The Justice Twins

どんぐり

ゴールデンウィーク旅行(その5)(脚本)

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〇ホテルの部屋
江川和樹「今日で旅行は最終日だね」
江川和美「そうね。しかも今日は私たちの誕生日だから、今夜のことも考えないとね」
江川和樹「そうだね。そろそろ行こうか!」

〇ホテルの受付
  朝食後に身支度を済ませた一行は、受付でチェックアウトすることにした。
受付「この度はありがとうございました」
江川勝「荷物は駅前のロッカーに預けよう」
江川るり子「忘れ物はないわね?」
江川和樹「もちろんだよ」
江川和美「学校の宿題もちゃんと終わらせたし、大丈夫よ」
江川るり子「今夜はお家でパーティーするから、お昼ご飯食べたら、ごちそうの用意もしましょうね」
江川勝「プレゼントは、家に帰ってからのお楽しみだよ」
江川和樹「そうだね!」
江川和美「今日のプラネタリウムと買い物も楽しみね!」

〇ショッピングモールの一階
江川勝「プラネタリウムは10時からだろ?」
江川るり子「昼食はショッピングセンターのレストランに行くわよ」
江川和美「昼食後の買い物も楽しみね!」
江川和樹「そうだね」
  一行は、プラネタリウムへと向かった。

〇ショッピングモールのフードコート
  プラネタリウムを楽しんだ一行は、ランチを摂ることにした。
江川和樹「いいプラネタリウム番組だったね」
江川和美「そうね。星の世界って本当にロマンチックね」
江川るり子「そうよね」
江川勝「さて、今夜はうちでパーティーだけど、準備は大丈夫かい?」
江川和樹「もちろんだよ」
  その後、面々はショッピングモールに立ち寄ることにした。

〇遊園地
  夕方になった。
江川和樹「いい旅行になったね」
江川和美「お土産も買って正解だったわ!」
江川るり子「学校に持っていくんでしょう?」
「正解!」
江川勝「みんなでシェアできるね」
  一行は、家に向かった。

〇シックなリビング
  帰宅した一同は、休息をとり、夕食に備えることにした。
江川勝「じゃあ、そろそろごちそうの準備でも始めるかな」
江川和美「部屋に行って、明日の準備もしないとね」
江川和樹「そうだね。明日から学校だしね」
江川勝「その間に、プレゼントとかも用意しとくからね」
江川るり子「ごちそう、楽しみにしててね!」

〇シックなリビング
江川るり子「それじゃ、始めるわよ!」
江川勝「おいでー!」
「はーい!」
江川るり子「じゃ、改めて、」
「誕生日おめでとう、二人とも!」
「お父さん、お母さん、ありがとう!」
「ケーキやごちそうまであるし、プレゼントもあるよ」
江川和樹「うれしいよ!」
江川和美「ありがとう!」
江川るり子「これは私たちからよ」
江川和樹「スマートウォッチじゃないか!」
江川和美「しかも二個あるわ!」
江川るり子「いつもの生活に役立ててほしいから、実用的なものにしたのよ」
江川勝「使い勝手のいい最新型だよ。活用してほしいね」
「ありがとう!」
  ごちそうとケーキに舌鼓を打った江川兄妹。
江川和樹「最高の旅行や誕生日になったよ!」
江川和美「いつもありがとう!それからこれは私たちからよ!」
江川勝「ペンダントじゃないか!」
江川るり子「いったい、どうしたの?」
江川和美「ゲームセンターで手に入れたの!」
江川和樹「僕らからの感謝の気持ちさ!」
江川るり子「ありがとうね、二人とも。私は、あなたたちに会えたあの日、今でも覚えてるわ」

〇病院の待合室
  回想。
江川勝(若かりし頃)(るり子の出産の件を聞いて飛んできたが、大丈夫だろうか....?)
江川智雄「心配するなよ。お前のかみさんにとっちゃ、初めてなんだろう?」
江川勝(若かりし頃)「そうだよ、兄さん」
江川智雄「安心しなよ。俺はお前の兄貴だし、今日は執筆活動をしつつも安産祈願してたんだよ」
江川勝(若かりし頃)「兄さんはもともと作家だもんな」
医師「江川さんですね?現在、奥様は安定しているのですが、いつ陣痛がスタートしてもおかしくありませんよ」
江川勝(若かりし頃)「そうですね」

〇病院の廊下
江川勝(若かりし頃)「ここがるり子のいる部屋だ。大丈夫だろうか....」
江川智雄「心配だよな」
女医「産まれましたよ!」
「本当ですか!?」

〇集中治療室
ベテランの医師「よく頑張りましたね。元気な双子の男の子と女の子ですよ」
江川るり子(若かりし頃)「はい....」
看護師「よく頑張りましたね」

〇シックなリビング
江川勝「あの時は、僕の兄さんも駆け付けたんだよ」
江川るり子「作家さんでしょう?結構有名なのは知ってるわ」
江川和樹「へぇ、そんな逸話があったんだ」
江川和美「驚いちゃった!」
江川勝「こうして立派に育ってくれてうれしいよ」
江川るり子「しかもちゃんとした子に育ってくれて、うれしいわ」
江川和樹「僕ら、お父さんとお母さんの子供でよかったよ!」
江川和美「私もよ!」
  この日は、彼らにとって最高の誕生日になった。

〇部屋の前
  その夜。
江川和美「素敵な誕生日と旅行になったわね」
江川和樹「いろんな事件があったけど、無事解決できてよかったね」

〇綺麗な一戸建て
  二人はベランダの外に出た。
「和樹さん、和美さん」
江川和美「女神様ね!」
江川和樹「そうだね」
女神「お久しぶりですね。誕生日おめでとうございます」
「ありがとうございます」
女神「お二人は日に日に腕を磨いてらっしゃいますね。勉強は順調ですか?」
江川和美「はい。定期試験もあるので頑張ります」
江川和樹「勉強も順調です」
女神「それはよかったですね。私たちとの約束もちゃんと守れてて偉いです」
天使「誕生日を迎えたあなた方に、とっておきのものを差し上げます」
江川和樹「これは、何でしょうか?」
天使「スペシャルブレスレットです。もし事件の犯人やダークカンパニーの面々と戦うとき、このブレスレットを使ってください」
天使「このブレスレットには特殊な力が入ってます。ここぞというときに使ってくださいね」
江川和美「わかりました。そうしますね」
江川和樹「ありがとうございます!」
天使「この調子で、勉強もジャスティスツインズの活躍に磨きをかけてくださいね」
「わかりました!」
天使「それから、あなた方のスマートウォッチにも、パワーアップ機能を追加しておきますので、もしもの時に使ってくださいね」
女神「またお会いしましょうね」
「おやすみなさい」
  誕生日を迎え、女神さまたちからプレゼントをもらった二人。これからもこの調子で精進してほしい!
  次回へ続く!

次のエピソード:ゴールデンウィーク明けの事件

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