異世界転生したらアイドル聖女に勇者様と呼ばれて世界を救った件

悠蒼

アイドル聖女と・・・(脚本)

異世界転生したらアイドル聖女に勇者様と呼ばれて世界を救った件

悠蒼

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〇黒
  ねぇ・・・起きて!!
  なんだよ・・・寝かせてくれよ・・・
  ほらっ!!勇者様ー!!
  うぅ・・・勇者様・・・?
  ねーぇー!!起きてー!!勇者様ー!!
  めっちゃ頭に響くな・・・わかったよ・・・起きるよ・・・

〇黒背景

〇白

〇空
謎の美少女「あっ!勇者様ー!!」
  ・・・なんだこの美少女は・・・
  なんか、驚いてるけど
  てか、空?俺寝転がってる?
謎の美少女「勇者様ー!!大丈夫!?」
謎の美少女「こんなところで寝てたら魔物に襲われちゃうよ!?」
  はぁ!?魔物!?

〇美しい草原
謎の美少女「あっ!!起きたー!!」
俺「魔物ってなんだよ!?ってかここどこだ!?」
謎の美少女「魔物はねー、ここの世界ではたくさん出るのー!」
謎の美少女「ほらっ!あっち見てー?」
  はぁ・・・あっち見ればいいのか?

〇草原
  ・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・

〇美しい草原
俺「なんかめっちゃモンスターいるけど!?」
謎の美少女「えっ!!そうだよ!?」
謎の美少女「私と勇者様で倒していかないといけないんだよー!!」
俺「さっきから勇者様って呼んでるけど、俺って勇者なの!?」
謎の美少女「うん!!勇者様だよー!!」
俺「そうか・・・俺はこの世界では勇者なのか・・・」
俺「そして・・・君は誰なんだ!?」
謎の美少女「あ!!自己紹介してなかったね!!」
謎の美少女「私、前世がアイドルで、現世では聖女やってまーす!!」
俺「前世がアイドルで、今は聖女・・・すげぇ・・・」
俺「君の名前はなんていうの?」
謎の美少女「えーっとね・・・アイ・ドル・・・だよ」

〇美しい草原
アイ・ドル「こっちの世界に来て名前聞かれた時に」
アイ・ドル「前世の職業しか思い出せなくて、アイドルしてたって言ったら、それがそのまま名前になっちゃった・・・」
俺「そうだったんだ・・・」
俺「てか、俺も前世の名前思い出せないな・・・」
俺「名前どころか職業も思い出せないな・・・」
アイ・ドル「あ!!そしたら、変身!!って言ってみて!?」
俺「変身?」
アイ・ドル「勇者様が1番パフォーマンスが上がる装備になるの!!」
アイ・ドル「何か前世のことを思い出すきっかけになるかも!!」
俺「わかった・・・・・・変身!!」

〇魔法陣2

〇美しい草原
俺「・・・」
アイ・ドル「わっ!!勇者様って駅員さんだったのー!?」
俺「駅員・・・俺は前世では駅員をやってたんだな・・・」
アイ・ドル「カッコいいー♡」
俺「あ、ありがとう・・・」
俺「つまり、俺の名前はエキ・インだな・・・」

〇美しい草原
アイ・ドル「自己紹介も終わったし、そろそろ場所移動して、ご飯でも食べよっかー?」
エキ・イン「え!?あそこの魔物はどうするの!?」
アイ・ドル「いっけなーい!!忘れてたぁー!!」
アイ・ドル「そしたら早速一緒に倒そう!!」
エキ・イン「一緒にって・・・俺はどーすれば・・・」
アイ・ドル「アイドル奥義!!キラースマイル!!」
エキ・イン「え・・・攻撃?始めたのか?」

