ハーブの町

結城

エピソード2(脚本)

ハーブの町

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〇西洋の市場
ローリエ「さっそく町を案内しますね♪」
ローリエ「ここはこの町の料理屋なんかが多く集まっている場所ですねぇ」
みさき「あのさ」
みさき「エルダーさんに言われてたけど護衛ってつけなくても大丈夫なの?」
みさき「ローリエは王女様なんでしょ?」
ローリエ「・・・」
ローリエ「この町は安全ですからへーきですよぉ」
みさき(・・・?)
  ドンッ
みさき「わっ!!」
ステビア「わわわ!ごめんなさい!」
ステビア「って・・・ローリエ様!?」
ステビア「ということは異世界転生者の人!?」
みさき「えっと・・・そうだよ」
ローリエ「ローリエですよぉ」
ステビア「あたしステビアっていいます! よろしくお願いしますね、えーと・・・」
みさき「みさきだよ、よろしく」
ステビア「みさきさん!」
ステビア「いっけない!あたしってばお仕事があるんだった!! それじゃあ失礼します!」
みさき「あ、行っちゃった」
ローリエ「確かステビアの家はレストランでしたねぇ」
みさき(一直線って感じの子だったな・・・)
ローリエ「それじゃあ次は町の中央の方へ行きましょう♪」
みさき「うん」

〇結婚式場前の広場
ローリエ「ここが中央通りですよぉ」
みさき「あ、噴水だ 奥に見えるのは結婚式場かな」
ローリエ「そうですよぉ 誰しもの憧れの場所です♪」
ラベンダー「あら、見ない顔ね」
ローリエ「こんにちはラベンダー」
ラベンダー「姫といっしょにいるってことはアンタがうわさのみさきね」
みさき「あ、はい」
  スルッ
みさき「ひゃっ!?」
みさき「や、やめてください・・・!」
ラベンダー「ふふ♡ いい反応ね」
ラベンダー「からかいがいがありそうだわぁ」
みさき「う、」
ローリエ「ちょっとぉ みさきに変なことしないでくださいっ」
ラベンダー「ごめんなさいね♡」
ローリエ「困った人ですねぇ・・・」
ラベンダー「あぁ、みさき」
みさき「・・・なんですか」
ラベンダー「アタシ占い師をやってるの よかったらお店にも来てちょうだいね」
みさき「・・・検討しておきます」
ラベンダー「じゃあね」
ローリエ「はぁ、今日はこのくらいにして帰りましょう」
みさき「そうだね」

〇城の回廊
ローリエ「1日というものはあっという間ですねぇ」
みさき「今日はどっとつかれたよ・・・」
オレガノ「おや・・・」
オレガノ「おかえりなさいませ 姫様、みさき様」
ローリエ「ただいま戻りました♪」
みさき「ただいま・・・です?」
オレガノ「あぁ、自己紹介がまだでしたね」
オレガノ「私はオレガノ この城の騎士です」
みさき「騎士・・・ なんだかすごそう」
ローリエ「オレガノはとっても優秀なんですよ♪」
オレガノ「ありがとうございます」
オレガノ「町の人々を守ることが騎士の勤め みさき様も何かあれば私にお伝えください」
みさき「オレガノさんありがとうございます」
オレガノ「それでは訓練がありますので、失礼いたします」
みさき「かっこいいなぁ・・・」
ローリエ「憧れちゃいますねぇ」
エルダー「ローリエ様、ここに居ましたか 夕食の準備が整っておりますので参りましょう」
ローリエ「はらぺこですぅ・・・」
みさき「私もお腹すいた・・・」

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