私の守護霊

セーイチ

狐の盟約(脚本)

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〇屋敷の寝室
玉藻「饅頭じゃ!早う小木野屋の饅頭を用意せい!」
護人「そ、そうおっしゃられましても・・・」
愛絆美「・・・」
愛絆美「小木野屋さんって、確か少し前に取り壊しをしてたような・・・」
玉藻「んなんじゃとぉー!」
玉藻「バカな!村で一番の甘味処だったではないか!」
愛絆美「確か、ご主人が高齢で引退したって」
玉藻「・・・」
玉藻「もう嫌じゃ・・・生きる希望が無くなった・・・」
護人「た、玉藻様」
玉藻「もう何もしたくない・・・起きる事も・・・喋る事もしたくない・・・」
愛絆美「えぇ!」
玉藻「すまんな童・・・ワシは再び眠りにつく・・・」
愛絆美「そんな・・・」
舞「明日には帰らないといけないのにぃ~」
愛絆美「うぅ~ん・・・」
愛絆美「あっ!そうだ!」
愛絆美「お婆ちゃんに持ってきたマリトッツォ!」
愛絆美「少し多めに買ってきたから、残ってるかも!」
玉藻「・・・」
玉藻「何じゃ、まりとぅつおとは?」
愛絆美「えっと、お婆ちゃんが食べた事ないからってお土産に持ってきたんです」
愛絆美「それでも良ければ・・・」
玉藻「ほほぅ」
  玉藻様の眼がキラリと輝いた気がした
玉藻「それはどの様な甘味かの?」
舞「えっと、パンで沢山の生クリームを挟んだモノ、かな?」
玉藻「ナニィ!」
愛絆美「!?」
玉藻「なまくりーむ!そんな貴重な物を土産に持ってきたと言うのか!」
舞「は、はぁ・・・」
玉藻「うーむ、まさか護人の宿主がそこまで富豪に成り果てるとは」
愛絆美「いえ、富豪と言う事は無いんですけど・・・」
玉藻「しかし、なまくりーむなど一般庶民に手の出せる甘味ではなかろう?」
舞「・・・」
愛絆美「・・・」
玉藻「・・・」
玉藻「・・・おい、護人」
護人「は、はい」
玉藻「ワシはどれほど眠ておった?」
護人「えっと・・・100年ほどかと」
玉藻「・・・」
玉藻「護人よ・・・」
玉藻「キサマはワシを100年も放置していたと言う事か?」
護人「!?」
護人「け、決して放置していた訳ではございません!」
護人「玉藻様が床に就く前、不測の事態以外は起こすなと・・・」
玉藻「100年も経っておる事が不測の事態じゃろうがぁ!!」
護人「ぐぉおおお!」
愛絆美「護人!」
愛絆美「護人!大丈夫!?」
護人「愛絆美・・・離れていろ・・・」
玉藻「どけ、童」
玉藻「ワシの眷属じゃ、ワシが躾けねばのぅ」
護人「愛絆美、下がれ・・・」
護人「愛絆美!」
玉藻「童よ」
玉藻「ワシの前に立ちはだかる事が、何を意味しているかわかっておるのか?」
玉藻「ワシは人の子に手を上げるつもりは無いが」
玉藻「足もとのアリを気に掛けるほど仏でもないぞ」
舞「愛絆美!」
白虎「にゃ、にゃぁ!」
護人「ぬぅ・・・」
愛絆美「・・・」
愛絆美「護人を・・・虐めないでください」
玉藻「ほう?」
愛絆美「護人を虐めるなら・・・」
愛絆美「マリトッツォはあげません!」
玉藻「なぁにぃ!!」
護人「・・・」
護人「(愛絆美、真那月に他の甘味を買って来て貰う事は出来るか?)」
  護人が小声で私に耳打ちする
  私は無言で頷いた
愛絆美「護人を許してくれるなら、他にもスイーツを用意します」
玉藻「!!」
愛絆美「プレミアムロールでもフルーツタルトでもティラミスでも何でも!」
玉藻「・・・」
玉藻「ふっ」
玉藻「・・・相変わらずよな」
愛絆美「え?」
玉藻「良かろう」
玉藻「キサマの宿主、愛絆美とやらの献身に免じて今回の件は不問と致す」
護人「あ、ありがとうございます」
愛絆美「それじゃ、スグに持ってきます」
玉藻「いや、それには及ばぬ」
玉藻「ワシも久しぶりに村の様子が見たい」
玉藻「共に主の祖母の下へ参ろうぞ」
愛絆美「えぇ!!」
護人「玉藻様・・・それは・・・」
玉藻「何じゃ?」
護人「う・・・」
玉藻「そうと決まれば早速出発じゃ!」
舞「おぉ~何か面白い事になって来た~」
白虎「にゃぁ~」
  玉藻様は意気揚々と扉の外へと歩き出した
愛絆美「護人、私達も行こう」
護人「あぁ・・・」
護人「愛絆美」
愛絆美「ん?」
護人「ありがとう」
愛絆美「どういたしまして」

