第三次世界大戦

東井タカヒロ

第二話 ロストワンの目的(脚本)

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〇小さい会議室
武井 裕二「実はな・・・テロ集団、ロストワンに魔力核融合者が居るという報告を受けたんだ」
南 慎吾「ロストワンに、ですか?」
武井 裕二「そうだ。 そこでまず、ロストワンの目的についてだが・・・」
安生 由樹「課長、 魔力核融合者対策課入社希望者が来ております。 緊急のようで、できるだけ早くしてほしいとのことです」
武井 裕二「わかった。 行こう」

〇研究施設の玄関前
  受付にて
武井 裕二「君は確か・・・あのときの──」

〇開けた交差点
伊藤 志樹「孝斗おおおぉぉぉ!!」
伊藤 志樹「あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ」

〇研究施設の玄関前
武井 裕二「事件現場にいた伊藤君だね」
武井 裕二「聞き込み調査のときは協力してくれて助かったよ」
武井 裕二「ところでどうしてここに来たんだい?」
伊藤 志樹「あの、」
伊藤 志樹「ここで働かせてほしいんです!!」
伊藤 志樹「テロ集団”ロストワン” 絶対に許さない!!」
武井 裕二「・・・・・・」
武井 裕二「・・・わかった。 いいだろう。今は人手不足なんだ。 だが、命の保証はできないぞ」
伊藤 志樹「ありがとうございます」

〇小さい会議室
武井 裕二「では、会議の続きだが・・・」
武井 裕二「ロストワンの目的についてなにかあるものは?」
南 慎吾「はい。 ロストワンですが、調べてみたところ」
南 慎吾「人がいなければ地球温暖化など進まない 人がいなければ自然破壊が進むことなどない人がいるから世界が壊れてゆく」
南 慎吾「人はいつか滅亡しなければならない」
南 慎吾「というのが教義だそうです」
篠崎 蓮「人類の滅亡!?」
武井 裕二「なかなか厄介そうな相手だな」

次のエピソード:第三話 赤の魔力核融合者

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