〇コンサート会場
アイ・ドル「みんなー!!聞こえてるー!?」

〇草原
「うおーーーーー!!!!!!!!!!!!アイ・ドルーーーーー!!!!!!!!!!!!」

〇コンサート会場
アイ・ドル「みんなにとっておきの笑顔を届けるよー!!!!!!」
アイ・ドル「キラースマイル!!!!!!!!!!!!」

〇草原
「うおーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

〇美しい草原
エキ・イン「なんか凄い勢いで魔物3匹こっちに向かって走って近づいてきちゃってるよ!?」
アイ・ドル「あー、またやっちゃったー!!」
アイ・ドル「私、敵を魅了して攻撃はされないんだけど、倒すこともできないんだよね・・・」
エキ・イン「そーなの!?じゃああの向かってる魔物たちどーすれば!?」
アイ・ドル「うぅ・・・私のことは攻撃してこないけど、もしかしたらあの魔物たちエキくんのこと攻撃してきちゃうかも・・・」
エキ・イン(いや・・・待てよ・・・なんかあの魔物たちが向かってくる姿を見ていると・・・)
エキ・イン(こう・・・心の底から湧き上がる気持ちがあるな・・・これがもしかして・・・)
アイ・ドル「うぅ・・・ごめんなさーい!!」
エキ・イン「アイちゃん!!大丈夫だよ!!俺に任せて!!」
アイ・ドル「へっ?」

〇草原
「うおおおおぉぉーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」

〇美しい草原
エキ・イン(大丈夫だ・・・この湧き上がる気持ちに素直になれば良いだけだ・・・)
エキ・イン(失敗は許されない・・・よし!!!!)

〇駅のホーム
エキ・イン「駆け込み乗車はご遠慮ください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

〇草原
「うううううぐぅぅぅぅぅ!?!?!?!?」

〇駅のホーム
エキ・イン「この電車は魔物3匹号あの世行きです!!!!!!!!」

〇草原
(ぐぅ・・・乗ってはいけない・・・乗ってはいけないのに・・・なぜか無性に乗りたくなってしまう!!!!!!!!!!!!!)

〇駅のホーム
エキ・イン「安全線の内側までお下がりください!!」
エキ・イン「絶対に駆け込み乗車しないでください!!!!!!」

〇草原
「駄目だ!!!!!!抗えない!!!!!!!!なにせ俺たちは魔物!!!!!!!!正義に反する者!!!!!!」
「駆け込み乗車するぞー!!!!!!!!!!!!」

〇駅のホーム
  ぷしゅーバタン

〇電車の中
「あ・・・」
  ご乗車ーありがとうございます!この電車は魔物3匹号あの世行きの急行です!!
  次は、終点のあの世まで途中の駅には止まりません!!
「あーーーーーーーーー」

〇美しい草原
エキ・イン「やった!!魔物3匹倒したぞ!!」
アイ・ドル「エキくん凄い!!!!!!!!!!!・・・カッコいい・・・」
エキ・イン「あ・・・ありがとう・・・」
エキ・イン「よし!この調子でこの世界の魔物を倒していこう!!」
アイ・ドル「うん!!」

〇コンサート会場
アイ・ドル「キラースマイル!!」

〇駅のホーム
エキ・イン「雨の日は大変滑りやすくなっております!!絶対に駆け込み乗車しないでください!!」

〇コンサート会場
アイ・ドル「必殺奥義!!私、アイドル卒業します!!」

〇駅のホーム
エキ・イン「魔王線にあの世行きの最終電車が到着します」
エキ・イン「終電ですのでお乗り遅れのないようにご注意下さい!!!!!!!!」

〇駅のホーム
  ぷしゅーバタン

〇電車の中
魔王「あーーーーーーーー」

〇地球
  こうして
  アイドル聖女と駅員勇者の2人によって
  この世界の平和はいつまでも続きました!!

コメント

  • 名前と職業がそのまんまで面白かったです。
    前世の職業が転生に影響するなんて、斬新な転生モノですね。
    しかも駅員スキルが魔物たちに響きすぎていて笑いました。

  • めっちゃ面白かったです!
    技が斬新!😂

  • 面白かったです!
    魔王の「あーー」に、めっちゃ笑いました🤣
    アイドル聖女が誘いこんで、駅員勇者が仕留める最強タッグでしたね!!

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