エピソード1(脚本)
〇森の中の沼
「なぜだ・・・なぜ!あのような外道な種族が成敗されるどころか崇められているのだ!」
おかしい!これは何かの間違いだ!そうだと思うだろう!?ヴァープル!
ヴァープル「そんなこと私に聞くな・・・人間も皆悪いものではない。それはお前もわかっているだろう?」
湖の精「お前もあいつらと同じ・・・ッ!」
ヴァープル「違う。ただ、人間の良さに気づいてほしいだけだ・・・」
湖の精「良さなど・・・ありはしない!」
湖の精「人間は無慈悲で外道な種族だ!」
湖の精「味方でさえ!殺してしまう!!!あいつらのどこがいいのだ!私の首も!あいつらに討ち取られたのだ!」
ヴァープル「・・・」
湖の精「憎い、憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い!!!!!!」
・・・頭を冷やせ。子供たちは皆無邪気に走り回っている。この親を殺してしまっては誰があの子たちを育てるのだ・・・?
路頭に迷わせてはいけない・・・
湖の精「くそっ・・・くそっくそっ!」
湖の精「絶対に・・・」
「滅ぼしてみせる・・・ッ」
〇けもの道
精霊 スイライ「なぁ!そろそろ遊ぼう!日が暮れてしまうぞ?」
村の子供「うん!何して遊ぶの?精霊のおねぇちゃん!」
精霊 スイライ「うぬ・・・何をしよう・・・?あ、では魔法を見せてやろう!とっておきだ!」
精霊 スイライ「ゆくぞ!よく見ておけ!」
キラッ
その瞬間、瞬く間に小さな水の玉が浮き上がる。
村の子供「わ・・・ぁ・・・!」
精霊 スイライ「すごいだろう!すごいだろう!?私はすごいのだ!」
湖の精「・・・」
湖の精「親が親なら・・・子も子・・・」
「排除する対象だ・・・」
物語に強いメッセージ性を感じてドキドキしました...😳
湖の精の今後の立ち振る舞いに期待しております!!!
昔から、親の顔が見てみたいわ!なんて言葉があるように、子供と親はそれほど似るものなんですかね…。
辛い悲しいどうしようもない思いって、何しても解消されないんだよなぁ。