空が、高かったから

草加奈呼

9月2日 空が高かったから(脚本)

空が、高かったから

草加奈呼

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〇住宅街の道
  天気が良かったので、
  少し足をのばして遠出をしてみた。
  ちょうど図書館に行く用事もあったため、
  自転車で図書館に向かった。

〇林道
  数年前にできた遊歩道を行くと近道だ。
  竹林から、ひんやりとした空気が来る。
  もう9月だが、まだセミの声が聞こえる。
  ツクツクボウシと、ミンミンゼミ。
  この声が聞こえると夏の終わりを感じる。

〇中央図書館(看板無し)
  学校の裏手からぐるっと回り込むと──
  図書館にたどり着く。

〇林道
  図書館で用事を済ませて、再び遊歩道。
  この土地は小高い丘になってるから、
  開けた場所に出ると、街が一望できる。
  今日は天気がいいので、空も高い
  まだまだ暑いが、もう秋の空だ。

〇住宅街の道
  ただいま。

コメント

  • 癒されるエッセイですね✨☺️
    ほのぼので、曲もハマってて良かったです✨
    なんだかお散歩に行きたくなるお話でした✨😍

  • ちょっとした日常風景の描写の中に、外気温や日差し、竹林の香りや虫の音といった刺激が溢れ、五感で追体験できますね!エッセイと詩の魅力を合わせたような作品ですね

  • おさんぽだ♪
    こういうのもいいですね(^^

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