氷結バトル42

山縣将棋

エピソード6(脚本)

氷結バトル42

山縣将棋

今すぐ読む

氷結バトル42
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇白
茨木「よいしょ!よいしょ!っと」
栃木「なぁ茨城?掘りすぎじゃないか?」
茨木「後もう少しだけ!トリャ!」
茨木「へっ?」
茨木「うわっ!眩しい!」
栃木「おい!何だよここ!」

〇塔のある都市外観
茨木「えっ?」
兵庫「ようこそ!地底世界兵庫へ!茨木さんと栃木さんですね!モニターで全て観ていましたよ!貴方達で3人目です!」
茨木「地底世界兵庫!?3人目?」
栃木「地底世界兵庫!?そんな所があるのかよ!」
兵庫「関西と一括りにされるのが嫌で建設しました初めて来る所で戸惑ってますよね?案内しますよ!どこか行きたい場所はありますか?」
茨木「そうだな・・何か湖みたいな場所あります?」
兵庫「ありますよ!こっちです!」

〇海辺
兵庫「はい!到着しましたよ!」
栃木「ハァ、何か心が癒されるなぁ」
茨木「そうだな・・・・・・」
栃木「上の世界は今どうなってるのかな?」
兵庫「実は・・・・・・・・・・・・」
茨木「大丈夫だよ!何となく想像できるから・・・」
兵庫「・・・すいません」
栃木「・・・・・・・・なるほど。僕たちは生き残ったんだね」
茨木「・・・・・・そうだな」
栃木「・・・しかし、何でこの場所に来たんだ?」
茨木「栃木よ俺達って何か大切なもの忘れてないか?」
栃木「えっ?・・もしかして、人とむやみに争ってはいけないとか?そういう事か?」
茨木「・・・・・・・・・・・・違うな」
栃木「じゃあ何だよ!教えてくれよ!」
茨木「あそこ、見えるか?」
栃木「んっ?」

〇海辺

〇海辺
栃木「ん?どこ?」
茨木「もっと近づいて見たらよくわかるよ」
  言われた場所に近づく栃木
栃木「こ、これは!」


〇海辺
茨木「そう、スケ○ヨだ!」
栃木「えっ?あれって富山じゃないの?穴掘ってる最中に、流された〜って聞こえたけど?」
茨木「本当に大事なのは、伝統だ!そしてそれを、引き継ぎ守っていく事だ!分かったか栃木!」
栃木「だからあれは流されて来た富山でしょ?そもそも何の伝統よ?スケ○ヨ?足?足の事?!!」
兵庫「伝統を守っていく、立派な事でもあり、難しい事でもありますね」
茨木「栃木よ!そういう事だ!」
栃木「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
茨木「どうしたんだ?栃木?」
栃木「いや、言おうかどうか迷ったんだけど、どうしようかなと思って・・・」
茨木「何だよ、言ってくれよ、俺とお前の仲だろ」
栃木「じゃあ言うけど・・・茨木ってさ木じゃなくて城だろ?これで『茨城』だろ?漢字間違ってるよ」
兵庫「あっ!本当ですね!ヤバっ!」
栃木「いやぁ本当に、伝えれて良かったわ!伝統がどうこう以前に自分の名前を引き継げてなかったし、守れてないなぁ〜と思ってさw」
兵庫「茨城に住んでいる皆様の影が本当に薄くなる所でしたね!栃木さんナイスプレーです!」
栃木「いやぁ照れるなぁ〜」
兵庫「私も茨木って思ってましたよ。気づかなかった!」
栃木「実に面白い!」
兵庫「ガリ○オかよ!冒頭からの伏線回収お見事!」
栃木「大事なのは語り継ぐ事だ!w」
兵庫「アハハ!や、やめてお腹ちぎれそう!w」
栃木「分かったか!栃木!w」
兵庫「ププッ!もう、夢に出て来そう!w」
栃木「ん?どうした?茨城?」
茨木「・・・・・・・・・・・・・・・・・・だ」
兵庫「えっ?何ておっしゃったんですか?」
茨木「・・・・・・・・・・・んだ」
栃木「ごめん、ごめん!怒るなよ、茨城!」
茨木「決戦だぁぁぁぁ!」
茨木「全てぶっ壊してやるよ!」
兵庫「マズいですよ!茨城さん凄い怒ってます!」
栃木「上等だよ!かかってこいよ!ゴルァどちらが上か決めてやんよ!」
「うおぉぉぉぉぉお!」
兵庫「キャァァァァ争わないでぇぇ!」
  こうして茨城、栃木の乱が地底世界兵庫で始まった。しかし、その理由は凍りつく程くだらないものである事は、当事者以外知らない
「オラァァァァァァァァァァ!」

〇黒

  ※各県に対するイメージは作者の偏見です。
  気分を害されたら申し訳ありません。

コメント

  • 全6話の完結、お疲れ様でした。
    このカオスな世界の着地点がどうなるか気になっていたのですが、まさかの超展開!そして、茨城・栃木の北関東ヤンキー対決にw 全く浮かばれない県も多々ありましたが、そんな県に同情しながら笑わせてもらいました!

ページTOPへ