〇豪華なベッドルーム
父「あはーん」
母「うふーん」
父「いやーん」
あたし「させるかー!!!!」
母「誰?!!!?」
父「心なしか俺に似ている気がする」
あたし「あたしは未来からやってきた あんたらの子供や!!!」
あたし「今日致されるとあたしが生まれてしまう!!」
あたし「絶対阻止!!!!!」
あたし「生きるのめんどくさすぎる!!!」
あたし「誰が好き好んで生まれるかよ!!」
あたし「子供は親を選んで生まれてくるとか嘘や!! アフォちゃう????」
あたし「子供を自分の無条件の味方にしようとか、 自分のそっくりさん作って かわりに夢叶させようとか」
あたし「そもそもメンタルがやられている 人間の発想なので アダルトチルドレンカウンセリング 受けたほうがいい!!!」
あたし「そっちの方が健康にいい!!」
あたし「なんとなく子供できてしまったとか論外!! 子作り以外の趣味やっとけ！」
母「わあ・・・（絶句）」
あたし「あんたらさっさと夜は眠れ!!! 大運動会やっとる場合じゃないぞ!!!」
あたし「お肌のゴールデンタイムがもったいない!!!」
あたし「人間起きてる間より 寝ているときの方が重要やで!!!」
父「・・・そこまで言うなら今日は寝るか」
あたし「別々のベッドで寝ろよ」
あたし「寝付くまで監視する」
母「寝付けないわよ！」
あたし「寝たか」
あたし「これでもとの時間に戻れば あたしは消えれているはずだ」

〇女の子の一人部屋
あたし「ん・・・・・・？」
あたし「消えれてない　なぜ・・・？」
母「それはね　 単為生殖でできた子だからよ」
あたし「どういうこと?!」
あたし「ってか 勝手に部屋入るな」
母「やらず懐胎。 イエスとおんなじ」
あたし「ア・・・ウソ・・・」
あたし「どうすれば・・・・・・」
母「意味は自分で考えることね」
母「お母さん、ほんとになんも考えてなかったの だけどできてた ずっと黙ってたんだけどね」
あたし「そんな・・・」
　　全妊婦の10%ほどは
　　受精対象者を特定できない。
あたし「どこまで遡れば いいんだ・・・??」
あたし「始原一般・・・??」
あたし「終わりも始まりもない意識がある」
あたし「不思議だ」