episode 3 悪夢(脚本)
〇児童養護施設
ひったくり犯「邪魔だ!どけぇ!!」
フレア「・・・」
男がレナーナの方に突っ込もうとした時、フレアが前に出て男を流れるように受け流し男を転ばした。
ひったくり犯「痛てぇ」
フレア「ダメだよ。お兄さん。人のものとっちゃ」
そう言ってフレアは男が手に持ってた鞄を拾い上げ、持ち主の方に投げた。
フレア「ほれ」
村人C「あ、ありがとうございます」
ひったくり犯「ちっ・・・覚えとけよ!」
そう言って男は2人から去っていった。
ルナーナ「・・・すごいね。フレア」
フレア「そうか?まぁぶつかりそうだったからそれなりの対応をしたまでだよ」
ルナーナ「・・・結構、冷酷な対応だね」
フレア「んー厳しいですなぁ」
ルナーナ「・・・」
〇黒
「ふざけるなぁ!!」
〇テクスチャ
男A「お前は生きてる価値はねぇんだよ」
男B「さっさと消えてくれよ」
女A「近づかないでくれない?」
女B「この国の恥さらし!」
ルナーナ「・・・」
〇黒
「もう・・・やめてよ・・・」
〇児童養護施設
フレア「おい!!ルナーナ!?」
気がつくと夕暮れになっていてルナーナは近くの木陰で座っていた。
ルナーナ「・・・」
フレア「大丈夫か?」
ルナーナ「・・・平気」
フレア「ほんとか?うなされてたみたいだが・・・」
ルナーナ「・・・うん」
フレア「あんまり無茶すんなよ」
ルナーナ「・・・うん、疲れたから横になりたい」
フレア「そうか、それなら近くの宿屋で部屋を借りてくるね」
ルナーナ「・・・ありがとう」
〇広い畳部屋
フレア「とりあえずここ使って、俺は外にいるね」
ルナーナ「・・・うん」
ルナーナ「・・・」
〇黒
「・・・また、思い出した・・・」