〇山中の坂道
玉藻「ん~!たまには外の空気を吸うべきじゃな!」
玉藻「一気に目が覚めたわ!」
護人「それは何よりです」
  護人は何時もの姿に戻ったが、まだ緊張は解けていないようだ
玉藻「しかし、なぜに護人は人の姿をしておるのだ?」
玉藻「っというか、姿をかくさんで良いのか?」
護人「え、えぇ、今は守護霊の存在が一般化しまして、隠れる必要がないのです」
玉藻「なるほど、100年も経つとワシらの存在も明るみになったか」
玉藻「とは言え、護人の図体では邪魔になる」
玉藻「そこで人の姿という事か」
護人「・・・まぁ、その様な感じです」
玉藻「では、ゆるゆると歩いて行くこともなかろう」
  玉藻様が指をパチンと鳴らす

〇空
  すると、私達の体が重力を無くしたようにフワフワと浮かび上がった
護人「た、玉藻様!」
玉藻「守護霊が人の知るところであれば、コソコソする事もなかろう」
玉藻「童・・・いや愛絆美、祖母の家は100年前と変わらぬか?」
愛絆美「は、はい、実家は昔から変わってません」
玉藻「ふむ、ならばアチラだな」
  玉藻様が実家の方角を向いた瞬間、視界が一瞬だけ暗転する

〇村の眺望
  気付いた時には、実家の上空に居た
舞「何々!?今の何!?瞬間移動!?」
玉藻「瞬間という程ではない、飛んで来ただけじゃ」
舞「はぁ・・・」
  再び玉藻様が指を鳴らすと、私達は実家の庭先に着地した

〇広い玄関
護人「た、玉藻様、あまり目立つことは・・・」
玉藻「何じゃ?守護霊の存在が明るみになったのであれば、問題なかろう」
護人「守護霊が一般化した今でも、玉藻様の力は規格外なのです」
護人「目立てば面倒事に巻き込まれるやも・・・」
玉藻「ワシが面倒事に巻き込まれて困るとでも?」
護人「う・・・」
玉藻「眠り過ぎて体がなまっておる所じゃ、むしろ面倒事の方から来て欲しいわい」
舞「面倒事が起きれば、スイーツが食べられなくなるかもだよ」
玉藻「な、何じゃと!?」
舞「力の強すぎる守護霊は封印されちゃって、表に出られない場合があるの」
舞「そうなったら、外に出る事も出来ないしお供え物も貰えないよ?」
玉藻「ふん、結界などワシには利かん」
玉藻「やれるものならやってみれば・・・」
護人「玉藻様、確か殺生石になった後に封印されてたのでは・・・」
玉藻「余計な事を言うでないわ」
愛絆美「(ジロッ)」
玉藻「い、今のはイジメではないぞ?躾じゃ躾」
お婆ちゃん「何だい、騒がしいね~」
愛絆美「あ、お婆ちゃん」
お婆ちゃん「ん?お客さんかの?」
玉藻「おお、愛絆美の祖母か」
お婆ちゃん「はい、どちらさんで?」
玉藻「ワシは玉藻、土地神じゃ」
玉藻「すいーつを食べに来たぞ」
お婆ちゃん「はぁ・・・玉藻さんで・・・」
お婆ちゃん「・・・」
お婆ちゃん「と、土地神様ぁ!?」
護人「危ない!」
  ひっくり返りそうになったお婆ちゃんを、護人が慌てて支える
玉藻「では挨拶も済んだところで、早速いただくとするかのぉ」

