...なぎ...っ、奈希砂ちゃ...ぁ...」
都季「なんで魔法少女になって...友達を無くさなきゃいけないの?もっと愉快なものじゃないの?」
夢見るエゴ「縺頑ッ阪&繧捺ョコ縺励◆??シ?シ」
都季「やだっ!!やめて!!」
都季「やだ!あっち行け!」
都季「人殺し!!」
夢見るエゴ「遘√b豁サ繧薙§繧?▲縺溘?」
都季「...ぁ、」
都季「はぁっ...はぁ...」
都季「なんで...」
エゴと自己意識がいい味出してますね……。不穏な世界に突然の死……ゾクゾクします。