エピソード1(脚本)
〇一人部屋
episode 01.
-ひさしのアパートメント-
-朝-
ひさこ(ひさし、おはよう)
ひさし(あぁ・・・おはよう)
ひさこ(ねぇ、昨日のひさし・・・ すごかったね(笑))
ひさし(え?・・・)
ひさし(そう?・・・)
ひさし(あーご無沙汰だったからなぁ・・・)
ひさし(ひさこも・・・よかったよ)
ひさこ(気持ち・・・よかった?)
ひさし(すごく・・・)
ひさこ「私も・・・よかった」
ひさし(うん・・・)
ひさこ(ねぇ・・・)
ひさし(ん?)
ひさこ(ひさしって・・・ 私のこと、どう思ってる?)
ひさし(え?大好きだけど?・・・ どした?)
ひさこ(うん・・・)
ひさこ(ひさしと付き合って、 もう一年になるけど・・・)
ひさし(あー・・・ あと一週間で一年だよなぁ)
ひさこ(覚えてるんだ・・・)
ひさし「初めての彼女だぜ! それくらい覚えてるし・・・」
ひさし「ひさこが去年カレンダー買ってきたら 速攻デカデカと書いてたじゃん。 ・・・これで忘れてたら俺殺されてるわ」
ひさこ「そう・・・一年だよもうすぐ!」
ひさこ「でも・・・一緒に住もうとか、 その・・・」
ひさし「結婚しようって・・・言わない?」
ひさこ(・・・)
ひさこ(ひさしが結婚とかそういうことに あまり興味なさそうなことは わかってるんだけど・・・)
ひさし「・・・」
ひさこ「不安なんだよ、私だって・・・」
ひさこ「大学の同級生から結婚式の案内が来たり、 会社の子が結婚しましたとか、 報告を聞くたびにさ・・・」
ひさこ(私・・・ このままおばさんになっちゃうのかな、 とか考えたらさ・・・)
ひさし「ごめん・・・」
ひさし「俺が仕事だとか言って避けてたし・・・」
ひさこ(仕事は・・・同じ会社だし・・・)
ひさこ「ひさしが開発した 『膝枕』の仕事で忙しいのはわかってる」
ひさこ(でも・・・)
ひさこ「ひさしは優しいし、 会社でも女の子の間で人気あるんだよ、」
ひさこ「優しそうだとか 彼女がいるのかとか・・・」
ひさこ(そんなこと耳にしたら、 私・・・)
ひさこ「あ~!何言ってるんだ私!」
ひさこ「忘れて! 言ったこと全部忘れて!」
ひさこ(・・・うん、 全部、私のわがままだから・・・)
ひさし「・・・ひさこ?」
ひさこ「・・・ん?」
ひさし「・・・あのさ. このタイミングで言うのって、 すごく空気読んでない!って 言われるかもしれないんだけど・・・」
ひさこ「・・・」
ひさし「俺と、 結婚・・・してくれませんか」
ひさこ「・・・ え?!」
ひさし「いや・・・ 今思いついたわけではなくて、」
ひさし「その・・・ 普通ならずっと隠しといてここって時に 申し込むもんなんだろうけど・・・」
ひさし「今話さなかったら ひさこからさよなら言われそうで・・・ そのぉ・・・」
ひさこ「何それw・・・ タイミング最悪w」
ひさし「いや、ほんとにw申し訳ない」
ひさこ「ほんとだよ・・・」
ひさこ「いいよ、 わたしからもお願いします・・・ 結婚してください」
ひさし「・・・」
ひさし「やったー! 今世紀最大の勇気振り絞って 告白した甲斐があったー」
ひさこ(ひさし大袈裟だしw)
ひさし(あ!でも指輪は待って! まだ出来てないから・・・ 一週間だけ待って)
ひさこ(あ・・・そういうことか)
ひさし「うん、そうw」
ひさし「なんせ一年目のその日に プロポーズしようとして 準備してたんだけど もうボロボロだよ・・・」
ひさし「ひさこのせいだからな!」
ひさこ(なんで?w ひさしがもう少し引っ張ってたら よかったんじゃんw)
ひさし「そしたら、ひさこ怒って帰ってるだろ?」
ひさこ「あーそうかもねぇ、 それも考えてなかったわけでもないなぁ・・・」
ひさし「え・・・ マジかぁ・・・」
ひさこ「アハハハひさし焦ってるし そういうところ、ひさしだよね」
ひさし(ええ、ええw)
ひさし「世間知らずの僕に いろいろ教えてくださって ありがとうございますひさこ先生・・・」
ひさし「おかげで大人の男になれました」
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ヒサコの色気が💕分岐型にするの新しいですね‼︎続きが楽しみです。
読ませていただきました。
ヒサコさんがめちゃめちゃセクシーですね。
続きが楽しみです。
すみません。初っ端から爆笑しました(笑)
ひさこがグラマー!最高ー😆