ハーブの町

結城

エピソード1(脚本)

ハーブの町

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〇森の中
みさき「・・・うぅ」
みさき「!?」
みさき「ここ・・・どこ?」
ローリエ「あ、目が覚めたようですねぇ」
みさき「だ、だれ!?」
ローリエ「えーっと・・・わたしはローリエと申します♪」
ローリエ「呼び捨てで構いませんよぉ」
みさき「はあ、」
ローリエ「貴方のお名前は?」
みさき「・・・私はみさき」
ローリエ「素敵なお名前ですね♪」
ローリエ「それで、ここは町の外れの森ですね」
みさき(森なのは見ればわかるけど・・・ なんで私はこんなとこにいるんだ?)
ローリエ「あと、貴方は異世界転生者ってところですかねぇ」
みさき(異世界転生・・・?)
ローリエ「まあとりあえずお城に向かいましょう♪」
みさき「えぇ・・・」
みさき(よくわからんが着いていくしかなさそうだな・・・)

〇西洋の城
みさき「うわ、でっか・・・!」
ローリエ「お城ですからねぇ」
エルダー「おかえりなさいませ、ローリエ様」
エルダー「護衛も付けずにどこへ行っていらしたのですか、王女様?」
ローリエ「お散歩をしてたんですよぉ」
エルダー「はあ・・・困ったものです」
みさき(王女様・・・?)
エルダー「ところでそちらの方は?」
ローリエ「異世界転生者ですよぉ 森で拾いました♪」
エルダー「・・・なるほど」
エルダー「これは失礼、私はローリエ様の側近でエルダーと申します」
みさき(側近・・・)
みさき「えっと・・・みさきです」
エルダー「ローリエ様、みさき様 国王様にご報告に参りましょう」
ローリエ「参りましょう♪」
みさき(ゆるいなぁ・・・)

〇謁見の間
エルダー「国王様、失礼いたします」
ローリエ「ただいま戻りました♪」
フェンネル「おぉ、ローリエか」
フェンネル「おや・・・その者は?」
ローリエ「異世界転生者のみさきです♪」
フェンネル「!?」
フェンネル「なんと!そうであったか」
フェンネル「みさき殿」
みさき「は、はい!」
フェンネル「頼みたいことがあるのだがよいか?」
みさき(異世界だし世界救えとか・・・? 流石にそれはきついなぁ)
フェンネル「ローリエの」
フェンネル「友達になってほしいのだ」
みさき「え!?」
みさき(そんなこと・・・?)
フェンネル「抽象的で悪いがみさき殿にはこの町で楽しい思い出を作ってほしいのだ」
みさき「だから友達・・・?」
フェンネル「そうじゃ」
フェンネル「異世界転生者とは時空の歪みによってこちらの世界に来てしまった者」
フェンネル「だからせめて元の世界に帰るまで楽しく過ごしてほしいのだ」
みさき「・・・」
みさき「わかりました」
ローリエ「よかった!さっそくみさきの部屋を用意するわ♪」

〇城の客室
ローリエ「ここがみさきの部屋ですよぉ」
みさき「あのさ、」
ローリエ「?なんですか」
みさき「ローリエは王女様なの?」
ローリエ「お姉様がいるので第2だけどそうですよぉ」
  コンコンコン
ローリエ「あ、うわさをすればってやつですね♪」
  ガチャ
ジャスミン「ローリエおかえりなさい」
ジャスミン「それとみさきさん、初めまして」
ジャスミン「ローリエの姉のジャスミンです どうぞよろしくお願いいたします」
みさき(この人がローリエのお姉さんか・・・)
みさき「こちらこそ」
ジャスミン「よかったら今度3人でお茶会でもしましょう」
ローリエ「それはいいですねぇ」
  コンコンコン
メイド「失礼いたします」
メイド「ジャスミン様、お時間です」
ジャスミン「あらもうそんな時間?」
ジャスミン「ローリエ、みさきさんにこの町を案内してあげてね」
ローリエ「わかりましたぁ」
ローリエ「お仕事頑張ってくださいね、お姉様♪」

次のエピソード:エピソード2

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