禁帯出女子(脚本)
〇図書館
ある日の昼休み
図書委員の二階堂さん(クラスメイトの本田さんは 禁帯出のシールがついた本しか読まない)
図書委員の二階堂さん(なんでだろう とても気になる)
図書委員の二階堂さん(話しかけてもいいのだろうか・・・)
本田さん「じっ」
図書委員の二階堂さん「あっ 目があってしまった」
図書委員の二階堂さん「あの、本田さん じろじろ見てごめんなさい」
図書委員の二階堂さん「いつも禁帯出本しか読まないから 不思議だな、と思ってて・・・」
本田さん「ああ シールが好きなの」
図書委員の二階堂さん「禁帯出シールが?」
本田さん「そう・・・本の内容はどうでもいい」
図書委員の二階堂さん「ええ・・・」
本田さん「禁帯出シール、可愛くない?」
本田さん「新品のキラキラしたシールもいいけど 古くて色あせて文字が読めなくなってるシールもいい」
本田さん「赤いヒラヒラにちょっと怪しいフォント、このレトロ感、萌える・・・」
図書委員の二階堂さん「そんなに禁帯出シールが好きなら 禁帯出シールのグッズとか作ってみたら? 禁帯出イヤリングとか!」
本田さん「! グッズをつくる、か それ、たのしそう よくそんなこと思いつくね」
図書委員の二階堂さん「私、手芸が好きだから よく作るの」
本田さん「・・・私、不器用だったわ」
図書委員の二階堂さん「手伝うよ! 私も禁帯出グッズほしくなってきちゃった」
広がる禁帯出の輪
本田さん「私、禁帯出お面作りたい」
図書委員の二階堂さん「お面?! それこそ私にはない発想だ」
本田さん「禁帯出になりたい・・・・・・」
図書委員の二階堂さん「おお・・・ 恐れ入った・・・ プロ禁帯出プレイヤーは違うな」
図書委員の二階堂さん「そうだ 図書館のPCと印刷機使うといいよ」
本田さん「いいの?」
図書委員の二階堂さん「図書委員権限ってことで!」
本田さん「ありがとう!」
本田さん「私・・・この本の背表紙についてる 禁帯出シールがいちばん好き 他のよりツヤツヤしているから」
図書委員の二階堂さん「おお・・・なんてこだわり」
本田さん「このシールを写メって拡大してお面にしたい」
図書委員の二階堂さん「OK やってみよう!」
工作中・・・・・・・・・
本田さん「ワーイ できた!」
図書委員の二階堂さん「いいな! 私もお面欲しくなってきた」
本田さん「二階堂さんも禁帯出女子になろう」
本田さん「なんかバンド名にありそう 禁帯出女子」
図書委員の二階堂さん「バンドか〜 私、音楽はわかんなくて」
本田さん「歌うの好き」
図書委員の二階堂さん「本田さんの禁帯出ソング楽しみにしてるね」
本田さん「わかった できたら一緒に歌ってね」
図書委員の二階堂さん「え〜 音痴なんだけど 大丈夫かな?」
本田さん「歌はこころ。禁帯出ソウルがあれば大丈夫!」
図書委員の二階堂さん「そして輝く」
本田さん「禁帯出ソウル!」
「へエイ!」
図書委員の二階堂さん「今が一番図書委員をエンジョイできてる実感がある!」
本田さん「禁帯出パワーだね」
♪図書館に咲く赤い花
私も禁帯出ソウルある方だと思います。あのシール、どこかの業者さんが作ってるんでしょうね。一般人の手に入らないところが魅力です。本田さんはお面でもいいみたいだけど私はあくまでもシールに拘りたい。家中のものに貼ってみたい。
言われてみれば確かにミステリアスな感じで好奇心が湧きますね。
こういう小さな発想から様々なグッズが作られているのかもしれませんね。
着想がスゴイですね!禁帯出のシール、確かに昔見てちょっとドキドキした記憶がありますので、ちょっぴり共感できてしまいますw