〇実家の居間
玉藻「はぁ~食った食った!すべて美味かった!ワシは満足じゃ!」
  出されたスイーツを完食した玉藻様は、幸せそうにお腹をさすった
玉藻「愛絆美の祖母よ、オヌシの手作りおはぎ美味であったぞ」
お婆ちゃん「それはそれは何よりです」
  結局、真那月お兄ちゃんが買ってきたスイーツだけでは足らず、お婆ちゃんが和菓子を作ってくれた
真那月「そ、それで玉藻様、お話を聞かせて頂けるとか・・・」
  真那月お兄ちゃんが前のめりになる
  村の土地神様に話を聞けると知り、学者魂に火が付いたようだ
玉藻「ふむ、約束じゃからな」
玉藻「で、何の話をすれば良いんじゃったかな?」
愛絆美「えっと、戦国時代の・・・」
舞「それよりもさ、玉藻様自身の事をもっと聞きたいな!」
愛絆美「ま、舞?」
舞「だって、せっかく長年土地神をしてる玉藻様の話を聞けるんだもん」
舞「時代を限定する事なくない?」
愛絆美「・・・それもそうか」
玉藻「ふむ、ワシの事か・・・」
玉藻「どこから話そうかのう」
愛絆美「玉藻様はずっと村の土地神様だったんですか?」
玉藻「そうとも言えるが、そうでないとも言えるな」
舞「どゆこと?」
玉藻「昔からこの土地に集落は有ったが、村と呼べる規模になったのはワシが憑いてからじゃからな」
愛絆美「玉藻様は、なぜこの土地に?」
玉藻「・・・オヌシらは、九尾の狐を知っておるか?」
真那月「えっと・・・中国でその時代の王妃に化け、国や民を文字通り食い物にした伝説の妖怪の事ですか?」
愛絆美「確か、日本でも最強クラスの邪悪な妖怪だって・・・」
玉藻「それがワシじゃよ」
真那月「!?」
愛絆美「!!?」
舞「!!!?」
護人「・・・」
玉藻「怯えるでない、もう人を喰おうなどとは思わん」
玉藻「とは言え、確かに以前のワシは人を喰った、本能のままに殺し、むさぼったことも事実」
玉藻「別に、それが間違っていたとは思っておらん」
玉藻「何より、それがワシの存在意義だったからのぅ」
愛絆美「そ、それじゃ、なぜ土地神に?」
玉藻「・・・」

〇炎
玉藻「ワシは人にとって巨悪な存在」
玉藻「人は常にワシを討ち取ろうと躍起になっておった」
玉藻「そしてアノ日、ついに追い詰められたワシは殺生石という毒を吐き出す石に変化した」
玉藻「その毒で近付く者を殺し、糧とする為にな」
玉藻「しかし、とある僧に破壊された」

〇山中の坂道
玉藻「そして殺生石はバラバラの破片になり、各地に飛散」
玉藻「各々の土地で封印されたのだ」
舞「そっか、さっき護人君が言ってた封印ってその時の・・・」
玉藻「ふむ、じゃがワシの破片は小さくてな」
玉藻「人里から離れていた事もあり、人も油断したのじゃろう」
玉藻「簡易な封印でな、その時のワシでも数年で解除できた」

