Secret to me

satuki

エピソード1(脚本)

Secret to me

satuki

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〇英国風の図書館
  誰もが心に持っている秘密

〇朝日
  恋人の秘密

〇シックなリビング
  家族の秘密

〇英国風の図書館
  人は常に沢山の秘密がある
  この物語は己の秘密またもSecretに向き合い本当の幸せを掴む物語
  グループSecret内の図書館
皐月「先輩〜探しましたよ〜」
如月「皐月かすまない。時間を忘れていた」
皐月「いつものことなので気にしていないですよ」
皐月「先輩今日でしたよね本当に此処を出るのですか?」
如月「決めたはやり遂げる。これが俺のモットーだ皐月」

〇中世の街並み
  如月と皐月は人の秘密、Secretの毒素を浄化する″グループSecret″の組織メンバーだ
  二人は数年前からのツーマンセルのコンビを組むと瞬く間に多くのSecret解決へ導いた
  名コンビだった

〇中世の街並み
皐月「先輩とこうやって歩くのも今日で最後か〜寂しくなりますね・・・」
如月「本当だな、良いコンビだったと思うぞ俺は」
皐月「本当ですか!嬉しいです!先輩!」
皐月「先輩!僕はまだ自身のSecretと向き合っていません」
皐月「だから、僕のSecretがしっかり掴めるまで先輩も教職頑張ってくださいね?」
如月「分かっているさ、皐月」
  如月は自身のSecretと向き合うことができた
  それは、このグループSecretを脱退する必要があった
  Secretの毒素を浄化出来るものは同じ毒素を持っている者のみ
  如月は数日前、毒素を払った

〇教室
  数年前の如月は小学校の教師だった
如月「じゃあ、この問題を浮島」
浮島「・・・」
如月「どうした?浮島」
  如月はこの時はまだ新人教師生徒と向い合うにはまだ未熟だった
紅「先生〜この問題俺分かるよ〜」
如月「じゃあ、紅この問題を解いて貰おうか」
浮島「・・・・・・!」
浮島「この問題分かっていたのに・・・」
  子どもは繊細でそして儚い
  この些細な出来事に如月のSecretが生まれてしまった

〇シックなリビング
  数日後
  浮島家
浮島の母「どうしてくれのかしら?ウチの息子を不登校にさせるなんて!」
  あの出来事から浮島は学校の不登校になってしまった
如月「私の口からはなんとも・・・浮島くんとはしっかりと向き合っていると考えていました」
  如月は浮島のことを知れなかった
浮島の母「そんなことは聞いていないの!アンタ教師でしょ!」
  浮島の家族関係によって如月は心身共に疲労した
  自分の力量不足で生徒の未来を奪ったことに強く後悔をした
  如月は教師だったことをSecretにした

〇中世の街並み
  現在
皐月「でも、先輩はこの数年でSecretを毒素の浄化を可能にした・・・改めて凄いです!」
如月「そんな大層なものではないぞ?」
如月「お前がいたから俺のSecretの毒素が消えたんだ」
皐月「照れるじゃないですか〜」
  如月と皐月はSecretを解決する度に如月自身もしっかりとSecretと向き合う機会を与えてくれた

〇高級マンションの一室
  過去、あるSecretの依頼
  Secretを解消のためには依頼者と心を知る必要がある
  同じSecretを持っている者同士大事な時間なのだ
如月「では、貴方のSecretを見させていただきます」
依頼者「はい。お願いします」
皐月「大丈夫です!貴方のSecretは必ず解消させていただきます!」
如月「皐月行くぞ」
皐月「はい!先輩!」
  Secret to me

〇沖合(穴あり)
  依頼者の心の中
皐月「うひゃ〜今回の依頼者もSecret深い!」
如月「はしゃぐな・・・早く終わらせるぞ皐月」
皐月「アイアイサー!」
皐月「早速発見!」
Secretの毒素「ドウシテ!アイシテクレナイノ・・・」
皐月「ひぃ〜コワイ、コワイ早く片付けるぞ〜」
  グループSecretは依頼者の心の中に入ることによって具現化した毒素を浄化する作業が可能になる
皐月「僕の銃裁きに驚かないでね〜」
  バン!バン!
Secretの毒素「モット、アイシテホシカッタ・・・」
如月「今日も調子が良いな皐月」
皐月「僕の手に掛かれば楽勝です!」
  グループSecretは依頼者の心の中を浄化するためにある特殊な能力がある
  それは、同じ毒素のSecretを持ち、理解がある者に与えられた能力
皐月「僕の″アビリティSecretは小さな毒素になら簡単に浄化できるんだからね!」
  皐月のアビリティSecretは小さな浄化、些細なSecretに悩む人の浄化にもってこいの能力だ
Secretの毒素「モット、ミテヨ!!」
皐月「あちゃーまだ数がいますね〜先輩後ろはお願いします!」
如月「分かった、他は頼むぞ」

〇海辺
如月「コアSecretの気配はここのばすだが」
コアSecret「こんにちは〜♡」
  ドギャン!!
如月「お前がコアSecretだな!依頼者のためにも浄化させるぞ」
コアSecret「ナンデ?私はあの人のためにオシャレとか頑張ったのよ?」
コアSecret「なのにあの人は浮気をして・・・」
コアSecret「私の事を置いて行った!」
如月「お前の気持ちは痛いほど伝わる」
如月「同じSecretを持っているのだからな」
如月「けど、これ以上コアSecretが潜むと依頼者の身体や精神が危険なんだ」
如月「だから、浄化する義務が俺にはある!」

〇中世の街並み
  現在
皐月「あの浮気のSecretに悩んでいた人は大変でしたよね〜」
如月「あれは女性の恋愛感情が複雑なSecretだったからな」
皐月「・・・」
  普段おしゃべりな皐月は静かになった。
  そして、如月に向き合い深々とお辞儀をする
皐月「先輩、数年でしたがお疲れ様でした」
如月「皐月・・・」
  皐月の行動に如月も答えるように優しく微笑む
如月「ありがとう、皐月お前と出会えて本当に良かった。何かあったら迷わず俺の元へ来い」
皐月「先輩!!相変わらず優しいです!もちろん毎週会いますからね!」
  如月は再び教職へ
  皐月は自分ののSecretを掴むために別の道を歩く

コメント

  • 人間の内なる毒に立ち向かう仕事は、本当に大変だと思いました。
    誰しも秘密を持っていて、封印されたそれは、たいていは闇深いと思うんですよ。

  • 面白い発想の活動ですね。体調不良など結局は精神の疲れからくる場合が多いと思うし、自分が気づかないうちに抱え込んでることをこうして誰かが浄化してくれたらいいですね!

  • 誰もがある心の秘密、きっとそれはドロドロしていますよね。誰にも見せられない、知られたくない(笑)色々な方の秘密をのぞいてみたくなるのは人間の性でしょうか。

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