熟女志願

ざざむし

エピソード4(脚本)

熟女志願

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〇豪華なベッドルーム
猫神大造「さあ書いたで」
猫神藍子「財産はすべてあたしに」
猫神大造「ああ、しゃあないわ」
垂水「日付とハンコは?」
猫神大造「認め印でええんやろ」
猫神藍子「それでええ」
猫神大造「また元の木阿弥や」
垂水「社長は一代で、今の会社をつくらはった」
垂水「今ではナニワのドン・ファンて 言われてる」
猫神大造「よう言ってくれた」
垂水「元々、何をしたはったんです?」
猫神大造「戦後はコンドームの訪問販売からやった」
猫神大造「その頃は、買いにいくの恥ずかしい人  多てな」
垂水「なるほど」
猫神大造「飛ぶように売れたわ」
猫神大造「それだけやあらへん」
垂水「商売の秘策が?」
猫神大造「避妊具売るとき、実地講習したった」
猫神藍子「趣味と実益かねてか?」
猫神大造「せや、昼間、亭主のいないときにな」
垂水「目のつけどころが違うわ」
猫神大造「商売ちゅうんは他人と同じことしてたらあかんね」
垂水「勉強になります・・・」
猫神大造「ほな・・もう一戦」
猫神藍子「大丈夫?」
猫神大造「若いころのこと思い出したら 力がみなぎってきた!」
垂水「そ、それじゃ、俺からひとつ お願いが・・・」
猫神藍子「何?」
垂水「後ろからやられるの、どんな気持ち?」
猫神藍子「試したいんかい」
猫神大造「わしはあかんで そっちの趣味はないで」
猫神藍子「あたしのバッグに、アナル・バイブ入っとるから使てもええで」
垂水「おおきに」

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