少女九相図

アシア

骨相:私の想い(脚本)

少女九相図

アシア

今すぐ読む

少女九相図
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇海岸の岩場
白野秋桜里「・・・ごめんね」

〇海岸の岩場
私「秋桜里・・・」
私「貴方はなんで一人で死んでしまったの?」
私「困ってるなら助けを求めて欲しかった」
私「辛い事があったのなら私にも頼って欲しかった」
私「たとえあの写真が広がったとしても、貴方を1人になんてしない」
私「相手は私だと正々堂々告げて、全てと戦ったのに」
私「いけ好かないクラスメイトだろうと」
私「学校だろうと」
私「社会だろうと」
私「貴方さえ居てくれれば、どんな事でも立ち向かって行けた」
私「・・・海に飛び込む瞬間」
私「貴方は何を思っていたのだろう」
私「何を考えていたのだろう」
私「どうして『ごめんね』と謝ったのだろう」
私「貴方が謝る事なんて何も無かった」
私「・・・分からない」
私「分からない 分からない」
私「もう何も分からない」
私「貴方は何故謝ったの?」
私「何故私を頼ってくれなかったの?」
私「私はただ貴方が生きていてくれれば良かったのに」

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

次のエピソード:水葬:秋桜里

ページTOPへ