一般人が伝説の勇者!?

Aruna

#3(脚本)

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〇けもの道
瀬波 咲「そういえば、私の名前言ってなかったよね...」
妖精 エミア「知ってます!瀬波 咲 様ですよね?」
瀬波 咲「あ、うん!なんで分かるの?」
妖精 エミア「宝石が教えてくれたんです...」
瀬波 咲「宝石の力って凄いね!」
瀬波 咲「それでさ...」
瀬波 咲「住む場所ってどうするの?」
妖精 エミア「大丈夫です!あてがあります!」
瀬波 咲「なら、任せようかな...」
妖精 エミア「お任せ下さい!」
妖精 エミア「それとですね... 妖精は人間の街には入れないのですよ...」
瀬波 咲「任しとき!隠しながらなら、バレないと思う!」
妖精 エミア「あまり乗る気は、は無いですが... 仕方ないので、お願いします!」

〇教会の中
瀬波 咲「えーっと...失礼します...」
シスター リリア「ようこそ、教会へ...」
シスター リリア「...」
瀬波 咲(なんかこの人、怖いなぁ....)
シスター リリア「誤魔化せませんよ....!妖精の気配がします!」
瀬波 咲「えぇ!?」
シスター リリア「出てきて下さい!」
妖精 エミア「やはり、あの人のお孫さんは騙せないですね」
シスター リリア「貴方...ここは妖精は来ては行けないの... 分かっているでしょう....?」
妖精 エミア「うーん...シスター・レシカの孫だからとは思いましたが...ダメみたいですね...」
シスター リリア「レシカ....!? 何故、レシカお祖母様の事を!?」
妖精 エミア「彼女には、お世話になりましたから...」
シスター リリア「まさか? でも、レシカお祖母様の事を知ってる方はもう居ないはずじゃ!?」
妖精 エミア「妖精は長生きですからね♪」
シスター リリア「貴方....一体何者....?」
妖精 エミア「あの頃は、大妖精でしたからね...!」
シスター リリア「大妖精?まさか、大妖精 エミア の事を言っているの!?」
妖精 エミア「そこは、受け継がれているのですね...」
瀬波 咲「ちょっと待って?何を言っているのか、さっぱりなんだけど!?」
妖精 エミア「そういえば、話してないですね...」
妖精 エミア「この方は、私が大妖精だったころにお世話になった、シスター・レシカの孫なんですよ!」
シスター リリア「はい、おっしゃる通りです。 私はシスター・レシカの孫である、 シスター・リリアです」
シスター リリア「にしても、エミア様? 小さくなっているようですが?」
妖精 エミア「あの後、私は大妖精から妖精になりたいと 言ってしまったので....」
妖精 エミア「このように小さくなってしまったのです...」
瀬波 咲「元から、小さくは無かったんだ....!」
妖精 エミア「それより、シスター・リリア! お願いがあります!」
妖精 エミア「私達の用が終わるまで、こちらに居させてもよろしいでしょうか?」
シスター リリア「えぇ、いいですよ!」
妖精 エミア「ありがとうございます....!」
シスター リリア「あの、貴方のお名前は?」
瀬波 咲「瀬波 咲です!」
シスター リリア「変わった名前ですね....!」
シスター リリア「あ、お部屋はこちらですよ!」

〇英国風の部屋
シスター リリア「こちらです!」
シスター リリア「あ!着替えは、あのクローゼットの中にありますよ!」
シスター リリア「それでは、何かあればお呼びください!」
瀬波 咲「やっと、休める....」
妖精 エミア「そうですね....!」
妖精 エミア「そうだ!着替えがあったと言ってましたよね?」
妖精 エミア「一旦、鎧を外して着替えてみましょうか!」
瀬波 咲「確かに!重かったんだよね....」
妖精 エミア「じゃあ、着替えてみましょう!」

〇英国風の部屋
瀬波 咲「あ!いいね!」
妖精 エミア「お似合いですよ!」
妖精 エミア「それじゃあ、寝ますか?」
瀬波 咲「今日は、流石に疲れちゃったから 寝ようかな!」
妖精 エミア「分かりました!おやすみなさい!」
瀬波 咲「おやすみ、エミア!」
妖精 エミア「はい!」
妖精 エミア「....」
妖精 エミア「...拝啓、貴方へ」
妖精 エミア「均衡が崩れている今、貴方との約束を守ろうと思います」
妖精 エミア「あの人は、私が勝手に呼び出したにも関わらず、助けたいと仰りました」
妖精 エミア「優しいのは、貴方とよく似ていますね」
妖精 エミア「貴方との約束...これで守れているのでしょうか?」
妖精 エミア「...私には分かりませんが」
妖精 エミア「でも、均衡は崩される訳にはいきません!」
妖精 エミア「だから、絶対に諦めたくない!」
妖精 エミア「私は、貴方との約束を守りますから...!」
妖精 エミア「だから、また会えないですか?」
妖精 エミア「あの頃会った.....貴方....に....」
妖精 エミア「.......また、会える日を...」
「願っています.....」

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