夏休み1日目(脚本)
〇女の子の一人部屋
夏休み1日目
ジリリリリ!!
近藤佐月「ん〜・・・」
ジリリリリ
近藤佐月「・・・・・・・・・」
ジリリリリ
ガシ・・・
ジリリ・・・ジリ・・・ジ・・・
近藤達也「・・・・・・・・・」
近藤達也「何個目だよ・・・」
ピンポーン
近藤達也「あっ、はーい」
〇シックな玄関
佐山ねね「よっ」
近藤達也「うぇ〜!?ねね今日って来るっけ!?」
佐山ねね「いや、暇だから遊びに来ただけ〜」
佐山ねね「さっちゃんなにしてる〜?」
近藤達也「あ〜・・・何個目かの目覚まし壊した」
佐山ねね「つまり寝てると・・・」
近藤達也「いや!?よくわかったな!?」
佐山ねね「まぁこんなもんよね〜」
近藤達也「どんなもんだよ・・・」
佐山ねね「まっ、上がらせてもらうね〜」
佐山ねね「ついでに朝寝坊も起こしに行きますか・・・」
〇女の子の一人部屋
なーーちーー
なっーーちーー
なっちゃん!
近藤佐月「ん〜・・・なにねね・・・今日は休みでしょ・・・?」
佐山ねね「何言ってるの!? 夏休みは明日でしょ!?」
近藤佐月「へっ!?嘘でしょ!?」
近藤佐月「だってさっきねねと達也が私にいたずら仕掛けようとして・・・」
近藤達也「何変な夢見ているのねえちゃん!?」
近藤達也「ほんとだってねぇちゃん!早く行かないと!」
そうゆうと達也は大きくランドセルを背負った
近藤佐月「うっ、うそでしょ!?お母さァァァん!?」
〇アパートのダイニング
ダッダッダッ
近藤佐月「おっ、お母さんどこ・・・!?」
そこにはサランラップでとめといた朝ごはんの隣に置き手紙があった
ごめん!
今日急遽朝早く出ないといけないことがわかったから朝はいません
朝ごはんは隣においておくから
夜ご飯前には帰る!
近藤佐月「うっ・・・嘘でしょ・・・」
「何言ってるの!! 早く行くよ!!」
近藤佐月「わわわ!! はいいぃぃぃぃ!!」
〇アパートの玄関前
3人は勢いよくドアを蹴破った
だが
ヒソヒソ
ヒソヒソ
近藤佐月「・・・?」
近所の人「あらやだ近藤さんの娘さんどうしたのパジャマ姿で・・・・・・」
近藤佐月「・・・あ!」
近所の人「たしか今日から、夏休みじゃなかったけ? 遅刻〜って言ってたけど・・・」
近藤佐月「・・・え!?」
すかさず二人を見る
「ニャーーーー」
近藤佐月「こっこの・・・」
近藤佐月「こらぁぁぁ!!まてやぁぁぁ!!」
近藤達也「にーげろ!!」
ちなみにお母さんはまじで仕事だよ
その後3人仲良くゲームしたとさ
ねねがわざわざ制服に着替えてる(笑)。手の込んだドッキリですね。夏休みの初日に試してみたいドッキリだけど、自分がやられたらパニクって軽く死ねる自信があるからやめます。三人が仲良しでほっこり。
仕事や学校の日に休みと勘違いして起きた時のあの絶望感と言ったらたまりませんね。
逆に仕事や学校だ!と思って休みだった日の幸福感もまたたまりませんよね笑
すごいドッキリ仕掛けられましたね! なんだかんだ言っても、終業式の自覚を自身できちんと持っておくしかないですよね。あわててパジャマで飛び出していたところ、キュートでした!