〇山中の坂道
玉藻「ワシは子狐の姿になり近隣の集落へ向かった、復活の糧を得る為に」
玉藻「じゃが妖力も尽きる寸前」
玉藻「集落へ向かう途中の森で、ワシは動けなくなった」
玉藻「そのまま果てるかと思われたワシの前に、一人の童が現れたのじゃ」
玉藻「童は手にしていた芋をワシに差し出した」
玉藻「その日だけではない、それから夕刻になると必ず童はワシに芋を届けに来た」
玉藻「やがて妖力も回復し、動けるようになったワシは人でも喰らおうかと考えた」
玉藻「それが当然と思っていたからな」
玉藻「次に童が来たら喰ってやろうと」
愛絆美「・・・」
玉藻「じゃが童は来んかった」
玉藻「別にそれならそれでも良い」
玉藻「ワシ自ら集落へ赴くだけじゃ」

〇寂れた村
玉藻「そして童が居るであろう集落にたどり着いた時」

〇寂れた村
玉藻「集落は燃えていた」
玉藻「そしてワシの目の前で、童に刃を向ける者が居た」
玉藻「その後の事は良く覚えておらん」
玉藻「気付いたら、ワシは武装された人間を皆殺しにしていた」

〇寂れた村
玉藻「童や集落の者共は、ワシに頭を垂れておったよ」
玉藻「感謝の言葉を繰り返しながらな」
玉藻「不思議な感覚じゃった」
玉藻「なぜじゃろうな・・・」
玉藻「その時のワシは、ひれ伏す童達も打ち捨てられた死体も喰らう気にならんかった」
玉藻「そして童は言った」
玉藻「「どうかコレからも集落を護って欲しい」と」
玉藻「ならワシが欲しい時に芋を差し出せ」
玉藻「そうしたら、童が居る間だけ護ってやる・・・とな」
玉藻「それからワシは集落に住み着き、童と集落を護る様になった」
玉藻「童が集落から居なくなるまで」
玉藻「そして集落には人が集まり、村と呼ばれるようになった」

〇実家の居間
玉藻「村を護るのは童が居る時まで・・・そう、思っていたんじゃがな」
愛絆美「でも、玉藻様は今でも村を護ってる・・・」
玉藻「うむ、それは・・・」
玉藻「ん?」
  突然、玉藻様と護人が立ち上がった
護人「玉藻様・・・」
玉藻「護人はココに居れ、ワシ一人で充分じゃ」
愛絆美「え?なんの事?」
玉藻「ふっ」
玉藻「今日、愛絆美がワシに会いに来たのは、偶然ではないのかもな」
愛絆美「えっ?えっ?」
玉藻「心配はいらん」
玉藻「童との盟約は、まだ続いておる」

〇空
玉藻「これも護人が言ったように守護霊が認知された影響かのぅ」
玉藻「こうしてみると、ずいぶんと霊層が歪んでおるな」
玉藻「ワシの結界も、慣れぬ霊気に触れたせいか安定しておらん」
玉藻「まったく、霊の「こくさいか」なんぞ必要なかろう・・・」
玉藻「それで、貴様等はこの村に何ぞ用かの?」
・・・「・・・」
玉藻「ワシの妖気にあてられたか?」
玉藻「いや、そういう訳でもなさそうじゃな」
・・・「・・・」
玉藻「用がなくばとっとと居ね」
・・・「・・・」
・・・「グォオオオオオオ!!!」
玉藻「痴れ者が」
玉藻「人に連れてこられたのか、勝手に来たのかは知らんがな」
玉藻「この地で邪気を放って、常世に存在できるとは思わぬ事だ」
・・・「ガァアアアアアア!!!」
玉藻「ふん」
・・・「ギャァガァアアアアア!!!」
玉藻「・・・他愛ない」
玉藻「腹ごなしにもならんな」

〇実家の居間
玉藻「すまんな、待たせた」
愛絆美「い、いえ、大丈夫です」
舞「何か凶暴な動物霊が出たってホント~?」
玉藻「ん?」
護人「・・・」
玉藻「あぁ、偶に出るんじゃ」
玉藻「放っておいても構わんのだが、放置するとどこぞでイタズラでもしかねんからな」
玉藻「穏便に追い払ったゆえ心配はいらん」
舞「おお~土地神様っぽい!」
玉藻「はっはっは!面白い童じゃな!」
舞「童じゃなくて舞だってば」
玉藻「そうかそうか、すまんすまん」
愛絆美「そ、それで、お話の続きなんですけど」
玉藻「ああ、そうじゃったな・・・」
玉藻「次は何を話そうかのぉ・・・」

〇黒

〇広い玄関
愛絆美「それじゃあ帰るね」
お婆ちゃん「ああ、また何時でもおいで」
真那月「プレコンがんばれよ」
舞「玉藻様もまたね」
愛絆美「お話ありがとうございました」
玉藻「うむ、ワシの言った事は覚えておるな?」
愛絆美「はい、玉藻様の事はあくまでも伝承として発表します」
愛絆美「その上で、地元が奇跡的な理由で戦火から逃れられていたと発表します」
舞「玉藻様のお昼寝を邪魔されないようにするね」
玉藻「ああ、頼んだぞ」
愛絆美「はい、約束します」
舞「まっかせて!」
白虎「にゃ~」
玉藻「・・・」
玉藻「護人、わかっておるな?」
玉藻「ワシは村を離れられん」
護人「は、愛絆美と家族は俺が護ります」
玉藻「舞も白虎もじゃ」
護人「はっ必ず」
玉藻「うむ、ワシの盟約にも関わる事だ」
玉藻「しっかりと務めを果たせよ」
護人「お任せ下さい」

〇黒

〇古民家の居間
・・・「狐様・・・」
・・・「私は・・・もう長くない・・・」
玉藻「・・・」
・・・「私があの世に旅立った後でも・・・村を護って下さいますか?」
玉藻「それはない、盟約は童がこの村に居る間だけ」
玉藻「人は死ねば存在しているとは言わぬだろう?」
・・・「・・・いいえ、私が死んでも存在はしています」
・・・「・・・私の血が、娘達の中に・・・」
・・・「娘の子にも、次の子にも・・・」
玉藻「それでは何時まで経っても盟約は終わらんではないか」
・・・「ふふふ、そうですね」
玉藻「人はしたたかよな」
・・・「私も、狐様を縛るつもりはありません・・・」
・・・「宜しければ・・・狐様の思い出の中に私が生きている間だけでも、村に居て下さいませんか?」
玉藻「・・・ワシが覚えている間だけで良いのか?」
・・・「はい・・・」
玉藻「・・・」
玉藻「・・・良いだろう」
玉藻「ワシが童を忘れるまでは村を護ってやろう」
・・・「ありがとう・・・ございます・・・狐様・・・」
玉藻「・・・」
玉藻「狐ではない」
・・・「・・・え?」
玉藻「ワシは玉藻じゃ」
・・・「玉藻様・・・」
・・・「・・・それならば、私も童ではございません」
・・・「私の名は・・・」

〇黒

〇屋敷の寝室
玉藻「まったく」
玉藻「なかなか忘れられぬモノよな」
玉藻「なあ、ななみよ」
玉藻「・・・」
玉藻「さて、これからは少々忙しくなるやもしれんな」
玉藻「だが安心しろ」
玉藻「この村は・・・」
玉藻「ななみの子孫たちには指一本触れさせん」
玉藻「何が来ようとも・・・な」

コメント

  • とってもステキな玉藻編ですね。最強ロリババアこと玉藻様のキャラクターの魅力と、情緒豊かでノスタルジックなストーリーが心地よく両立していて心打たれました。

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